徳島市の文化センター跡地に建設する音楽ホール。
県市協調をやたらとアピールする胡散臭さは置いといて、知事は本気で新駅をつくるつもりらしい。
これは全く意味不明。
一体何を考えているのか。
どこに利権が眠っているのかは知らないが、こんな税金の無駄遣いを許しちゃあいけませんね。
JRをどれ程の人が利用してホールに行くのかは知らないが、徳島駅から新ホールまでそぞろ歩きを強いることで動線が生まれ、ちょっと飯でも食って帰ろうかということにもなる。
そごうが撤退して、それでなくとも衰退が懸念される駅前から人の流れを奪ってどうする。
アミコには徳島市も出資する。
知事の暴走を許して良いのかい?
内藤市長さんよ。
いい加減、利用されていると気づかなきゃ。
気がつけば確定申告の季節
ニュースで思い出した。
去年パソコンで入力し郵送したが思いの外簡単だったからたかを括っていた。
ちょっと手こずった。
1年前のことでも忘れていることに唖然とする。
計算上は去年より多く戻ってくる。
これは嬉しい。
季節は春。
さて還付金でどこへ行こうか。
目が花粉を感知した。
「目がかいいね」とボクが言ったから2月15日は花粉記念日
今日は風が強いからだろう、花粉がいっぱい飛び回っているようだ。
鬱陶しい季節が今年も始まった。
いつもより早いような気がする。
早速、目薬を買った。
花粉症用は高いのだ。
去年は飲み薬を初めて処方してもらったら調子が良かった。
早々に貰わねば。
西川美和の「素晴らしき世界」をイオンで見た。
殺人で服役していた男が娑婆に戻ってからどう生きてゆくか。
佐木隆が実在の人物をモデルに書いた小説を映画化したもの。
前科者の烙印を押された人間と社会との関わり。
事実はともかく、描き方は2つしかない。
社会に受け入れられず刑務所に舞い戻るか。
良い人たちに恵まれ社会に同化していくか。
前者の方がリアルだろうが、どうせ映画にするなら後者の方が救いがあって良い。
甘いと言われようが、断然そっちの方が好きだ。
だが西川美和は第3の答えを出した。
社会に受け入れられ始めた矢先に持病を拗らせ呆気なく殺してしまったのである。
これは狡い。
甘い結末が嫌なら危険な未来を予感させて終わる方法もあったし、実際そう匂わせるシーンも用意している。
でも殺しちゃいけない。
殺すのは狡い。
でもラストシーンは良い。
「娑婆は生きにくい。でも空は広い」
姉さん役のキムラ緑子の台詞がスッと空に消えてゆく。
「ゆれる」以来、注目している西川美和。
まだ「ゆれる」は超えられていない。