NPO法人エコパル化女沼ブログ

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宮城県に珍客 コウノトリ目撃情報

2015-08-19 09:20:30 | 日記
今月の16日に宮城県登米市の水田で国の特別天然記念物にも指定されてるコウノトリが目撃されました。

 この個体は先月7月に千葉県野田市で放鳥されたコウノトリのうちの一羽と思われます。

ダイサギと一緒に田んぼの用水路で餌をついばんでいたそうです。

コウノトリといえば兵庫県豊岡市が有名ですが、千葉県野田市でも生物多様性のシンボルとしてH24年に多摩動物公園から2羽のコウノトリを譲り受け飼育を開始したそうです。そのつがいから生まれれた子供たちが先月7月23日に試験的に放鳥され、その1羽がはるばる宮城県の県北にまで移動してきたようです。宮城県の県北地域は昔から米どころ(ササニシキやひとめぼれの生産地)として有名で多くの田畑が広がっています。冬季になるとロシアからガン類(マガン類)が越冬の為に飛来します。それは多くの田畑が広がり豊富な餌と、そしてラムサール条約に登録されている湿地が3カ所(伊豆沼・蕪栗沼・化女沼)もあります。宮城県県北地域はこのような自然豊かな地域でもあります。今回、千葉県野田市から思いがけない珍客(コウノトリ)が訪問してくれましたが、宮城県の県北地域は鳥達に好かれる環境なのかもしれません。





(情報・写真提供)NPO法人エコパル化女沼理事・雁の里親友の会事務局長 池内俊雄氏

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