湯めぐりシリーズNo.68
平成19年7月14日(土)~15日(日)
くしろ湿原パーク
憩の家 かや沼 標茶町コッタロ原野127-10 01548-7-2121
泉 質 ナトリウムー塩化物泉(弱アルカリ性等張性高温泉)
泉 温 47.2℃ 450L/min 動力揚湯
適 応 症 神経痛、関節痛、運動麻痺、慢性皮膚病、冷え性、切り傷、やけど、疲労回復、
慢性消化器病など
宿泊料金 ¥6,900
釧路から塘路湖を経て弟子屈方面に進むと、シラルトロ湖手前の高台に本館と新館
からなる全19室の建物がきょうの湯宿だ。
塘路湖は、海抜8メートルに位置し、周囲18キロ、最深度7メートル、釧路湿原
にある湖では最大で、イトウ、ワカサギ、コイ、ウグイが生息。
シラルトロ湖はタンチョウが暮らすところとして有名で、秋から冬にはハクチョウも飛来する。
コッタロ湖も含め、ラムサール条約登録湿地である。
宿の敷地内にはキャンプ場や、パークゴルフ場、バーベキューコーナーもある。
館内のロビーやお土産売店も広く、品数も多い。
浴場は、湯温が異なる内湯三槽と打たせ湯。窓の外には、周りを檜の丸太で囲い、槽底は四寸巾の
平板で造ったスノコ張りの露天風呂がある。温度を下げるために加水しているが、すべて源泉100%で
湯量も多く、湯味がやわらかい。
就寝時は湿原地帯だけに、とても静寂である。
食事処でいただく料理も手を加えており、ウエートレスのもてなしも、とても愛想がよく好感がもてる。
予約時に肉なしをお願いしておいたので、ぼたん鍋をたら鍋に換えていてくれた。
二度、三度と訪れるリピーターが多い…というのもうなずける。
湿原の光と影を彩るのは、やはり水が主役だ。
帰路、湿原を見渡せる展望台を探しているうち、鶴居村に入りこんだ。
この村には通年340~350羽のタンチョウが生息する。
大規模営農・酪農が主であり、農業所得は農業従事者一人あたりの平均年収は全国第一位である。
ここらあたりでは道路脇のごく至近距離に、鹿や、きたきつねの姿があちこちでみえる。
せっかくここまで足を延ばしたのだから…と厚岸湾の、あさり、かきの養殖場、町外れのあやめケ原、
道東随一の古刹“国泰寺”などを見学。
帰路、中札内でタレントの田中義剛が経営する花畑牧場で一休みし、森の美術館に立ち寄り、
坂本直行の花の絵などを見学した。運転疲れもあり、途中もう一泊と考えながらも高速道をひた走り、
いっきに帰宅。総走行距離980キロ。
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