日本人の9割9分がおそらく同じ意見。
新幹線で人を殺した小島一朗被告は死刑にすべきだと。
無期懲役を望んで人を殺した男の願いを叶えてどうする。
Xmasプレゼントか!
死刑を求刑しなかった検察も検察。
これで求刑通りに無期懲役の判決を出されたら控訴もできない。
日本の裁判の問題は判例主義。
これはいかにも日本のお役人的発想。
前例に反することはまずしない。
判例主義が馬鹿げているのは、判例となった判決はそれまでの判例に準じていないということ。
死刑の適用基準となっている永山基準は、最高裁が二審の無期懲役を破棄して差し戻したときに示したもの。
つまり「前例」を無視して新しい基準を作った、初めの1歩。
物事には必ず始まりがある。
初めの1歩を印す度胸があるか否か。
40年近くも前の「1歩」から、新しい次の1歩を踏み出す気概がないのが情けない。
求刑が無期懲役でも、こんな殺人鬼には死刑判決を言い渡して欲しかった。