・聖護院蕪 しょうごいんかぶ 実物・調理画像は、りんころりん(野村倫子のブログ)さまの鮮明な聖護院蕪と思われる画像が料理と共に見られます。
アブラナ科、京都の伝統野菜のひとつで京漬物「千枚漬」の原料としてよく知られる。聖護院かぶらともいい江戸時代の中頃、滋賀県堅田(かたた)から持ち帰った近江かぶらを、平安神宮の北部、聖護院地域の農家で栽培したのが「聖護院かぶら」の起源としている。
種まきは、8月中旬~9月下旬でカブの収穫は、11月-翌年の1月ごろに行なわれる。葉は大きく、かぶの大きさは径15~20cm、重さ4~5kgで最大級の大きさ。聖護院かぶらはカブの一品種、聖護院大根はダイコンの一品種だが同じアブラナ科。
カブはアブラナ属、ダイコンはダイコン属で植物学的には別種となる。柔らかくて歯ごたえと甘みがあるのが特徴で、荷崩れしにくくかぶらむしや煮物などにもよい。薄く切って糠漬け、千枚漬け、酸茎(すぐき)漬けなどの漬物などにも加工する。
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