あおり運転はあおる方がもちろん悪いが、あおられる側に問題がある場合もある。
追越車線をノロノロ走ったり、急に飛び出してきたり・・・。
それは腹立たしくて、クラクションを鳴らしたりパッシングをしたりはするが、それ以上は勿論しない。
この構図は「いじめ」にも共通する部分がある。
神戸の小学校で行われていた教師による教師に対する「いじめ」は、もはや犯罪で、次々に明らかになる事実には唖然とする。
首謀女教師の反省文も笑ってしまう。
だがその中で、前校長による「飲み会への参加強要」が「パワハラ」と認定されたことに、時代だなあとは思うが「この程度で」とも思う。
新人への飲み会強要などよくある話。
それをもし、件の教諭が「いじめ」と思っていたのだとしたらひ弱すぎる。
勿論、健康上の理由なら別だが、それでも参加するだけ参加してノンアルコールでお茶を濁すことはできる。
それも承知で、アルコールを無理やり、それこそ羽交い締めして飲ませたというなら犯罪だろうが。
カレーを無理矢理食べさせられる映像を見る限り、あの教師がいじめられっ子体質であることはうかがい知れる。
教室を走り回る姿は、子供そのもの。
普通は近くの流しで吐き出すなり水を飲むなりするだろう。
あの行動は理解の外。
あんなことされたら、子供(幼稚なオトナ)ならもっといじめたくなる。
当然だが、あのいかれた教師たちを肯定するわけではない。
ただ被害者側にも、4人の悪意を誘発させる要因が全くなかったとは思えないということ。
いじめっ子はいじめやすい子しかいじめない。
そして世の中には一定の悪意が存在する。
毅然として立ち向かう勇気は生き抜くためには必要なアイテム。
誰かが助けてくれるというのは大きな間違い。
世論は4人組が悪で被害者が善という構図で固まっているが、どちらも生徒に人生は教えられないダメ教師だと思える。