薊Thistle あざみ
キク科、全国的に日当たりのよい山野に自生し、成長すると高さ1mになる宿根草で葉が互生し羽裂するノコギリ上で先端が棘のようになって当たると痛い。5~6月に咲く花は、径3cmの頭状花で紫赤色をしている。
4月ごろからの若芽がよく、苦味、アクがあることから糠で湯がき主に軸を食用とする。香りがよく、茹でて一晩水にさらしたものをお浸し、和え物、油炒めにできる。
根を掘り起こして茹でてアク出ししたものを漬物、きんぴら、煮物にする。葉茎、花が生薬(薊けい)として乾燥させ煎じて利尿、解毒、止血に、根が止血、健胃に利用していた。
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