雷座の部屋

私の思っている事、思い出などの部屋です。

TBS「バース・デイ」で見た桑田真澄

2010-06-13 21:15:55 | テレビ・ラジオ・芸能
中学生の頃、部活でバレーボールをやっていた。

ちょうど9人制から6人制に移行する時期。
女子部は実績も歴史もあったけど、男子部は出来たばかりの
弱小部。
ま、それでも練習はそこそこきつかったかなぁ~
一番嫌だったのは、今では考えられないけど、夏の炎天下での
練習でね、練習中は【水を飲んではいけない】事だった。
ね、今じゃ【水分補給は大切だ】なんて言われているけど、昔は
さ、水分補給すると「疲れる」なんて信じられていたからなぁ~

と、こんな昔を思い出したのは夕方にやっていたテレビ番組を
なんとなく見てしまったからだ…

TBSテレビの土曜夕方に放映している番組「バース・デイ」。
スポーツ選手を取り上げる30分のドキュメンタリー番組、って感じか。

今日そこに登場したのは、元プロ野球選手の桑田真澄。
PL学園から巨人に入団して大活躍、最後はメジャー・リーグにまで
いった大投手、だね。
彼は引退してから早稲田大学の大学院に行って、首席で卒業。
ま、詳細を知りたい方は
ウィキペディア桑田真澄でも訪問してください。

今はね、少年野球の指導者をしている。
そこで彼が語ったのが、今までの野球の指導は間違っている、という事。
やはり彼自身、練習時に水が飲めなくて、トイレの水や雨で溜まった水溜りの
水を飲んだ事があった、という話。
練習では毎日殴られた事など。

「千本ノックなんて意味ありますか」
「練習は真剣にやらなければ意味がない」
「集中出来る時間は短い」
まあ、上記のような話をしていたな~

ほめる。
叱らない。
うまく打てなくてがっくりしている少年に言う、肩を抱きながら。
「野球は失敗するスポーツ。打てなくてもいちいちがっくりして
ちゃしょうがない。失敗しないで出来たらすぐにプロの選手だ。
まだ、中学生なんだから、どんどん失敗していいんだ。失敗しても
がっくりするな、約束だ」
詳細は違うかもしれないが、そんなニュアンスの話をしていた。

桑田は言う。
「野球を嫌いになってほしくない」
と。

しかし、礼儀やマナーには厳しい。
それと練習道具を大切にする事。

あの大投手の輝かしい実績を考えれば、あるいは、若い時から世間から
チヤホヤされ大金を手にしたら、天狗のまま大人になる可能性があった
のに、挫折も苦労も色々あったんだろうなぁ~、と思う。
(入団時のゴタゴタや中牧の本などね)

たかが、30分で何がわかる、なんだけど、人間【桑田真澄】の魅力を
発見した30分だった。

実は今週で完結してなくて、来週も番組ではまた「桑田真澄」を取り上げる。
少年野球の指導者やその親たち、いや、野球に限らずスポーツの指導者たちに
はぜひ見てもらいたい番組、だなぁ~

TBSバース・デイ


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。