力関係最下層H"彩度さん

力関係最下層H"彩度さん どこに行っても最下層。

「だれも取り残さない社会」の穴

2023-01-02 18:44:48 | 哲学・心理学・自己啓発
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします、H"です。



正月早々昔の話をするな!と怒られそうですが、します。
最近思うのですが、90年代~2000年代て、ネットもありましたが、アナログもまだいろいろ現役で、ネットは必須でも何でもなく「使えれば便利」、
したい人だけがすればいい、アナログだけでも十分にやっていける時代だったと思います。
簡単に言えば「アナログとデジタルがうまい具合に共存できていた時代」だと思うんです。

でも今は、ネット使えないと生きにくい時代。それって何かおかしい気がするんですよ。
それは物理的にだけではなく、精神面でも、SNSやってて当たり前「え?やってないの!?」って言われる、
連絡はEメールも電話も使わずにlineだけ(何のための携帯電話や(笑))、パソコンは時代遅れ、
スマホ持ってない人、SNSやってない人は蚊帳の外です状態ですから。
人のつながり的にも、デジタルでない人はふるい落とされちゃってますね。
(余談:管理人は漫画描いているんですけど、アナログ作業の人絶滅危惧種で、今はもう原稿用紙もつけペンもトーンも入手困難!
ペンタブ無い人は漫画が描きづらい!創作活動の面でも同じこと起こってますよね)

これ屁理屈に聞こえるかもしれませんが、
今時代はSDGsで色々目標上がって、「少数派の人の受け入れ・誰も取り残さない社会」って言ってますけど(ここまでは良いことです)、
女性の社会進出や性的マイノリティなどの少数だけでなく、少数のアナログ人間の居場所も作って、彼らも平等に受け入れてこそのことだと思うのですよね。
デジタル人間とアナログ人間の共存こそ誰も取り残さない社会だと思うのです。
そう思えば、やっぱり90年代の方が、私のようなアナログ人間にとって精神的疎外感はなかったですね。

これって、「だれも取り残さない社会」の穴ですよね…

ですよね、屁理屈だけど正論だよね。