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力関係最下層H"彩度さん

力関係最下層H"彩度さん どこに行っても最下層。

殺されたり恵まれたりする話

2025-03-17 21:06:47 | 哲学・心理学・自己啓発
H"は学生時代、発達障害によるコミュニケーションの下手さからどこの部活動に入っても毎日殺されていた。(まあ、部活動に限らずやけど)
でもな、単に殺されるのなら、障害云々関係ないねんで、ということが今更再度気づかされた。

例えば、今話題の人だと、こっちのけんと氏や、そのMVを作ったかねひさ和哉氏も中学時代は壮絶ないじめにあって殺されていた。
つまり、定型発達でもいじめられる可能性は大いにあるということ。

で、彼らとH"がどう違うかというと、例えばH"の場合、学年が変わろうが学校が変わろうが場所が変わろうが環境がかわろうがナニが変わろうが、どこへ行っても殺されるのである。

定型発達だと、いじめてくる周りに問題があるかもしれないから、場所やメンバー、周りの意識が変わればいじめは直ったりもする。でも私の場合、当の本人のコミュニケーションに問題があるから、どこへ行って殺されるのである。おそらく。

ところで、H"は芸大に通っていたのだが(DTPとかクリエイターを目指していた)、先生らからも聞いたのだが、クリエイターの場って超ブラックでいじめが多く、例えば新しく仕事場に入ると机がなくて、先輩に聞いても教えてくれなかったり、また別のところでは筆洗の水頭からかけられたり(ガチである)、でもそれらが洗礼はおろか勲章だったり、でもそういうのって、(想像やけど)定型発達の人もされるけど、始めだけでだんだんなじむと思う。

しかし、H"の場合、本人がコミュニケーションに著しく問題がある(これまでの人生で実績がありまくる)ので、多分その職場に居る限りいつまでもそれらが続くと思う。
そう思えば、今H"は障害者雇用で、しかもアーティスト(ごっこ)をさせてもらっているので、いじめられて殺されることもないし、その上クリエイティブなこともさせてもらっている。

で、ちょっと話は戻るがコミュニケーションと仕事の話、作業所の上司(定型発達)が
「いくら仕事ができようと、コミュニケーションができなければその人は無能です」
と言っていたのだけれど、H"も本当にそう思う。例えば学校だといくら勉強ができようと運動ができようと、コミュニケーションができなければ、ゴミ扱いされ無条件に殺される。そしてそれが延々と続く(H"の体感)。
学校も職場も、ナニよりもまず、コミュニケーションである。悲しいけど、それは本当のこと。

だから、H"は「ガチのクリエイター」にはなれなかった。けど、今は障碍者雇用でクリエイターもどきをさせてもらえている。
それはそれで本当に、よかったんだと思う。
これこそ、恵まれていると思う。

以上、H"が殺されたり恵まれたりする話でした!

H"がそうだから!

2025-02-24 18:20:15 | 哲学・心理学・自己啓発
「人柄により自然と周りに人が集まる人」、とか、そういうの時々聞くよね。

そういう人って、実際結構いると思う。

でもつまり、理屈の上から考えると、世界にはそれと同じ数だけ、

「人柄により自然と周りから人がいなくなる人」がいる、と言い切る。

何で言い切れるかって、管理人が人生で身をもって痛感したからである。

人生試練。

無題

2024-01-31 18:46:10 | 哲学・心理学・自己啓発
もう、付き合うのは障碍者サービスのスタッフさんとだけにしといたほうがいいんかな。
「え?H"さんがそんなこと言うん?」
って思う人もいると思うけど。

それだけのことがあったんよ。

なんだかなあ。

H"は、けったいな奴だからな。

人に極力迷惑かけないように、といつも意識して振舞っているが、結果的に並みの人以上に人に迷惑になっている。

自信失うたわ。

個展が終わってー楽に生きるためには苦労という回り道をしなければならないということー

2023-11-06 14:26:52 | 哲学・心理学・自己啓発
個展が終わりました。
皆様ありがとうございました。
身内の方は勿論、知らない方、そしていつもお世話になっている方々…感謝しております。

そして、H"は通りすがりに来てくれたお役様さんからとても嬉しいお言葉を頂きました。
「心が豊かになりました」
これ、上手いとか、そういう言葉よりも嬉しいです。
上手いとかだと(変な言い方をすると)、お世辞でも言えるじゃないですか(そしてH"は自分の絵のことをうまいと思っていないので、逆に上手いとか言われるのが本音ではあまり好きではない)、「心が豊かになる」はお世辞では出ませんよ?本気だったんですよ、恐らく。本当に嬉しいですね。
絵は、上手くてもうまくなくても、見る人によって心が豊かになったりするのですよ。そしてそれこそが、絵の役目ではないかと思うんですよ。改めて「上手なのか下手なのか、それがいいか悪いか」は切り離すべきだと思いましたね。

それで、今までずっと思っていましたが、…絵に関してだけじゃないですけど、自分がうまいと思ってはいけない、プロになりたいと思ってはいけない、悟らなあかん、少なくとも私は。
楽に(サボってという意味ではなく)生きるためには(これも変な言い方ですが)、それまでにさんざん苦労という回り道をしなければならないな、と思った。

あとこれ、おまけなんですが、個展の帰りに駅にピアノが置いてありました。そこで私は何を思ったか「パックンフラワーの子守歌」を、これまたすごく下手に弾いてきました(H"はピアノがどへたです)。
これは、勇気があると言わずに、羞恥心がないと言います。
でもこれも楽しかったんですよね。つまり、うっすらと上のことと関係あるなあ、と思いました。
以上。

「だれも取り残さない社会」の穴

2023-01-02 18:44:48 | 哲学・心理学・自己啓発
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします、H"です。



正月早々昔の話をするな!と怒られそうですが、します。
最近思うのですが、90年代~2000年代て、ネットもありましたが、アナログもまだいろいろ現役で、ネットは必須でも何でもなく「使えれば便利」、
したい人だけがすればいい、アナログだけでも十分にやっていける時代だったと思います。
簡単に言えば「アナログとデジタルがうまい具合に共存できていた時代」だと思うんです。

でも今は、ネット使えないと生きにくい時代。それって何かおかしい気がするんですよ。
それは物理的にだけではなく、精神面でも、SNSやってて当たり前「え?やってないの!?」って言われる、
連絡はEメールも電話も使わずにlineだけ(何のための携帯電話や(笑))、パソコンは時代遅れ、
スマホ持ってない人、SNSやってない人は蚊帳の外です状態ですから。
人のつながり的にも、デジタルでない人はふるい落とされちゃってますね。
(余談:管理人は漫画描いているんですけど、アナログ作業の人絶滅危惧種で、今はもう原稿用紙もつけペンもトーンも入手困難!
ペンタブ無い人は漫画が描きづらい!創作活動の面でも同じこと起こってますよね)

これ屁理屈に聞こえるかもしれませんが、
今時代はSDGsで色々目標上がって、「少数派の人の受け入れ・誰も取り残さない社会」って言ってますけど(ここまでは良いことです)、
女性の社会進出や性的マイノリティなどの少数だけでなく、少数のアナログ人間の居場所も作って、彼らも平等に受け入れてこそのことだと思うのですよね。
デジタル人間とアナログ人間の共存こそ誰も取り残さない社会だと思うのです。
そう思えば、やっぱり90年代の方が、私のようなアナログ人間にとって精神的疎外感はなかったですね。

これって、「だれも取り残さない社会」の穴ですよね…

ですよね、屁理屈だけど正論だよね。