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「世直し太郎」の政局斜め読み

偏向マスメディア報道の本質を直観力で読み解き、内外の話題を大胆に斬っていきます。とりわけ大中華帝国主義許すまじ!です。

いったい安倍政権はどこを向いて政治をしているのか?

2014年11月06日 | 消費税問題
 消費増税に向けての政治判断が大詰めを迎えていますが、正直申しまして、有識者による点検会議初日に、久々にマスコミの前に出てきたイエール大学浜田名誉教授の言う
「増税にゴーサインが出せるシグナルが出ていない」
の一言に尽きるのではないでしょうか?

 まさにこれは「国内景気」という「気」の世界ですよ。多くの「国民の懐具合」によって国民感情は動きます。とてもではないですが、気持ち良く増税を受け入れる「気」は熟していないと思います。
 (昨日NHKニュースの前年度比でボーナスが3%増えたなどと言う誘導報道には騙されませんね。)

 とにかく消費増税に反対と言うと、すかさず「財政健全化のために予定通り増税しないと今後の日本の社会保障が切迫する」などとまことしやかに言う人がいますが、どれだけ増税しようと現状の公的年金制度等の抜本改正を抜きに社会保障費など減るわけがないのです。

 消費増税分もそのほとんどがいままでの財政赤字の穴埋めに使われるのであり将来のストックに使われるわけでも何でもありません。だから現状の社会保障の制度設計に根本的な間違いがあるのです。やはり同時並行でその協議を具体的な法案として国会でしていない以上、「増税先行」はまかりなりませんね。

 何回でも言いますが、もしも予定通り増税を決定したら、またもや来年度上半期までに、駆け込み需要、先食い経済が少し活性化して、その後の国内景気はおしまいでしょうね。また10年、20年、景気停滞に陥るのはまっぴらごめんです。

 いまはAPECのことで頭がいっぱいでしょうが、いったい安倍政権はどこを向いて政治をしているのか?

有識者の声を聞いたふりするのは止めていただきたい。結論として消費増税反対!となります。

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