土佐清水市議会だよりの改竄について ④

2019年02月06日 07時10分00秒 | 土佐清水市議会の問題
おはようございます。

先日の議会だより改竄について、永野議長と細川議会運営委員長からの1月30日付け回答に対して再度要請文を提出いたしましたのでお知らせします。





平成31年2月4日

土佐清水市議会 議長 永野裕夫 殿
(同)議会運営委員長 細川博史 殿

土佐清水市議会議員
岡本 詠

平成31年1月30日付け回答に対する要請

表題の件につき、今回の回答では「何故このような改竄がなされたのか」明確に回答をされていませんので再度要請をいたします。合わせて、回答の内容について確認したい部分がありますので、質問させていただきます。
つきましては、平成31年2月10日までに明確な回答を文書で頂きますよう宜しくお願い申し上げます。

再度申し上げますが、今回の議会だより発行に際し、私の書いた原稿を私に無断で全く違う内容に書き換えている。つまり改竄している事実に対し抗議しているわけで、書き換えた内容の説明やそちらの認識を聞いているのではなく、私に無断で改竄した理由を明らかにするよう要請しているのです。

まず、何故私に無断で改竄をしたのか。その理由を明確に回答してください。

次に、今回頂いた回答の内容について質問をいたします。

1 原稿を全く違う内容に書き換える行為を、事実を歪めて書き換えられていると言っているのです。どんな理由であれ、本人の了承なしに原稿の趣旨を書き換えてもいいのか?その原稿を無断で書き換える行為が、許される行為なのか?

2 答申を受けた12/11の議会運営委員会では、どのような協議がなされ、私のどこが地方自治法第129条第1項に抵触し、発言禁止と決まったのか?

3 私の通告一覧には何が書かれ、実際の一般質問ではどのようなやり取りがあったのか、資料やビデオなどで事実を確認し、地方自治法や会議規則に照らし合わせて検証されたのか?

4 市長の発言は具体的にどの部分が不規則発言なのか? そして、その発言を不規則発言とした理由は?

5 「市長の発言は不規則発言であるため削除」したとのことですが、不規則発言を議会だよりに載せてはいけないという決まりはあるのか? あるとしたらいつ決まったのか?

6 「議会だより担当者が校正等を行い」とのことですが、原稿の趣旨や意図する文章を作者に無断で改竄することを校正とは言わないと思いますがいかがでしょうか?

7 校正をしたという担当者は誰ですか?

8 その担当者は、どのような権限を持って、議員の書いた原稿を無断で改竄したのか?

9 1月21日の議会運営委員会では、「校正後の原稿が適当と全会一致で決定された」とのことですが、校正後の原稿を適当と判断するに当たり具体的にどのような協議がなされたのか?

10 「翌日、議会運営委員長から私に連絡し、発行について了承済みと判断している」とのことですが、細川議会運営委員長と私の会話では、了承などしていませんし、逆に「やめてください」とはっきり伝えていますが、何故了承済みとなるのか?

以上、この要請は市民からの声でもありますので、明確にご回答頂きますよう宜しくお願い申し上げます。


と、まあこのように要請しています。

回答が届きましたら、またお知らせいたします。


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2 コメント

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応援しています (土佐清水移住2年目)
2019-02-08 05:03:21
初めまして!2年前に土佐清水に移住してきた者です。
市議会だよりを読み、一体どのような流れで発言禁止の措置が取られたのか気になり、こちらのブログや市議会のYouTubeを拝見しました。

「これまでの投資的経費の決算額は?」と通告一覧に記載しているにも関わらず、
「平成16年度~18年度と平成20年度~22年度の投資的経費の決算額は?」という再質問が通告外と判断されてしまったのは、やはりどう考えてもおかしいと思いました。

今まで市議会だよりは読んでいたのですが、市議会の動画をじっくり見たのは初めてでしたので、内容の理解に時間がかかってしまいました。
しかし、こちらのブログで丁寧に解説していただいているおかげで、議会の状況を把握することができました。ありがとうございます。

私のような普段議会になじみのない一般市民でも理解できるように、流れをまとめてみました。

1. 12月会議で岡本議員は「土佐清水市の財政見通しについて」と「ジオパーク構想について」の大きく2点を一般質問する予定だった。

2. 「土佐清水市の財政見通しについて」の質問の中で、投資的経費(道路・学校・公営住宅建設など)について、

  今までの決算額が 27年度:約18億円、28年度:約27億円、29年度:約27億円、
  これからの見通し額が 30年度:約30億円 31年度:約13億円、32年度:約24億円、33年度:約12億円

  となっているのに対し、34~39年度の6年間の見通しが7億円となっている理由を質問。

  企画財政課長の回答は「34年以降に予定している大型事業はないので、毎年経常的にかかる費用5億円+臨時費用2億円=7億円と見込んだ。」

3. 市長に「7億円でやっていけるのか」と質問。
  回答は「平成19年度は投資的経費が8億円だったので、7億円は不可能な数字ではない」

4. 「19年度が8億円でやっていけたから7億円でもやっていけるという内容に聞こえたが、間違いないでしょうか」と再質問。
  回答は「過去も知恵を出し合って乗り切った」

5. 「19年度が8億円という話だったと思うんですけど、違いましたかね?」と再質問。
  回答は「毎年経常的にかかる費用5億円+臨時費用2億円=7億円」

6. 「見込んだ理由を聞きたいのではなく、『19年度が8億円だから7億円でやっていける』という発言だという私の認識は合っているか?」と再質問。
  回答は「何回も言っているとおり、7億円でやっていけるという見込みを立てている」

7. 「過去8億円でやっていけたから7億円でもやっていけるというのは市民感覚で理解できない。金額が違うのになぜ19年度の例を出したのか?」
  回答は「今より人口が多かった19年度に8億円でやっていけたので、34年度以降は7億でもやっていけると見通しを立てた」

8. 「平成16年度~18年度と平成20年度~22年度の投資的経費の決算額を教えてください」と再質問。

9. 市長が「議運で諮ってください。議場止めてやってください」と不規則発言。

10. 議長が岡本議員の質問を通告外であると判断。

11. 岡本議員が手を挙げて「議員は通告をした上でその通告に対する答弁をいただいて、市長の考えが分かるわけで・・・」と発言中、
  市長が「議長、止めてやってください」と妨害するような行為をする。

12. 続いて、岡本議員が「これが通告外なのかどうか」と質問すると、
  議長が「129条によって通告外と判断する。通告外の質問について、再度・再再度と今のように審議が中断すると、今の質問は発言を撤回するように指導する」と回答。

13. その後休憩に入り、会議再開後、議長より「議会運営委員会で協議をした結果、地方自治法第129条の規定に基づき、岡本詠議員の発言を禁止します」と発言。
   「土佐清水市の財政見通しについて」の残りの質問と「ジオパーク構想について」の質問がされないまま終わってしまった。

こんな感じでしょうか……。
気になったのは4~7のやりとりです。
岡本議員が聞きたかったことが、市長に伝わらなかったため、同じようなやりとりを繰り返すことになってしまっています。

岡本議員が聞きたかったのは、まず
「過去8億円でやっていけたから7億円でもやっていけるという発言と認識して間違いないか」
ということだったと思います。
お互いの認識が合っているかを確認した上で、さらに深く質問をする予定だったのだと思います。

しかし、市長はずっと「7億円の理由」を回答しています。
岡本議員の質問の趣旨(お互いの認識が合っているかの確認)が伝わらなかったようです。

私も初めて動画を見たときは、「なぜ岡本議員は同じ質問を何度もするのだろう?何を聞きたいのだろう?」と思ってしまいました。
市長も議長も同じように感じたのではと思います。
繰り返し動画を見る中で、やっと質問の趣旨を理解することができました。

「私の認識は合っているか?」という質問がストレート過ぎて、まさかそのままの意味とは思わずに、「その根拠は何ですか?おかしくありませんか?」に勝手に脳内変換されてしまいました。
(例えば「私のごはんはこれだけですか?」という質問が、そのままの意味ではなく「ごはんが足りないです」という抗議に聞こえてしまうように。)

岡本議員は4~6の3度の質問で市長に趣旨が伝わらなかったため、7で質問を変えていますが、
市長は恐らく4~7まで「7億円の根拠は?(おかしくない?)」という同じ質問に聞こえていたと思います。

議長は回答済みの同じ質問(←議長はそう感じた)が繰り返されることで審議が中断してしまうのを避けたかったんでしょうけれど、それを踏まえても「通告外だから」という判断は全くの意味不明ですね。

「平成16年度~18年度と平成20年度~22年度の投資的経費の決算額」は鋭い質問ですね。ぜひ回答を聞きたかったです。

ブログに書かれていた「議会だより改竄について」も回答が楽しみ(?)です。
改竄される前の議会だよりも読みたかったです。

今回の発言禁止措置は、私が議会に疑問を抱き、今後の土佐清水がどのような姿であってほしいか改めて考えるきっかけになりました。
このようなことが今後決して起こらないようにしてほしいと願います。

応援しています。土佐清水に岡本さんのような議員がいて嬉しいです。
これからも鋭い質問楽しみにしています。
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Unknown (ei_shimizu)
2019-02-09 14:58:30
初めまして、私のブログを読んで頂きありがとうございます。

また、流れをまとめていただいてありがとうございます。

正にその通りでございます(^^)

一問一答方式で一般質問を行なっているため、一つづつ確認していく必要がありました。
私も動画を見て8のところでは、少し説明を付ければ良かったかなと思っています。

しかし、執行部が答えを持ち合わせていないなら、議長が休憩をとって調べる時間を作ってあげて回答させるのが、どこの議会でも行われている一般的な議事運営だと思うのですが。

何故、声を荒げて場を乱していた泥谷市長には一切の注意もなく、何も悪いことをしていない私を発言禁止にし一般質問を終了したのか?

これは、これまでの平成29年3月会議の記事や平成30年9月会議の一般質問をご覧いただければ簡単に想像はつくのではないかと思います。

特に、平成29年3月会議の一般質問では、反問権と称して執行部のやっていることや、当時の議長の態度を見るとなるほど。となるのではないでしょうか。

前回の続きは、3月会議でやる予定です。

持ち時間が1時間しかないので、他の質問も考えると大分端折らないといけませんが。。(^^;;

再要請に対する回答は届き次第お知らせしますね!

私が書いていた原稿は、事実を客観的に書いただけなので、移住2年目さんがコメントでまとめていただいた内容そのままな感じです。

私が書いた原稿は、今回の件の成り行きを見て、どんな形であれ必ず報告はさせていただきます。

ちょっと待っててください(^^)

私は、皆さんのご意見や質問など市民の声を代弁しているだけなので、気のついたことや市民目線のご意見などいつでも聞かせてください(^^)

コメントいただき、私も嬉しいです。

これからもどうぞ宜しくお願いします。
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