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[広島原爆投下] 食生活について語ろう

2020年08月06日 | 美容ダイエット

・広島原爆投下
  1945年(昭和20年)8月6日午前8時15分、広島に米軍のB29爆撃機エノラ・ゲイがウラン型原子爆弾リトルボーイを投下しました。

一瞬にして都市は爆心地付近の地表温度は3,000~6,000℃に達し、屋根瓦は表面が溶けて泡立ち、また表面が高温となった木造家屋は自然発火し完全な焼け野原となり、推定人口35万人中10万人以上の一般市民が死亡しました。

その年の11月までの集計では、爆心地から500m以内での被爆者は98~99%が死亡、500m~1km以内での被爆者では、約90%の死亡を伝えています。原爆投下の8月6日の新聞各紙の記事の扱いは小さかったようです。
9日午前11時2分には、長崎にプルトニウム239型原爆ファットマンを投下、推定人口24万人のうち7万人以上の一般市民が殺害、建物は約36%が全焼または全半壊したのです。

 1945年6月23日に沖縄の戦いが終結、連合国(イギリス・アメリカ・ソ連)は 7月26日ポツダム宣言に最後通告を出しています。日本国民を完全な破壊から救うためであったようです。日本の指導者たちは、この最後通告を即刻拒否しています。
米軍機によるリーフレット撒布(さっぷ)広島原爆投下後に行われていました。
日本国民に告ぐ「即刻都市より退避せよ」との内容で8月9日から10日朝にかけて、大阪、長崎、福岡、東京に、ソ連参戦を記したビラを10日に熊本、八幡、大牟田、横浜に投下しています。

 原子爆弾の理論は戦争が始まる前から、その研究がもっとも進んでいたいたのが、ドイツ、アメリカ、ソ連の第二次世界大戦の主要3国です。

1939年8月2日 にドイツからアメリカに移住したユダヤ人の物理学者アルベルト・アインシュタイン(1875-1955)がフランクリン・ルーズベルト大統領に「大量のウランが核分裂連鎖反応を起こす現象は新型爆弾の製造につながるかもしれない」と進言しています。
アメリカは、1942年から研究開発を開始、イギリスと共に1944年の段階で、原爆を日本に落とす事をすでに合意していました。そんな中、ドイツは原爆の完成前に敗戦しています。「ヤルタ会談」後、アメリカとソ連の緊張が高まります。

社会主義国のソ連より先に原子爆弾を完成させなければ、戦後の米ソの対立で資本主義国のアメリカは不利を免れません。
ポツダム会談が終わる前の7月16日、世界初の核実験 「マンハッタン計画(トリニティ実験)」を実施し事実上、原子爆弾の実用化を可能にしました。
アメリカは「8月のソ連の本格的参戦前に、日本を降伏させなければならない」という「タイムリミット」前に原子爆弾の投下が行われました。
8月8日の深夜、ソ連は日本に宣戦布告、8月9日には進攻を開始し中国にあった日本の占領地の満州での一斉攻撃を開始します。

ソ連の参戦と2度の原爆投下により、ついに日本政府は 8月15日、無条件降伏を決定しました。ソ連は諸外国の非難をも無視して北方領土を占領してからのちに、9月中頃ソ連軍も侵攻を停止し第二次世界大戦は終結します。
支那事変(1937年:昭和12年)、太平洋戦争(大東亜戦争)は日本の侵略行為です。慰安婦問題も同じことが言えます。現首相の戦前の教育勅語を推奨しているような現状をみると戦前と考えが変わっていないような印象を受けます。
朝鮮半島は、日本が敗戦したために独立したのですが、ソ連の援助を受けた北朝鮮が進攻を開始し、その後中国も参戦し、それを防ごうとアメリカ主導の国連軍も南から介入し社会主義陣営と資本主義陣営の大規模な朝鮮戦争となりました。
これらの対立や戦争で、原爆が使用されることはありませんでした。
核兵器開発競争の中での原子爆弾ですが、実際に投下した時の被害は、アメリカの政治家の予想を上回るもので非人道的過ぎたとしています。
現在は、保有を公表しているのはアメリカ、ロシア、フランス、中国、イギリス、インド、パキスタン、北朝鮮です。

公表していないが、疑われるのはイスラエル、イラン、リビア、NATO参加国でアメリカの核を国内に備蓄し共有している国(4ヵ国) ベルギー、ドイツ、イタリア、オランダなど多くの国々で核保有が行われています。

IAEA(国際原子力機構)はブラックマーケットをたどっていったところ、パキスタンに行きついています。

世界に存在する核兵器で地球を50回滅亡させることが出来ると言われています。核兵器の数は大小含めて約2万発と言われます。その内、ロシアが半分の1万、アメリカが9千で、この2ヵ国で9割強です。
後に1955年4月11日に、哲学者ラッセルと物理学者アインシュタインによる戦争絶滅の訴えが、アインシュタインは同月18日に死去し、その遺書となりました。1957年からは世界の科学者が核廃絶に向けて話し合う核廃絶運動の契機となる国際会議を開いています。

核は平和目的に発電や医療(レントゲンや放射線治療)として利用しています。福島第一原発の利用による水素爆発事故で大量の放射性物質の放出によって今なお多くの人が被害で苦しんでいます。ウランの濃縮は原子爆弾への利用を示唆しています。重大な事故を起こしても未だに原子力発電に頼ろうとするのは、核開発につなげようとしているとしか思えません。

それぞれの主張はありますが、地球の破壊にもつながるような行為です。自爆テロのような集団が、いずれ原子爆弾を保有することになったら地球全滅です。どのような理由であれ核による原爆爆弾の開発は中止すべきことではないでしょうか。

抑止力で脅され、利用するようなことがあるならば、それは自爆行為にもつながることを知る必要があります。知力はもっと、有用な方向に使うべきです。





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