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1980年以前の中学に家庭科、未必修の男性諸氏に医療従事者を含め必要かも。

[日本と欧米の名前の付け方]食生活について語ろう

2023年03月19日 | 美容ダイエット

・日本と欧米の名前の付け方Attachment named Japan and Europe and American にっぽんとおうべいのなまえのつけかた
  日本では海に囲まれ魚介類の多くを食用としています。英名のツナ(tuna)はスズキ目サバ科マグロ属に分類する魚の総称です。 欧米では用途が似ているカツオも同じくtunaと呼びます。 これに倣(なら)って日本でも、「マグロ類=ツナ」とまとめて呼んでいるので、ツナ缶の原料にはマグロとカツオが存在します。そこで登場したのが、シーチキン(はごろもフーズが商標登録)かな?マグロ、カツオを原料にして製造しているようです。マグロ(ビンナガマグロ、キハダマグロ)やカツオの魚を、油漬や水煮などにしたものです。
日本語の「マグロ」と、英語の「Tuna」は、呼ぶ種類の範囲が異なります。 日本で言うマグロが、マグロ属の各種類(キハダ、ビンナガ等)を指すのに対し、英語の tuna は、マグロ属以外の魚も指します。
そこでサバ科について、
サバ科Scombridae さばか
動物界Animalia、脊索動物門Chordata、脊椎動物亜門Vertebrata、条鰭綱Actinopterygii、スズキ目 Perciformes、サバ亜目Scombroidei、サバ科Scombridaeとして分類しています。
世界では15属約50種類が知られ
マグロ属7種(ビンナガAlbacore tuna・キハダYellowfin tuna・タイセイヨウマグロBlackfin tuna・クロマグロPacific bluefin tuna・ミナミマグロSouthern bluefin tuna・タイセイヨウクロマグロNorthern bluefin tuna・コシナガLongtail tuna)、
イソマグロ属1種、カツオ属1種(カツオSkipjack tuna)、ソウダガツオ属2種、ハガツオ属4種、サバ属Scomber4種(ゴマサバBlue mackerel・タイセイヨウマサバAtlantic chub mackerel・マサバChub mackerel・タイセイヨウサバ Atlantic mackerel)、ニジョウサバ属2種、サワラ属18種(サワラJapanese Spanish mackerelほか)、カマスサワラ属1種、ガストロ属1種、スマ属1種、その他に4属8種ほど確認しています。サバ科で多く確認している魚種は海水魚でサバの他にも日本ではサワラ、カツオ、マグロなどを重要な食用の魚です。多くは群れを作って行動しています。
受精卵は分離浮性卵で、産卵後は親の保護もなく海中を漂いながら浮遊生活を送り寿命は数年から十数年程度といわれます。構成種のほとんどが黒潮に乗って熱帯から温帯流域の暖海を回遊する大型肉食魚で、成魚の大きさは全長数十cmほどのサバ類から、全長4m・体重500kgを超えるクロマグロまで種類によって異なります。紡錘型をした体型で高速遊泳時に鰭をたたむための溝があり高い遊泳能力を持ち、孵化直後から死ぬまでほとんど泳ぎ続けているようです。鱗はガストロ[鱗鮪(うろこまぐろ)]以外ほとんどの種類において退化的で、胸鰭や側線周辺など体の一部分だけしかないものもあり尾鰭は大きな三日月形に発達していますが、他の鰭では小さい目の形をしています。
日本は四方を海に囲まれ、海産物が豊で、名前の付け方は、地方によってさまざまで、出世魚としての成長過程の名前まであります。ということで欧米では畜産を主としています。
牛肉・豚肉・鶏肉の名前の付け方に数多くあることがうかがえます。

◇蓄肉類Animal meets ちくにくるい 
牛Cowうし
牛肉Beef ぎゅうにく
肩Chuck,Shoulder かた(牛の首肉[くびにく])
肩ロースBoston butt,Chuck loin かたろーす:ロースの名の由来は、ローストでオーブンで焼くことに適することからの和製英語。 
胸肉Brisket meatむねにく
肩バラShoulder rose  かたばら
牛バラ肉Beef short rib  うしばら
あばら肉Rib あばらにく
もも肉Inside round ももにく 
そともも肉Outside round そとももにく
尻肉Rump らんぷ(鳥・獣の) 
サーロインSirloin,Striploin さーろいん:一般的に、牛の部位では腰の上部にあたる肉として知られる。

豚Pig ぶた
成豚Hog(家畜の)〔特に54kgを超える成豚(大人のブタ)
豚肉Pork  ぶたにく
豚足Swine feet・Pigs feet・Pork pettitoes とんそく
猪Wild boar(野生の豚)・Boar いのしし

羊Seepひつじ
羊肉Mutton まとん:生後24ヶ月以上の肉のこと
ラムLamb らむ:仔羊の肉は、ラムLamb(生後12ヶ月未満)、ホゲットHogget(12ヶ月以上~24ヶ月未満)
  
鶏Chickens/a chicken:雌鶏 Hen 、雄鶏 Rooster(《英》cock)、ヒヨコ Chick
鶏(食肉用)Poultry:養鶏場Poultry farm
鶏肉Chicken とりにく

 beef、pork、muttonの肉の名詞の語源は、英語ではなくフランス語(牛Vache・豚Porc・羊Mouton)のようです。イギリスとフランスが戦争していたいわゆる百年戦争(1339~1453年)で、イギリスのアングロサクソン人はフランスに敗れました。その後約300年ほど、イギリスがフランスのノルマン人に征服されていました。それぞれの言葉が動物の名前、肉の名前として定着していったことが推測できます。その間、敗戦のイギリス人の多くは家畜を育てその肉をフランス人が食べるというわけです。動物の名前は英語に、その肉が食卓に上がるとフランス語の名前で呼ばれるという変化が生じ、今日でも、その英語の肉の名詞に残っているということになります。家畜として調理前は英語、料理とし提供するのに出される肉はフランス語であったことになります。
英語の中のフランス語は、数多く存在しているようです。

 食材の名称にも、歴史的変動があるようです。日本では魚類にさまざまな名前が存在しているように、畜肉類を主な食材としている欧米では、その肉類の名前の付け方に数多く存在しているといえるでしょう。


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