えび蔵的バイクヒストリー（第１話）

これから時々ですが、ワタシが今まで乗ってきたバイクを振り返ってみたいと思います。
思い出しながらモノローグ形式で行きます。
全４話になります（笑）


■原チャリ小僧期■

◆SUZUKI VanVan50
　原付の免許を取って初めて乗った親父のバイク。
水に浮きそうな前後バルーンタイヤに空気入れ（手動ポンプ）が標準装備のレジャーバイク。ギアは3速ロータリー。
当然ながら初めて街中走ったのも砂浜走ったのも原付仲間と数台で一緒に走ったのもコレ。スピードは60km/h位しか出なかったが、安全に楽しめたという意味ではバイクとの良いファーストコンタクトだったと思う。


◆SUZUKI RG50E
　３ナイ運動で手放さなきゃならなくなった…というのを安く譲ってもらってきたバイク。
ワタシとしては初のフルサイズ原付である。
今の50ccとは違ってリミッターなどついていなかった時代で、90km/hまで目盛りがあったスピードメーターを振り切って走ることができた。
走ること自体が楽しくてしょうがないという頃でどこに行くにもコレで行ったのだが、半端な知識で訳もわからぬままキャブレターをいじってエンジンを焼き付かせてしまった。
生き返らせたくて、初めて自分でエンジンを開けたバイクとなった。結局ダメだったんだけど。

　このころ北海道にツーリングに来ていたライダーは、ワタシのような原チャリ小僧にもピースサインをしてくれたんだよね。
大きなバイクに乗り、笑顔で挨拶をしてすごい加速（当社従来比）でぴゅーっと行ってしまうライダーがすごく格好良く見えた。


◆SUZUKI GN50E
　初めての新車。ピカピカで気分良かったよ（笑）
アメリカンタイプということもあり原付としては余裕のポジションで、エンジンのトルクもあってとても乗りやすいバイクだった。
チョイ乗り、未舗装路、ときどき通学と大活躍だったよ。
今でもチョイ乗り用に1台欲しいと思えるバイク。
でも、ステップ位置が低くてしかも固定式だったから、コーナーではすぐにステップが路面に当たって後輪が浮いたな。

　学校卒業後、就職で東京に行き、夏休みに帰省したら無くなっていたんだよね。
どうも親父のダイビング免許費用に化けたらしい（笑）



次回は、ツーリング走りまくり期です。