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[マタタビ]食生活について語ろう

2021年08月19日 | 美容ダイエット

・木天蔘 Silver vine またたび

  マタタビ科(サルナシ科)、多少湿気のある山地に自生し、つる性の落葉低木、葉が長さ10cmの卵形で互生、雌雄異株(しゆういしゅ)の花を下向きにつけ、梅の形をして白い。アイヌ語のマタタムブからの転化で、マタ(冬)、タムブ(亀の甲)を意味し、果実に虫が入って球状に膨む、虫えい(ちゅうえい:虫こぶ状になった果実)になった実の様子から付けられたと言われる。

猫の雄が特に喜んで食べることがよく知られ、ネコ科のライオン、虎でも同様の現象が見られるという。8~9月にかけて長円形でナツメに似た黄色の実が熟し辛みを感じるが生で食べられる。未熟のものが塩漬け(つまみ)、果実酒にしている。酸味とぴりりとした辛味とほのかな香りがある。

新芽、若葉を茹でて酢味噌和え、油いために利用できる。花の甘酢漬けができ軽くゆでて用いる。実も花もそのまま生で食べられる。

マタタビ酸は中枢神経を刺激し、マタタビラクトンMatatabilactone(イリドミルメシン IridmyrmecinとイソイリドミルメシンIsoiridomyrmecinなどの混合物)で麻酔作用があり大量に取ると悪酔いするといわれる。他にポリガモールPolygamol(利尿作用)を含む。

古くより山菜、民間薬として利用し花の子房(しぼう)に小さな昆虫が産卵すると、こぶ状(木天蓼:もくてんりょう)になりこれが生薬として神経痛、リウマチ、腰痛、筋肉痛に利用する。蔓、葉を湯船に浸し使われたりもする。
  

         &マタタビ科Actinidiaceae またたびか
  被子植物Angiosperm-真正双子葉類Eudicots-コア真正双子葉類Core eudicots-キク上群Superasterids-キク類Asterids -ツツジ目Ericales-マタタビ科Actinidiaceaeとし 双子葉植物、離弁花類に属す。

熱帯から亜熱帯に4属(マタタビ属Actinidia[キウイ:オニマタタビ・サルナシ・ミヤママタタビ・マタタビ]、Clematoclethra、Palaua(Apatelia)、タカサゴシラタマ属Saurauia)約350種分布し、日本にはマタタビ属とタカサゴシラタマ属のみ見られる。つる性木本、低木、高木で花は単性、両性、雌雄異株とがある。

葉は単葉で互生し、花は集散花序をつくるか単生で腋生(えきせい)し、放射相称(ほうしゃ‐うしょう)。両性花と単性花と存在し、雌雄異株または単性花と両性花が同一株にある。萼片(がくへん)、花弁ともに五枚、雄しべは多数か10本で、葯(やく)の背面に花糸が丁字状につき花柱は離生または合生する。子房は上位で3~5室または多数の室に分かれ、胚珠(はいしゅ)は中軸胎座に数個または多数つく。果実は液果、まれに蒴果(さくか)で、種子の胚乳は豊富にある。

主に食用、薬用とするものにキウイフルーツ、マタタビ、サルナシ、ミヤママタタビがある。

 

 

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