Ekrino書簡

頭の整理&ひまつぶしに適当なことを書く

Alchohol 52% FEのアドウェアを始末する

2020年05月12日 | PC
Alchohol 52% Freeはそれなりに有用なソフトではあったのだが、
Smart File Advisorなるアドウェアを仕込んでくる厄介な仕様となっている。

以前のバージョンでは、Smart File Advisorのチェックを外してインストールしないという選択ができたのだが、
あまりにもSmart File Advisorがインストールされなかったからか、強制インストールするようになった。
ならば、とインストール後にSmart File AdvisorをアンインストールするとAlchohol 52%を道連れにするという、
まるで木星帰りの男のような仕様となってしまった。(「ここからいなくなれ!」からの「貴様の心も、一緒に連れて行く」流れ)

しかし、劇場版で替えのヘルメッツがあって事なきをえたように、回避策はある。
その対策としては、①Alchohol 52%のインストール時にwww.filefacts.netとの通信を止めてSmart File Advisorのインストールを阻止するか、
この辺で書かれているように、②Smart File AdvisorがAlchohol 52%を道連れにする際に参照するレジストリを書き換えて、
Smart File Advisorアンインストール時のAlchohol 52%道連れを回避するのが一般的である。

①インストーラーの実行前に、イーサ/Wi-Fiモジュールを無効化するか、hostsで当該のアドレスをlocalhost扱いにする。まぁ無効化が手っ取り早い。
TempにAxSFADownloader.exe仕込んでくるけど即消せばいい。

②次のレジストリをSmart File Advisorアンインストール前に書き換える。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\App Paths\Alcohol.exe
(既定)とPathを、C:\Program Files (x86)\Alcohol Soft\Alcohol 52\alcohol.exe等の「本当にある場所」からどっかに書き換える。

これだけなら、さして目新しい内容ではないのだが、最近のバージョン(少なくとも2.1.0.20601 FE)ではLuminati Net Updaterなるソフトも強制的に仕込んでくる。
これがアドウェアやマルウェアなのかはよくわからないが、PCの起動時にdotNet4.5をインストールしようとして、ルート直下にログを吐く仕様がうざいので、消した。

具体的な方法としては、コマンドプロンプトを管理者モードで立ち上げて、下記コマンドで消せる。だから消すべき。今すぐ消そう。

sc delete luminati_net_updater_win_alcohol_soft


ちなみに、Windows10は標準でISOがマウントできるようになったから、仮想ドライブソフトの必要性自体がなくなりつつある。
ディスクイメージがmdf+mdsの形式でも拡張子mdfをisoに書き換えりゃ読み込めるしね。ちな、mdsは要らない。

CDトラックでBGMを鳴らすタイプのゲームは、VISTA以降だとループ再生のために_INMM.DLL化するから、仮想ドライブ使わんしね。

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