「途中からは本気だったんだよ!」by???
夫が当てた試写会をいただき、鑑賞。
『去年の冬、きみと別れ』2018年・日本
監督:瀧本智行
脚本:大石哲也
原作:中村文則
出演:岩田剛典 山本美月 斎藤工 浅見れいな 土村芳 北村一輝
原作未読。
予習として、予告編も観ました。
タイトルからして疑問だらけ。
「きみ」って?誰と誰が別れたの?
「別れ」た後どうしたの?
写真家、木原坂をめぐる事件を取材するライター、耶雲。
木原坂は以前、モデルをしていた女性が焼死した際、
止められたはずなのに放置した疑いがあり、
容疑者として逮捕されたが、結局は無罪となっている。
耶雲には結婚間近の恋人、百合子がいる。
取材に没頭するあまり、百合子と溝ができてくる。
その百合子に木原坂の魔の手が伸びる。
「観た人全員、だまされる」というキャッチコピーにだまされたような・・・。

こんなマスクをもらってしまったので、
あまり書けませんが
(ネタバレあり!鑑賞前の方は
こんなつまらない感想でも読まない方がいいかも!)
さらに反転文字にします。読むにはドラックしてね。
終盤、急に画面に「第三章」の文字。
あれ?第一章とかあったっけ?と疑問が。
(レビューを確認したら第二章もあったらしい)
これが、叙述トリックの原作を映像化することを
実現可能にしたからくりらしい。
2度目の火事の犠牲者が百合子ではない、ということはわかった。
でも1人目の犠牲者、亜希子が耶雲の恋人だったとは・・・。
思い返せば冒頭に点字の手紙を書いている女の人が出ていたな。
と思い出したけど時すでに遅し。
あれは耶雲に出した手紙だったんだ・・・。
ちょっと時系列を整理。
木原坂について周囲の人間に取材したのは
小林のいる出版社に企画を持ち込むずっと前、ということか。
実際の流れ
耶雲と亜希子が付き合う
(クリスマスの写真)
亜希子の事故・耶雲が付きまとうように
亜希子、手紙を残し東京へ
木原坂が亜希子を見つける
朱里が木原坂のために亜希子を拉致
事故で火災発生・亜希子死亡
亜希子死亡を知った耶雲が事件を調査
その過程で朱里と知り合い、関係を持つ
直後、朱里から亜希子死亡の真相を知らされる
耶雲、金沢の海で手紙を焼く→上京(
去年の冬)
百合子と取引・手を組む
小林の出版社へ企画を持ち込み
木原坂の取材開始
木原坂と百合子を引き合わせる
木原坂が百合子に近付く
耶雲が朱里と接触・拉致
百合子が行方不明
木原坂が外出中に火事が発生
女性(百合子に偽装された朱里)が死亡
取材を基にし、真相を記した本を木原坂に送る
「去年の冬、きみと別れ」というタイトルの
続きがわかったときのせつなさ
もう少し感情的に終わらせるやり方もあったと思うけど
静かなエンディングになっていたのは良かった。
概ね満足なのですが、
ラストの百合子が「途中からは本気だった」と叫ぶシーンと
エンディングの音楽が全然合ってなくてちょっと冷めました。
あのセリフ、いるかな?
2回目を早く観たい。
夫が当てた試写会をいただき、鑑賞。
『去年の冬、きみと別れ』2018年・日本
監督:瀧本智行
脚本:大石哲也
原作:中村文則
出演:岩田剛典 山本美月 斎藤工 浅見れいな 土村芳 北村一輝
原作未読。
予習として、予告編も観ました。
タイトルからして疑問だらけ。
「きみ」って?誰と誰が別れたの?
「別れ」た後どうしたの?
写真家、木原坂をめぐる事件を取材するライター、耶雲。
木原坂は以前、モデルをしていた女性が焼死した際、
止められたはずなのに放置した疑いがあり、
容疑者として逮捕されたが、結局は無罪となっている。
耶雲には結婚間近の恋人、百合子がいる。
取材に没頭するあまり、百合子と溝ができてくる。
その百合子に木原坂の魔の手が伸びる。
「観た人全員、だまされる」というキャッチコピーにだまされたような・・・。

こんなマスクをもらってしまったので、
あまり書けませんが

(ネタバレあり!鑑賞前の方は
こんなつまらない感想でも読まない方がいいかも!)
さらに反転文字にします。読むにはドラックしてね。
終盤、急に画面に「第三章」の文字。
あれ?第一章とかあったっけ?と疑問が。
(レビューを確認したら第二章もあったらしい)
これが、叙述トリックの原作を映像化することを
実現可能にしたからくりらしい。
2度目の火事の犠牲者が百合子ではない、ということはわかった。
でも1人目の犠牲者、亜希子が耶雲の恋人だったとは・・・。
思い返せば冒頭に点字の手紙を書いている女の人が出ていたな。
と思い出したけど時すでに遅し。
あれは耶雲に出した手紙だったんだ・・・。
ちょっと時系列を整理。
木原坂について周囲の人間に取材したのは
小林のいる出版社に企画を持ち込むずっと前、ということか。

耶雲と亜希子が付き合う
(クリスマスの写真)
亜希子の事故・耶雲が付きまとうように
亜希子、手紙を残し東京へ
木原坂が亜希子を見つける
朱里が木原坂のために亜希子を拉致
事故で火災発生・亜希子死亡
亜希子死亡を知った耶雲が事件を調査
その過程で朱里と知り合い、関係を持つ
直後、朱里から亜希子死亡の真相を知らされる
耶雲、金沢の海で手紙を焼く→上京(

百合子と取引・手を組む
小林の出版社へ企画を持ち込み
木原坂の取材開始
木原坂と百合子を引き合わせる
木原坂が百合子に近付く
耶雲が朱里と接触・拉致
百合子が行方不明
木原坂が外出中に火事が発生
女性(百合子に偽装された朱里)が死亡
取材を基にし、真相を記した本を木原坂に送る
「去年の冬、きみと別れ」というタイトルの
続きがわかったときのせつなさ

もう少し感情的に終わらせるやり方もあったと思うけど
静かなエンディングになっていたのは良かった。
概ね満足なのですが、
ラストの百合子が「途中からは本気だった」と叫ぶシーンと
エンディングの音楽が全然合ってなくてちょっと冷めました。
あのセリフ、いるかな?
2回目を早く観たい。
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