ポルフィリンPorphyrin ぽるふぃりん
窒素原子を一個含む分子内にピロールPyrrole(コルタールなどに存在するクロロホルム臭のある無色の液体)を部分構造として含む化合物のピロール環がメチル基(CH3)をはさんで4個つながり環状Tetrapyrrole になったものを母核Scaffold(中心となる構造)とする一群の化合物。
金属と非金属の原子、分子の結合する錯体[複数の物が交じる]を作り、中心原子が鉄のヘモグロビン、コバルトのシアノコバラミンCyanocobalamin(ビタミンB12)、マグネシウムのクロロフィルなど、動植物の生理に重要なものが多い。
ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。