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[枇杷] 食生活について語ろう

2020年05月27日 | 美容ダイエット

・枇杷Loquat びわ
バラ科、中国原産。日本にも古来からあったが盛んに栽培するようになったのは明治以降になってからという。果実の形が楽器の琵琶に似ていたところから名前の由来としている。
温暖な気候を好み、樹高10mほどの常緑小高木、花の少ない寒い11月~12月にかけ茶褐色のがくに包まれ地味な白い花を咲かせ香りがよく甘い香りが一面を漂わせる。

関東以南の温かい地方で栽培生産し長崎県、大分県が主産地で5月末に千葉県のハウスものが最盛期を迎え初夏の早い時期5月下旬~7月上旬に成熟し旬とする。
茂木びわ(長崎県、50gの小粒で甘味[糖度11~12度]がある)、田中びわ(主に房総、70gの大粒)の品種で大半を占める。世界初の種無し希房(きぼう)ビワが2006年(平成8年)2月に品種登録している。

酸化酵素とタンニンが多く傷があるとそこから褐変を起こしやすく表面のうぶげが外気からの酸化から果実を守り褐変を防ぐ役目を果たす。果肉が60~70%、種子20~30%と種の占める割合が多い。
生食、缶詰、ジャム、枇杷酒にする。果肉のオレンジ色は、カロテノイド(βーカロテン)という色素。酸味は少なく有機酸は、リンゴ酸が主で、ビタミンA(140μg/100g中:皮膚、粘膜の保護)、消化酵素のアミラーゼ、インベルターゼInvertase を多く含む。
種子にはアミグダリンAmygdalinを含み有毒とされ一般に食用とはしないが民間療法でびわの種子に含まれるβーシトステロールSitosterol、安息香酸がアルコール性肝障害、高脂血症予防、改善に有効で活性酸素を抑制するとし、そのエキスを含む健康飲料を販売している。
葉を枇杷茶に、抗炎、血行を促進することから風呂に入れ入浴剤にできる。

 

 

 


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