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1980年以前の中学に家庭科、未必修の男性諸氏に医療従事者を含め必要かも。

[ハーブの日] 食生活について語ろう  

2021年08月02日 | 美容ダイエット

・8月2日はハーブHerbの日 
ハーブとは香料、香辛料、薬とする草の総称のことで香草や薬草とも呼んでいます。

ハーブを使った化粧品を販売している会社コスメハーブにより「8(ハー)2(ブ)」の語呂から ハーブの日として設立していますが現存は不明です。さらに2017年にヱスビー食品で1987年に開始したフレッシュハーブ事業30周年を記念して、制定しています。

人類の歴史が始まると同時に「香辛料」「薬用」「香料」として使用してきた植物で夢がたくさん詰まった神様が下さった「贈り物」との思いを込めています。
語源は「草」あるいは「野草」、「草木」を意味するラテン語: herba を語源とし、フランス語でherbe(エルブ)、古英語でherbe(アーブ)となり、これが変化して英語のherbとなって、日本に伝わりハーブという言葉を使うようになったようです。その草木は、食用にしたりして、薬効があることが知られるようになり、さらに香りがあり、ハーブとしての言葉が、単なる食用から、独立して用いられるようになりました。
 
  アメリカのデザイナーフーズ計画Designer foods project は、1990年代、アメリカ国立癌研究所 (NCI) によってがんを予防するために、フィトケミカルを特定して加工食品に加える目的で開始した計画あります。現在の日本人死亡原因の1位は「悪性新生物(ガン)」、2位が「心疾患(心臓)」、3位が「脳血管疾患」、4位が「老衰」、5位が「肺炎」の順です。がん予防にニンニクは、新陳代謝、ホルモンの分泌をよくし、ダイエット、免疫力強化、体内酸化の予防、滋養強壮に働きます。
ハーブというイメージのないキャベツには、発ガン物質を不活性化させる作用を持ちます。殺菌、抗酸化、免疫力強化、褐変防止の作用を有するイソチオシアネートIsothiocyanateと、酸化的損傷、活性酸素からの有機体の保護をしているペルオキシダーゼPeroxidaseの発がん物質を抑制するという酵素やビタミンC、ビタミンUを含みます。肺がんや膀胱がんの予防に有効といわれています。ビタミンUには、胃酸の分泌を抑えて胃の粘膜のムチン層の量を増やすことで胃粘膜の保護や修復を助ける作用があり、胃に負担をかけやすい揚げ物のつけ合わせには栄養学的にも合致した食材です。葉の部分にはカロテンやアミノ酸、カルシウムがたくさん含まれ、外側の葉と芯の周りにはとくにビタミンCが多くなっています。

キャベツ生100g中でエネルギー23kcal、水分92.7g、タンパク質1.3g、脂質0.2g、炭水化物5.2g、灰分0.5g、ナトリウム5mg、カリウム200mg、カルシウム43mg、マグネシウム14mg、リン27mg、鉄0.3mg、亜鉛0.2mg、銅0.02mg、マンガン0.15mg、ビタミンA:8μg、ビタミンD:(0)μg、ビタミンE:0.1mg、ビタミンK:78μg、ビタミンB1:0.04mg、ビタミンB2:0.03mg、ナイアシン0.2mg、ビタミンB6:0.11mg、ビタミンB12:(0)μg、葉酸78μg、パントテン酸0.22mg、ビタミンC41mg 、食物繊維1.8gを含みます。アブラナ科に多いイソチオシアネート、キャベツから見出されたビタミンU(水溶性・熱に弱い)、キャベツは単なる単色野菜というイメージですが、まさに、薬効成分を多く含む、ハーブといえそうです。
がん予防のある食品はビタミンA、ビタミンC、ビタミンEを含む野菜、果物、植物性油脂のほかに機能性成分(ポリフェノール、カロテノイドなど)を含む食品を取り入れることです。ポリフェノールやカロテノイドには抗酸化作用があり、体内の活性酸素を除去する働きがあります。

ファイトケミカルPhytochemicalsとして第7番目の栄養素ともいわれ、従来からの栄養素、1.タンパク質、2.脂質、3.炭水化物、4.無機質、5.ビタミン、6.食物繊維に加え、1980年代より植物に無機質(ミネラル)、ビタミンと異なる物質が人体にとって有用な働きをすることが知られるようになりました。この物質をファイトケミカルと呼んでファイトとは、ギリシャ語で植物、ケミカルは化学的物質であり、大きく分類するとカロテノイド類(βカロテンなど)、ポリフェノール(イソフラボンなど)、イオウ化合物(イソチオシァネートなど)の3種に分けられます。

植物の新健康成分で、野菜・豆類・果物・種実類に多くその種類は一万種ともいわれ主な働きは、抗酸化、抗糖化、活性酸素除去、老化防止があげられます。

ヒトの体内で生成ができないため栄養バランスを考え植物性食品の積極的摂取が望まれているのです。ブチルフタリドButylphthalide(血圧安定:セロリ)、ククルビタシンCucurbitacin(肝機能強化:胡瓜のへたの上部分)、ルティンLutein(抗ガン作用:ほうれん草などの緑黄色野菜、1日の目標摂取量は、6~20mg)などもあります。緑黄色野菜に含まれるβ-カロテンの摂取量が多い人は肺がんの発症リスクが低いと言われています。またビタミンD、カルシウム、葉酸(ようさん:ビタミンB群の一種)等の摂取が大腸がんのリスクを下げるという報告もあります。
死因の2位「心疾患(心臓)」、3位「脳血管疾患」、4位「老衰」の多くの原因の一つに脳梗塞・心筋梗塞があります。血流の改善で抗酸化、抗糖化、活性酸素除去、老化防止に🧄ニンニク、キャベツが役立ちます。

肺炎はからだの抵抗力(体力や免疫力)が低下したときに、細菌やウイルスに感染することによって起こる病気です。咳反射・嚥下反射の低下の原因として脳出血や脳梗塞などの脳血管障害が関係しています。特に、大脳の基底核という場所に脳梗塞が生じると嚥下反射・咳反射が低下します。肺炎予防にもニンニク・キャベツが役立ちそうです。

不足しがちな栄養を料理でキャベツのコールスローサラダ(繊キャベツのサラダ)と大豆の五目煮豆を普段の食事に加えて積極的に取るようにしましょう。ビタミンU(塩化メチルメチオニンスルフォニウムクロライド(MMSC: MMSC:S-methyl methionine sulfonium chloride)は、アミノ酸の一種メチオニンの誘導体の構造を持つビタミン様物質で100g中でキャベツ350㎍、🥦ブロッコリー590㎍、🥬セロリー260㎍、レタス、アスパラガス400㎍、パセリ、青海苔にも含みます。特に摂取量を定めていません。コーワ薬品のキャベジンコーワαには有効成分MMSCを75mg~150mgを3回/1日服用で配合しています。

 キャベツの千切りは大変なので、私はよくレタスのサラダとしています。栄養バランスを考えた食事とし、努めて不足しがちな大豆製品の摂取をしていくことといたしましょう。

 

 

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