NPO法人エコパル化女沼ブログ

化女沼ダム観光資料館 TEL/FAX0229-28-1353

シジュウカラガン情報

2015-01-27 13:20:12 | 日記
シジュウカラガン情報をお伝えします。

この暖かさで、宮城県大崎市にいたシジュウカラガンは秋田県に北上したもようです。

1/25(日)の夕方のねぐら入りで30羽前後のシジュウカラガンのねぐら入りを観察しましたが、それが最後のグループだったと思われます。いつもより遅い時間にその数しか数えられなかったのは、他のグループは秋田県の方に向かっていたのだと思われます。あまりにも早い北帰に驚きです。

 今、秋田県の八郎潟でシジュウカラガンの大半が観察されています。(その数1000羽以上)
情報では秋田県の八郎潟周辺も雪が少なくガンも容易に餌を探せるようです。残念ながら今シーズン宮城県でシジュウカラガンを見れる期間は終了したようです。凄い寒波がくればまた秋田県から宮城県に下ってくるかもしれませんが、それほどの寒波がくるような天気予報ではありませんので、やはり観察期間終了でしょう。今シーズンは本当に短かった気がします。どうしても今シーズンまだ見たい方は秋田県八郎潟へ!!


シジュウカラガン情報 2015.01.21

2015-01-21 09:16:01 | 日記
おはようございます。

宮城県大崎市化女沼 シジュウカラガン情報をお伝えします。

化女沼周辺の田んぼの雪もだいぶ融け、ガン類も比較的近場の田んぼで採食しているようです。昨日は午前中化女沼から直線で2~3キロ圏の大豆畑で30羽前後のシジュウカラガンが採食していました。場所は大崎市古川長岡地区の大豆畑です。長岡小学校の南側の畑でした。2~3日前は大崎市古川宮沢地区の田んぼや大崎市古川川熊地区の田んぼで午前中確認されています。どちらも化女沼の南側の地区(直線で5キロ圏)でした。午前中は比較的近くの餌場で採食しているようです。



今朝も、8時15分頃でもまだマガン(50羽前後)と一緒にシジュウカラガン30羽前後も沼にいました。他の大半は飛び立っていますが、中にはのんびりして8時を過ぎてから餌場に飛んでいくグループもあるようです。





宮城県大崎市化女沼 シジュウカラガン情報

2015-01-16 14:28:21 | 日記
本日、1月16日(金) 宮城県大崎市化女沼のガン類朝の飛び立ち情報を頂きましたのでお知らせします。

マガン 11050羽

シジュウカラガン 895羽

亜種ヒシクイ 693羽

オオヒシクイ 31羽  

飛びはじめの時間 6時18分 亜種ヒシクイから飛びはじめ、続いて6時40分頃からマガンが飛びはじめて、シジュウカラガンは6時50分にマガンと一緒に飛んだクループ(100羽前後)とその後6時57分頃に800羽前後がマガン(5000羽前後)と一緒に飛び立ったようです。朝の飛び立ち観察に来られる方はご参考にしてください。

【情報提供 NPO法人エコパル化女沼理事・雁の里親友の会事務局長 池内俊雄氏】

最近、正月に降り積もった雪が融けはじめ、化女沼周辺の田んぼでもガン類が採食している光景が見られるようになってきました。

最近、シジュウカラガンは朝に沼から飛び立ち、一度近くの田んぼに降りるようです。2日前は大崎市古川宮沢地区の田んぼで150~200羽前後のシジュウカラガンがマガンと一緒に採食しているところが確認されています。
もちろん遠くまでいっているシジュウカラガンのグループもいるようです。



渡り鳥カルタ大会・餅つき&ガン類ねぐら入り観察会のお知らせ

2015-01-09 10:01:56 | 日記
里地里山探検隊 【渡り鳥カルタ大会・餅つき&ガン類ねぐら入り観察会開催のお知らせ】

平成27年1月18日(日)13:30~16:50

場所:大崎市古川長岡地区公民館 定員30名

講師 池内俊雄氏

日程 13:30~開会・挨拶
   13:40~ヒシクイカルタ大会(上位者には景品有り※ガン類写真(シジュウカラガン等)額縁付)
   14:10~餅つき(つきたてのお餅を食べよう)
   15:30~化女沼ダムへ移動
   15:40~ねぐら入り観察
   16:40~閉会・解散
 ※当日の日程等に若干変更があるかもしれませんが、予めご了承ください。

 持ち物 カメラ(記録に残したい方)、双眼鏡(お持ちの方はご持参ください)
     ※暖かい服装でお越し下さい。

 参加費 一般の方 500円 エコパル会員400円 幼稚園以下300円
     ※参加費には食費・傷害保険料が含まれています。

申し込み期限:平成27年1月15日(木)迄

問合せ先 化女沼ダム観光資料館 NPO法人エコパル化女沼事務局
     開館時間 8:30~17:30
     休館日 月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日休館)
     電話・FAX 0229-28-1353 

シジュウカラガン飛来数1000羽達成

2015-01-09 09:05:25 | 日記
おはようございます。

昨日、日本に渡ってくるシジュウカラガンの数が1,000羽を超えた事が日本雁を保護する会様及び仙台市八木山動物園様の方から正式に発表されました。かつてシジュウカラガンは繁殖地であった千島列島に毛皮をとる目的でキツネが放たれたことにより捕食され、絶滅寸前となっていました。日本雁を保護する会様と仙台市八木山動物園様が日本に渡ってくる群れを復活させる為の事業を1983年から行っています。1992年に米国魚類野生生物局シジュウカラガン回復チームの支援も得て、ロシア科学アカデミーカムチャッカ太平洋地理学研究所と共同で、かつての繁殖地・千島列島でシジュウカラガンを放鳥する準備を開始しました。1955年に、かつての繁殖地で、天敵のキツネがいない千島列島のエカルマ島で共同放鳥事業を開始し2010年までにのべ13回の551羽を放鳥したそうです。そしてようやく日本に渡ってくるシジュウカラガンが1000羽を超えたという事になります。とても喜ばしいことです。

〈参考資料〉日本雁を保護する会様・仙台市八木山動物園様提供資料



〈化女沼ダム観光資料館で行われた日本雁を保護する会様及び仙台市八木山動物園様の記者発表の様子〉
 
そして、日本に渡ってくるシジュウカラガンの大半がこの化女沼にねぐらをとっています。朝の飛び立ちを見てもらえば沢山のシジュウカラガンを見ることができます。夕方のねぐら入りでも観察できますが、今の時期は餌を食べに遠くまでいっているようで、残念ながら夕方は辺りがうす暗くなった頃にしか戻ってきません。夕方、南東方向から戻ってきますのでその方向の田んぼを使用しているようです。化女沼からは大分離れたところだと思われます。まだ見ていない方は是非一度化女沼に観察にいらしてください。

朝の飛び立ちは6:30~40頃から見て頂ければ間違いないと思います。その日の天候により飛び立ち時間は違いますが比較的この時期は遅い飛び立ちになります。

夕方は4:30頃から5時の間に戻ってくる事が多いです。ちなみに昨日は16:45頃からでした。

ご参考にしてください。