【ストーリー】
小学校の教員を目指す女子大生の香恵(エリカ様)は新居に引っ越しをする。
そこには、以前住んでいた住人の忘れものと思われる一冊の日記があった。
日記には伊吹(竹内結子)という教師の日常や
思いを寄せる隆(たかし)という男性との交流が綴られていた。
伊吹の日記に夢中になる一方、香恵はアルバイト先で石飛リュウという
イラストレーターに出会う
伝説の舞台挨拶
そして暴かれた真の着こなし
その後のテレビ出演
それもこれも今は昔…
「別に」から7年も経ってるしね!!!
「別に」事件は色褪せても映画の中のエリカ様は色褪せない
とにかくこの映画のエリカ様は可愛い可愛い!
そして人の日記を読みまくる読みまくる!
まだ読む
まだまだ読む!バイト先でも読む!
エリカ様を夢中にさせている日記の内容はというと
私の名前は伊吹!初めての担任でとてもはりきってます!
生徒も皆良い子で
すこぶる上手くやってるの
なんと言ってもこの美貌!凄いでしょ!
そんなある日、大学の時付き合ってた元彼(超絶イケメン)が私の前に突然現れたのよ。
ラブラブちゅっちゅしてる間に生徒の答案用紙なくしちゃったぁ!テヘペロっ
途中、不登校児も出てきちゃうけど…
ほら!このポーズで元気100倍よ!
とまぁ、いや~ステキな伊吹先生!よっ美人!
エリカ様もこんな超リア充日記に感化され、バイト先でイケメンをひっかける。
イケメンな画家・伊勢谷友介にどんどん心引かれていくエリカ様だったが
彼の家に遊びに行った時、マネージャーらしき女性から
「彼には本命がいるのよ」
と言われ撃沈!
打ちのめされ壁にもたれかかった瞬間、そこには何と…
伊吹先生が無くした生徒の答案用紙が!
そう、 伊勢谷友介の本命は伊吹先生だったのだー!
エリカ様「とりあえず日記返しに行こう!」
いやいや、今更返されてもねぇ
でもエリカ様は伊吹先生が働く学校へ直接返しに行きます。
さんざん他人の日記読んどいてさぁーどの面さげて…
いや、エリカ様の面だったら許してくれそう。
って事で小学校に到着!
下校中の児童に「伊吹先生って知ってる?」と尋ねると
少女「お亡くなりました」
エリカ様「えっ?」
少女「お亡くなりました」
エリカ様「うん?」
少女「伊吹先生はお亡くなりました!」
この映画の中で一番印象に残ったシーン。
言葉遣いがおかしいせいで伊吹先生が亡くなった事への衝撃が薄れてしまった。
その後少女に何やら綴られている一枚の紙切れを貰う。
その紙切れは伊吹先生の日記の最後の1ページであって
そこには熱烈な愛のメッセージが…
いやいや、何でこれを生徒が持ってんのよ
と思ったら伊吹先生がわざわざ校舎の窓から紙飛行機にして飛ばしていたという顛末
教師が普通こんな事するか?
しかも生徒に拾われちゃってるし
そしてそれがエリカ様の手へと渡され、更に伊勢谷友介へと…
最後はエリカ様も伊勢谷友介も伊吹先生が勤めていた学校に集合し
生徒がいっせいに紙飛行機を飛ばす
という斬新な終わり方でした。
この映画、とにかく長い!長過ぎる!なんと138分もあります。
途中友達の彼氏に求愛されるという意味不明なシーンが有。(しかも投げっぱなしで終わる)
時代設定も分からない、場所もよく分からない、まったく現実味の無い話の連続で
エリカ様も万年筆屋さんでバイトしてたり大学でマンドリン弾いてたりして
彼女のキャラにぜんっぜん似合っていない。
初恋の甘酸っぱさを伝えたいのか
人生の儚さを伝えたいのか
美男美女世界の温さを伝えたいのか
何なのかよく分からないがこれだけは伝わった。
エリカ様は可愛い