[鯰：なまず]食生活について語ろう

・鯰Catfish　なまず
　　ナマズ科、全国的に流れのゆるやかな河川、沼地の砂泥地に生息する淡水魚。体型は頭部が大きく細長く円筒扁平している。
全長50cm、重量1kg程度でうろこがなく体表が住む地域により青銅色から灰褐色でぬめりがある。大きな口とひげが上あごの2本が長く下あごに短い2本ひげを持ち、背鰭は形だけの小さいものだが臀(しり)びれが長く発達し尾鰭とつながっている。
目が小さく夜行性、雑食性で小魚、えび類、水性植物の根などを捕食する。
近年外国産のキャットフイッシュ(英名の鯰)が使われ北アメリカ原産で、アメリカでは養殖を盛んに行い日本に昭和４６年(197１年)頃養殖魚として導入した。霞ヶ浦などで養殖し、日本ナマズの代用品として利用している。
成長すると1ｍ近くにもなり養殖場から逃げ出したりし関東近辺の河川でもまれにみられる。産卵は5～6月で産卵前の晩秋から冬季にかけて主に冬季11月から翌年1月に捕獲し旬とする。
淡白で脂肪が少なく蒲焼、味噌煮、揚げ物、椀だね、鍋物にしている。エネルギー159kcal、タンパク質18.4g、脂肪8.6g、ビタミンＥ(抗酸化作用)6.3mg/100g中を含む。


　　　　　　　　　&ナマズ科Family siluridae　なまずか
　　動物界Animalia、脊索動物門 Chordata、脊椎動物亜門 Vertebrata、条鰭綱 Actinopterygii、新鰭亜綱 Neopterygii上目:骨鰾上目 Ostariophysi、ナマズ目Siluriformes(12上科[ナマズ上科・アメリカナマズ上科・ギギ上科など]35科446属)、ナマズ上科[ナマズ科・デンキナマズ科・ゴンズイ科]、ナマズ科と分類している。



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