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健康には菜耕! 

北海道に生まれ育ち、四季折々大地の恵みと自然美豊かな充実の日々
道内をめぐり未知の世界を発見できることに、ただ感謝!

54 吉の湯

2013-01-24 | ドライブ

 湯めぐりシリーズNo.54

平成18年3月25日(土)~26日(日)

温泉旅館  吉の湯                           鹿部町鹿部45   01372-7-2211

源 泉 名  鹿部温泉(1号、2号の混合泉)無色透明・微弱カン味・無臭

泉     質  ナトリウムー塩化物・硫酸塩泉(中性低張性高温泉)(旧泉質名:含芒硝―食塩泉)

p H    値     7.3 ラドン

泉    温   80℃ 湧出量20L/min 自噴

    症  浴用 神経痛、筋肉痛、うちみ、くじき、慢性消化器病

          飲用 慢性消化器病、慢性便秘、胆石症、糖尿病、痛風、肥満症

宿 料金    ¥7,000 夕・朝食共別部屋食 タオル、B/T D/B完備

 

 ひとっ走り、春を探しに道南の鹿部へと向かった。

 日脚が伸びた分気温が上昇し、スギ花粉の北限地帯に侵入したせいか、鼻水が止まらない。

 途中、しばらく振りに壮渓株に立ち寄ったが、ご主人が11軒あるの葬儀の手伝いで店を

空けていて、開店休業状態だという。

 ご主人は福岡、奥さんは千葉県出身で、地域に溶け込むために一生懸命なのだ。

 久しぶりだったので、兎に角、できるものなら何でも良いから…と頼んだ。

 カレーライスならO.Kだという。以前 にたべたこともあるし、それを注文した。

 我々のすぐ後に常連客が訪れたが、注文に応じられない。

 特に、ご主人が飛びっ切り凝っているコーヒーの注文には、奥さんは困り果てている。

 ご主人の携帯にヘルプの緊急信号を発信した。ご主人が帰ってきたのでひと安心だ。

 二人三脚でやっている店だから、どちらがいなくても営業は難しい。

 kさんの仕事に対する思い入れようは、例えば焙煎コーヒー豆など、全国各地から注文があるという程

評判がいい。

 また、お二人の人柄は「犬の、学君や花子ちゃん、おまけにニャンコちゃん」など、捨て犬捨て猫を

飼っているのをみてもよくわかる。

 さて、投宿の「吉の湯」は、入浴した直後の湯味は、泉温がぬるめに感じたが、ナトリウムー塩化物泉

だから、体にすぐに浸み込む。

 足湯や半身浴で入浴すると、お湯に浸した部分が見る間に赤くなった。

 真ん前が鹿部港で、築港のライトに照らされて、漁船が午前3時に一艘、3時半に四艘出港した。

漁港ならではの光景を目にすることができた。

 食事の鮮度は抜群で、ヒラメや、北寄のお造り、鰈の煮付け、プリプリのカキの味噌仕立て鍋は

すごかった。朝食のイカ刺しなどは、三段重ねでコリコリ感がたまらない。

 帰路は、時間の制約がないから、鹿部の別荘地域や、砂原や尾白内の漁港をぐるりと廻りながら、

5号線を北上した。

 黒松内を通過中、やっぱり久しぶりの「いもパン」を食べたくて、静狩経由壮渓株に立ち寄る。

 まきストーウの上で煮込み中の白樺、イタヤの樹液を煮詰めたシロップを、瓜生さんご夫妻が、

見事に仕上げて試飲させてくれた。

 雪焼けした顔をみても、もう立派な道産子になりきっている。

 …というより、北海道のにんげんよりも、もっと北海道人だ。


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