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[EPA]食生活について語ろう

2023年05月07日 | 美容ダイエット

・エイコサペンタエン酸EicosaPentaenoicAcid:EPA えいこさぺんたえんさん
  イコサペンタエン酸Icosapentaenoic acid:IPAともいい青魚(イワシ、サンマ、サバ)の魚油に多く含まれるn-3系の不飽和脂肪酸で血清コレステロール低下作用があり動脈硬化を予防し血栓症(心筋梗塞、脳梗塞)を防ぐとしている。
グリーンランドに住むイヌイット(エスキモー人)に、デンマーク人に比べて血栓症の少ないことが知られ1970年代の調査によりアザラシ、クジラ、魚の海産物をよく摂取していることが調べられた。
それらには、EPA(コレステロール低下作用)、DHA(脳の活性化)が多く含まれており血流改善に役立っていることが判った。酸化されやすいので新鮮なものを取る方がよい。西欧型の畜鳥肉中心の食事では、飽和脂肪酸が多く血清コレステロール値を上昇させ血栓を作りやすくする。

バランスを保つことが大切なことであり、食生活の片寄りから最近は、青魚を多く取ることを奨励している。生100gで脂質8.4g、脂肪酸6.31g(EPA492mg、DHA820mg)を含むが健康食品の飲料とし100ml当たりEPA600mg、DHA260mg含有の製品が登場している。望ましい摂取量は、1g/1日程度とする。体内でα-リノレン酸を原料としてEPA、DHA を生産することができ変換される割合は10%~15%程度という。EPAは、商業用に動物以外にもマイクロアルジェMicroalgae(微細藻類)、スピルリナからも得ている。EPAは、高等植物での存在は、殆ど見られないが、スピルリナで微量確認している。

EPAはα-リノレン酸より作られることからエゴマ油アマニ油などの摂取も薦められている。α-リノレン酸は、摂取後体内でEPAに変換される。魚油がEPA製剤に用いられているが、魚類はEPAを体内で合成するのではなく、魚油のEPAも元は植物プランクトン由来する。

 

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