President

持続型社会へ向けたアウトリーチ活動を目指します。
ブログランキングにも参加しています。

無塗装機はエコ航空機

2006年05月14日 | エコなプチ情報
運航トラブルや経営陣の内紛問題などで乗客離れが進む日本航空(JAL)は10日,06年3月期連結決算を発表した。原油高を受けた燃料費の大幅増加などにより,経常損益が416億円の赤字(前期は698億円の黒字)に,最終(当期)損益も472億円の赤字(同300億円の黒字)に転落した。

と毎日新聞が伝えている。

こんな経営的には厳しい日本航空であるが,環境対策としてユニークな航空機を導入している。それは,無塗装航空機である。

無塗装航空機とは,機体に塗装をしない航空機であるが,1機分約150kgの塗装量を削減し,軽量化したことと,それを除去する塗装剥離剤の使用量を抑えるためのものらしい。軽量化によって燃料の節約が図れる。塗装剥離剤の有機溶剤等の使用量が削減により,環境負荷低減が期待される。

しかし,腐食を防止するために,機体表面を定期的に磨いて汚れを落とす必要があるとのこと。このため,窓がなく,機体表面が磨きやすい貨物専用機に限られているようだ。

旅客機は,ムシキングジェットだの妙な塗装をした機体が大空を舞っている。どうせなら,徹底して無塗装機ばかりにしてはどうか。



この記事が少しでも面白いと思った人は,ブログランキングマークにポチッとお願いします。  



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。