気分だけ忙しい

昨日は一日中バタバタとした日でした。

巨大魚展示会の看板を彫って、曼荼羅美術館に行ってうち合わせして、
木族館や季楽里龍神の調整をして、チェンソーの刃を研いで、
明日からの出張の準備をして、夜は村の寄り合いに行って、
帰ってからは、巨大魚展のホームページを作ったり資料まとめたりと、
大変忙しい日でした。
ケイジが。

そばにいる私まで忙しく働いたような気分でした。


さぁ、今から出張です。

初めて行きます。福島県です。やぶさめで有名な福島県古殿町です。

土曜日は講習会、日曜日は、「憩いの森フェスタ」でカービングショーを行います。

お近くの方はぜひいらしてくださいね。

天体ショー

今朝も暑くなりそうです

夕べは、スゴイ雷雨がありました

夜にＰＣ仕事をしようと、思っていたのですが、あきらめて
雷見物をしました。

家の電気を全部消して、ロウソクをふたつだけ灯して
家で一番大きな窓の前にイスとビールを持っていって、カーテンあけて

夜空に走るイナズマや、立ち上っていく霧の大群や、
揺れ動く雲、雷が落ちるたびに燃えるように赤く映る山々などを見て飽きませんでした。


雷の夜は、あんなドロマチックな天体ショーが繰り広げられていたなんて、、

ほんとうに龍神様が空を泳いでいらっしゃるかのようでした。


龍神様といえば、世界の龍神伝説＝巨大魚です。

龍神村で開かれる、「世界の巨大魚木彫展」の詳しい事はこちらを
http://www.kirari-ryujin.com/kirari01_event.html

巨大魚大移動

灼熱地獄の中、約一ヶ月心血を注いだケイジの夢の巨大魚達ができあがりました。

ちょうど一ヶ月前の今頃、突然
「そうだ！巨大魚を彫ろう！」と宣言し彫り始めたケイジ。

せっかく彫るなら大勢の人に観てもらいたいな♪と思っていたら
龍神温泉近くにある曼荼羅美術館の企画展として行わないか？という
渡りに船の嬉しいお申し出をいただいて、
真夏の太陽の下、約１０頭（匹）あまりの巨大魚と格闘してきたケイジ。
暑いなりに幸せの日々だったよう～。

そして、昨日その巨大魚達は無事、曼荼羅美術館に搬入することができました。

一言で巨大魚といいても、小さなもので１ｍ強、大きなものだと４．５ｍ。
お魚の形をしているとはいえ、要は丸太なので、その重さ、半端じゃありません。

龍神村森林組合さんにお願いして、木材運搬用のクレーン車で運びだしましたが
（詳しい苦労話はこちらの
http://www.ryujin-shinrin.jp/cgi/diarypro/diary.cgi）「チェンソーアート巨大魚パート３」を）

運びだしたものの、ちょっと小高い丘の上にある美術館の細い裏道を通って、
膝上以上の段差をまたいで、搬入する事ができるのは、人力のみ。

なので、季楽里龍神のスタッフの方など１０数人の男の人たちが
文字どおり体を使ってお魚たちを運びいれてくれました。

お、お疲れさまでした　すっ、すごく暑かったですよね
夕方は豪雨だったしぃ～


その後、巨大魚達は一匹一匹、ライティングされ、一番良い表情をと
カメラマンの方に激写していただきました。

炎天下の下にいた巨大魚達も、ライティングされると、
本当に川や湖に泳いでいるかのように生き生きとしてきました。

公開は８月８日からです。
皆さん、見に来てね


龍神村森林組合さま、季楽里龍神さま、龍神開発会議さま、
ライティングアーティストの河野さま、カメラマンのサチコさま、
皆様、昨日は本当にありがとうございました。

季楽里龍神や、巨大魚木彫展の詳しいインフォはこちらを見てね

季楽里龍神
http://www.kirari-ryujin.com/
巨大魚木彫展
http://www.kirari-ryujin.com/kirari01_event.html


写真：搬入される巨大ポニョ？

夢とお魚

朝８時をすぎるともう、外は暑くてでられません。
今日こそやろうと思っていた庭の草取りも、ついつい後回し。
だってこんなにお日様ギラギラしていたら燃えてしまいます。
家の中だってこんなに暑いのにぃ～～

そんな暑さも、ものともしないのか、ケイジは今日も朝からいそいそとカービング


子供の頃からの憧れのお魚が、つぎつぎとできあがっていくのが嬉しくてしかたがないそう～


高校生の頃の夢はアマゾンに行ってピラルクを捕る・撮る事だったそうだし
知り合ったきっかけのネパール旅行の時、トランジェットで立ち寄ったタイで、
「メコンオオナマズを見にメコン川に行きたい」と急に言い出して
「変わった人だな」って思ったっけ。


私にはよく理解できない夢だけど「巨大魚を見たい」という夢は
現実の生活ではなかなか叶えることができないので、
「巨大魚」に対する憧憬を、チェンソーアートで表現するのは
ある意味、夢を叶えることになるのかもしれないね～。

４ｍもの魚って実際どんな大きさなんだ～
胴回りってどんな感じなんだ～
ヒレってどうなっているんだ～
実際の巨大魚を目の前にしたとき、どんな感じなんだ～
もし、こんな魚が急に目の前に現れたとしたら～

とか、考えながら彫ると、暑さなど気にならなくなるらしいです。
スゴイね

そんなに大きなお魚って魅力があるものかしら？


でも、巨大魚達は、その生息地域の人々から、やはり特別な魚として崇められていることが多い。
「神の魚」「精霊の魚」「龍の魚」などの現地語がつけられている。

巨木でもそうだけど、大きくなるものは、なにか人間の力に及ばない力があるように感じてしまうものなのかも？

とにかく、そんなケイジの子供の頃からの憧れのお魚が
この暑さのなか、今日もまた、一匹二匹と、木から生まれているようです。

サヨコオトナラ日和

ケイジの怪我については皆さんご心配かけて申し訳ありません
本人いたって元気です。
久しぶりの病院が新鮮だったらしく、なんか楽しそうでした。
夕べも病院後、打ち合わせに行って帰ってきたのは１２時過ぎだったし
今朝も８時から作業を開始しました。
イメージ通りのパンガシアノドン・ギガズを彫ることができてシアワセなんだそうです



そんなケイジの事はさておき、２１日の「サヨコオトナラ日和」です。

「サヨコオトナラ日和」を企画してくれた皆さん、ありがとう～
すっごく、すっごく、良かったです。楽しかったです。感動しました。
龍神村に住めてシアワセ～って思いました。


前座の「うにゃっ２」さんも、２０年ぶりの「サヨコ」さんの歌声も「サヨコオトナラ」さんも、すごくすごく良かった。

普段はシャイの私も思わずノリノリ？になって踊りまくってしまいました

いまいち自分を捨てきれないケイジは座ったままでしたが
「熊野の神様方もやってきて一緒に楽しんでいる」
「これこそ命の祭りだ」
なんてスプリチュアルチックなことを、つぶやきながら感動していました。

音楽も良かったし、来ている人たちみんな楽しんでいて
会場のやませみ温泉全体がハッピーオーラに包まれていました。

ハッピーといえばラストのサプライズパーティ

主催者である新婚のカンノ夫妻をお祝いしようと、みんながこっそりウエディングパーティを準備されていたんです。

手作りの花嫁衣装、手作りのウエディングケーキ、手作りのバージンロード、
お二人のための詩や歌などなど・・・

カンノ夫妻はもちろん大感激されていたけど
お二人を祝福したい喜んだ顔が見たいびっくりさせたいと
忙しい中、準備されていたみんなの思いに、私たちも大感動


とっても心温まるサプライズウエディングパーティの仲間に入れていただけて
「龍神村に住めてほんとラッキー」と、しみじみと思いました。

ショック！！

ものすご～く素晴らしかった昨日の「サヨコオトナラ日和」について書こうとＰＣを開けたとたん電話が鳴って、

「チェンソーで腕切った。血が止まらない。止血剤もってすぐ来て」と、ケイジ。

オキシドールとコットン、ホメオパシーの怪我に良いアーニカ持って
徒歩１５分のチェンソーアート作業場にかけつけました。

左の二の腕を押さえながらも、立ち寄った知人と楽しそうに談笑しているケイジ。

「なぁ～んだ。全然大丈夫そうじゃん。大げさなんだから～」と思いながら
傷口を見たら

パックリいってます
がま口の口くらい、パックリ開いています。
赤い血の間から、白いモノ、たぶん脂肪？が見えています


ヒエ～
こう見えても、血や傷関係に弱い私。
ちょっとクラクラしてしました。


作業場のお隣さんである消防署の職員の方が応急手当をしてくださり
救急車をだしましょうか？とも言ってくださったんですが（そんな～申し分けなさすぎる～）
病院を紹介してもらい、私が運転して行って来ました。

診療時間をすぎていたので救急医療で診てもらいました。
数週間はチェンソーアート作業はできないんじゃないか？と思われましたが
１０針程度縫ってもらうだけの治療で済み、
ほぼ数日後には完治するそうです。


「チェンソーアートで怪我をしたことが無い」というのが自慢だったケイジですが
丸太をウマ（台）の上にのせて横たえて作業していたところ
そのウマの出っ張った部分に、チャップスの後ろの留め紐がひっかかって
転んでしまったところに、チェンソーがあったそう。

幸いなことにチェンソーのエンジンは切ってあったので、この程度ですんだけど
もし、エンジンがかかっていたら？と思うと、ほんとゾ～ッとします。


ともすれば馴れ合いになって「危険な作業」であることを忘れてしまいがちですが
「危険な道具を扱っている」っていう緊張感をいつも持っていないとダメですね。

今回は、作業を優先させるあまり、作業場の片づけをたいがいにしてしまったため
狭い作業スペースで行った事によって起こってしまった事。だとケイジ。

安全防具の着用はもちろんだけど、作業場のあり方も大切だと、
身をもって実感したケイジでした。
（文字通り痛い教訓でした）


チェンソーアーティストの皆さんも、気をつけてくださいね。
安全第一。Be saftyを合い言葉にチェンソーアートを楽しみましょう

怪我をしたら、自分もつらいけど、家族や周りの人もつらいですものね。

オートミールプリン

憎らしいまでに清く正しい夏空が広がっています。

梅干し干すにはもってこいの天気が続きますが、
すっごく暑いです。

木材にマーキングするチョークが全て溶けてしまう～と嘆きながら
炎天下の下、ケイジはカービングに燃えています
日焼けを通り越して炭化しています。
文字通り、燃え尽きちゃうんじゃないかと、心配です。


暑い時には冷たいモノを、と今日は、ベジタリアン用プリンを作りました。

乳製品、卵を使わないプリン。

オートミールと豆乳で作るのです。
オートミールを５分くらい柔らかく煮て、豆乳と、粉寒天少々と、
メープルシロップを入れて２分くらい煮るんだけど、メープルシロップは我が家にとって高価なので
オリゴ糖シロップで代用。
カラメルは、ちょっと苦めに煮詰めて、カルーアをいれて大人の味にして、
冷蔵庫で冷やして完成。

もちろん、プリンとは違うんだけど、柔らかくて甘くて、これはこれで美味しい。



本当？

本当だってば～！

美味しいうえに、便秘で悩んでいる人には、バッチリのスイーツです。




あ～、それにしても、暑い～

がんばれ！龍神野球部！

我が家からちょっと坂を上ったところに、ナイター設備のある野球場がある。

夜は大人の野球チームが試合を楽しんだりもしているが
普段は、龍神村唯一の高校、南部高校龍神分校の野球部が練習に使っている。
野球部員のほとんどは親元を離れての寮生活らしいが、
とても礼儀正しい高校生たちで、道で会ったときはもちろん、
練習中でも、私がチャチャの散歩でグラウンドの周りを歩いていても
大声で挨拶してくれる。

すがすがしい子たちである。
それに、熱心に練習に励んでいる。

時には早朝から、ときには夜遅くまで、一生懸命練習している。

が、残念なことに、おととい、高校野球の地区予選に負けてしまったそうだ・・・・

しかし、今日も、雨の中、大声を出して、熱心に練習に取り組んでいる。



きっと、悔しかったに違いないが、彼らはもう立ち上がって、頑張っている！！

がんばれ！！


注：写真と本文は関係ありません。

巨大魚の謎

今日は、ケイジの命令で、「巨大魚」についてネットで調べました。
ピラルクとかアリゲーターバーとかギガズとかタキタロウとか、、、、、

調べれば調べるほどに、わかったことは、
巨大魚は、超マイナーな世界だということ。
ウイキペディアにも載っていない事の方が多い・・・・・

ほとんどの魚が古代魚で、恐竜時代からの種が受け継がれていて
ほとんどが個体数を大幅に減らしていて、大きさも縮小していて、
でも、そのほとんどがペットとして日本でも購入可能

そして、一部の人たちにとって、夢を与えてくれる魚なんだということ。
熱狂的はオタクみたいな人たちもいますね～。
お魚オタク、巨大魚オタク、古代魚オタク、未確認生物オタク、


って、かくいうケイジもその一人なんだけど。


私みたいに夢もロマンもわからない人間には
「大きなお魚」っていうだけで、あんなに目がキラキラしちゃう理由がわかりません。


今日一日中、パソコンで、大きな魚ばかり見ていたので
とりあえず、今夜の夕飯は、魚料理はやめとこって思いました。

写真：弊社チェンソーアート・ジャパンの看板熊さんです。ヨロシク～

ＰＳ：古代魚には熊をも飲み込むすごいヤツがいるらしい・・・・

龍神村の夏

あっつぅ～、暑いですね～

午前中にケイジに「皮むき手伝って」といわれ、杉の４ｍ材２本、皮むいてきました。
夏になってから伐採された木なんで、皮むきじたいは簡単だったんですけど
炎天下、照りつける太陽、作業場のコンクリートの照り返しと、
暑い条件目白おし。すっかり汗だくに

「屋根が欲しい～」というケイジの切実な願いがわからなくもありません。
（でも、諸事情あって屋根つけられないネン、ごめんナ）


お昼にかえってきて、お昼ごはんの支度（冷凍しておいたカレーを温める）をしようと
冷蔵庫のぞいて、思わず、ビール飲んじゃおうかな？って思っちゃいましたよ。


さてさて、そんな暑さ本番の龍神村、今週末の「ハヨコオトナラ」ライブイベントを皮切りに続々と面白いこと始まります。

「サヨコオトナラ日和」の詳しいことはこちら
http://www.zb.ztv.ne.jp/kaokao/sayokootonarabiyori.htm


まずは、８月２日から１１月３０日まで、毎週末週変わりで、「梅樹庵」で、龍神近辺で活動されている作家さんたちの個展が開かれます。

竹紙、木工芸、インスタレーション、くらしのうつわ、イラスト・布雑貨、藍染め、音のインスタレーション、紙漉造形、吉野の宝、手紡ぎ木綿布・花遊び、
陶芸、木工、木工・木の皿

と、盛りだくさん。
（簡単に羅列しちゃったけど、みなさんスゴイんです。１７人の作家さんたちが発表されます）

梅樹庵さんは、龍神村にあるレストラン・カフェ。
春から夏にかけての週末しか営業されないんだけど
自家製ハムのクロックムッシュや、チーズケーキ、シャーベット、
スープは、一度食べたら忘れられない美味しさです
（ベジタリアン用クロックムッシュも作ってくれます。美味）

暑いといえども、街の暑さに比べれば、ほんとうに健康的な暑さの龍神村

皆さん、この夏にはぜひ龍神村にお遊びください。
（秋にもね）

梅樹庵ギャラリーの詳しいことは、こちらをどうぞ
http://mg2008.turukusa.com/

日程や各作家さんのプロフィールや作品の写真やブログなどの紹介もありますヨ。
必見


写真：岐阜Ｓ邸ログホームの構造柱にカービングするケイジと見守る御施主様と留学生たち
（なぜか、インドネシアの留学生たちが見学にきてくれました）