お出かけ雑記帳

気まぐれなので、忘れた頃に何か書くかも。

終戦のローレライ

2005-07-22 | 雑記
こないだ映画「ローレライ」を見てからその原作を読み始め、先日やっと読み終わりました。
原作と言うより、映画とほぼ同時進行で書かれたらしいです。

でも全然違うんですよ。話の密度が、重さが。
映画の後で読んで良かった!という感じ。
映画に関しては賛否両論あったみたいですが、小説を先に読んでいた人は不満に思うでしょうね。

でも、あの話(文庫本4冊分ね)を2時間に収めるならしょうがないかなぁとも思います。(清永の最期を除く。あれはダメだろ、いくらなんでも)
映画版は「宇宙戦艦ヤマト」か「ガンダム」のノリで、深く考えずに楽しむものとした方がいいですね。
実際にその辺の人たちも製作に参加していたみたいだし。

個人的にはキーパーソンであるフリッツまで削るのはやりすぎだと思うんで、年末の忠臣蔵のノリで9時間ドラマとか希望。



原作付き映画といえば、その昔、原作が好きだったから期待して映画を見に行ったけど、どうしても許せないものがありました。
あれはいまだに許せない(笑)
「汚れた英雄」と「戦国自衛隊」

汚れた英雄の方は、こちらも原作が長いんでまぁしょうがない。主人公の名前が同じなだけの別の話と考えよう。
でも、戦国自衛隊は・・・
なんで、肝心のオチを描かないの?
原作も短いよ。充分2時間でいけるでしょ。なんで話をまとめないままで終わっちゃうの?
数秒間出る、薬師丸ひろ子を見せるためだけの映画?
いまだに納得できません~。


邦画って原作の後で見るとがっかりするの多くないですか?
洋画なら、ハリーポッターあたり見ても、先に原作を読んでいても結構楽しめるのに。
邦画は話を楽しむより映像を楽しめってことですか?

あ、でも横溝正史ものはあまり違和感なかったですね。やっぱ、作り手・作り方によるんでしょうね。


ところで、戦国自衛隊ってリメイクしてまたやるんですよね。
どんなんになるのかな?
いや、見に行く気はないですけど。

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