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豆狸の音楽小路

ややメインストリートから外れた邦楽を中心に、好きな音楽について気ままに感想を綴るブログ(稀に音楽以外の記事もあり)

わすれな草 - のっこ

2006-07-13 | 
こんばんは。
今日も一日暑かったですね。
気温も30℃近くまで上がり、もう既に夏のような感じ。
というわけで、梅雨はまだ明けてはいませんが、そろそろ「夏」カテゴリーの曲を
ぼちぼち追加していこうかなと思っています。

それでは本日の一曲は…
のっこのアルバム「ベランダの岸辺」から「わすれな草」です。
試聴はこちらの3曲目「わすれな草」の右にあるリアルプレイヤーかメディアプレイヤーマークを選択することで可能です(ただし何故か途中にノイズが入る)。クリック後、若干時間がかかりますが、そのまま待っていると自動的に曲が再生されます。ちなみに私の家のPCではメディアプレイヤーの方でしか再生できませんでした。

「のっこ」とは、あのレベッカのボーカル“Nokko”さんですね。
他のソロアルバムでは“Nokko”名義ですが、こちらのソロアルバムのみ「のっこ」としてリリースされています。ただ、異なるのは名前の表記だけではなく、その音楽性も他のソロアルバムとは異なり、全体的にアコースティックな感じで落ち着いた雰囲気を持っています。私の個人的な好みとしては、こちらのアルバムは過去の他のアルバムよりも自然体な感じで好きですね。
また「日常」、もしくは季節や天候を感じさせる曲が多く、その歌詞や楽曲を聴いていると様々な光景が思い浮かび、長い間楽しめる一枚です。
正直言うと、こちらはとある古本屋で中古品として買ったものだったのですが、定価で買っても損は無いアルバムかなと個人的には思いました。

さて前置きが長くなりましたが、本日ご紹介する「わすれな草」はそのアルバムの中でも特に好きな曲です。
どこか物悲しくも美しいメロディー。のっこの歌声と歌詞、そしてそれらを最大限に生かす小細工無しのシンプルなアレンジ。どれをとっても素晴らしいと思います。なんというかストレートに良い曲ですね。

また、上の方で、その歌詞や楽曲を聴いていると様々な光景が思い浮かぶと書きましたが、「わすれな草」を聴いて私が思い浮かべた光景は、「夕方から夜に変わる少し前、青暗い空の下が赤い夕日の名残でスミレ色に染まる頃。そして、帰り道の土手近くに咲くわすれな草(注1)。ゆっくりと歩きながら、時折吹くゆるやかな風に揺られているわすれな草を見ている」…そんな感じでした。

そういえば、わすれな草の開花時期は丁度5月から7月らしいので、今の季節にはピッタリの曲ですね。

それでは、また。

(注1):またの名を“forget-me-not”。
わすれな草の写真はこちらで見る事ができます。
トップページはこちら。綺麗な花の写真が沢山あります。興味のある方は是非。


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