・アガロースAgarose あがろーす
寒天の多糖類、80℃以上の温水に溶ける水溶性食物繊維で70%を占め保水力、ゲル化力が強く網目的、繊維の構造をして強度に関係している。人の消化酵素、腸内細菌によっても分解されにくく殆どがそのまま排出されることになるのでコレステロール低下、ダイオキシン排出、便秘には効果的としている。
アガロースが1~3個つながったアガロオリゴ糖にガン抑制、抗酸化作用が認められている。この炎症を起しているのが活性酸素の一種で、大気汚染物質として知られている一酸化窒素(NO)でタカラバイオが行った動物実験では、寒天のアガロオリゴ糖が、一酸化窒素の過剰な酸性を抑え、関節炎や関節リウマチの予防・治療に効果を発揮することが認められた。動脈硬化、高血圧、リウマチ改善に利用される。
&アガロペクチンAgaropectin あがろぺくちん
寒天に含む多糖類、水溶性食物繊維で30%を占めアガロースに比べゲル化が弱く、粘性、溶解性が異なる。アガロースに小量の硫黄、硫酸とピルビン酸が結合していて弾力、粘性を左右している。血中コレステロールの上昇を抑制することが認められる。
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