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[ねぎ・長葱] 食生活について語ろう

2022年02月06日 | 美容ダイエット

・葱Welsh onion/Allium  ねぎ  

 ヒガンバナ科ネギ属、中央アジア原産。一般に長ネギと呼ばれ多年草で暑さ、寒さに強く、根深葱(主に関東)、葉ネギ(耐暑型、青ネギ、九条:関西)は、日本各地で古くから年中栽培するが、西洋ではあまり見られずリーキの類が多い。

中国では、2000年前にすでに栽培しており、日本への伝来は、8世紀以前であると考えられる。日本書紀(720年)で秋葱(あさぎ)と記され、ネギの古名は、臭気が強いものという意味の気(葱)と呼び、キ(葱)の根の部分を食べることから、根葱(ねぎ)と呼ばれるようになったという。

埼玉、千葉、茨城、北海道、群馬(寒冷型:下仁田)を主産地とし適応性のある野菜で一般には3、4月に種まき、7、8月に定植、秋播きは、9月に種を播いて、翌年5月下旬土寄せし定植する。初夏に葉芯より50cmの花茎が育ち俗にネギ坊主といい球形をして白の小さな花を多数咲き、やがて種子をもつことから夏季に植え替えをし病害虫、葱坊主ができるのを防ぐ。

夏場の成長は遅く秋口から冬季(11~2月)にかけて甘味を増し鍋物などの需要が多く出回り旬とするがほぼ年中出まわる。薬味、つま、汁物、和え物(ぬた)、焼き物(焼き鳥)、鍋物に利用する。緑の葉の部分は、カロテン(ビタミンA効力:抗がん作用)を含み捨てずに利用する。刺激臭は硫化アリルで動脈硬化予防、殺菌作用を有し昔から風邪予防に利用している。にんにくほどではないがビタミンB1誘導体アリチアミンを作るアリン(アノイリナーゼの酵素によりアリシンを生じアリチアミンを生じる)を含み、副交感神経を刺激し発汗作用(葱白【そうはく】:漢方で生薬として用いる)を示し新陳代謝をよくする。血流改善、利尿作用、浮腫み、頭痛を改善する。

 

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(初版2019,12,1)


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