Confeessions

現在、不定期更新です。

April Fools' Day

2006年04月01日 | Weblog
4月1日には必ず思い出す人がいます。

もう7年以上前のお話しですが、私が最もにヤンチャだった時に半年くらい付き合っていた人がいました。出会いは、あるBar・・・。当時良くしてくれた友達が従業員で働いていたので義理で週に2・3日通っていました。

その彼は何時も私がそのBarに行くと物静かに座っていました。そのBarに通いだして1ヶ月位でその人の事が気になりだして、彼に会う為にそのBarに行くようになりました。彼は私よりも10才年上で、当時超わがままだった私の話を黙って聞いてくれる姿にだんだん惹かれて行きました。

自然に2人だけで他のBarに飲みに行くようになり、私から告白!付き合ってみると、とても心が繊細で真面目で優しい人でした。初めて一緒に迎えた朝彼は今日から君を思って僕は頑張って生きても良いの?と私に言いました。その時私は始めて愛される事の幸せを覚えました。

お互い実家暮らしでしたので、土日はホテルで過ごして、平日は彼が何時も私に会いに来てお見送りしてくれました。(お互い東京ですが、彼の家と私の家は電車で1時間くらい離れていました。)その内に、同棲する事も考え始めましたが、まだ若かった私は束縛される事が嫌になってきてしまい、彼の嫌な所ばかりが目に付くようになってしまいました・・・。

付き合い始めた頃、彼が前の彼女と別れたのは彼女の束縛がすごく、友達にも会わせてくれなかったからと言って、私達はお互いの友達に会いに行くのはOKと約束しましが、彼は逆に私を束縛するようになっていました。

私のアメリカ留学を考え出した時、彼も仕事を辞めて一緒に来ると言い出したので、私は嫌になってしまい、別れを決断・・・。

彼は”君が付き合いたいと言ったから君が終わらせても良い”と言い放ち去って行きました・・・。それが、4月1日。次の日メールで”昨日は大人気なく去ってしまってごめん。別れるって言ったのは嘘だよね。エイプリルフール?”と来ましたが、”嘘ではありませんと・・・”返信。

すごく良い人でしたが、当時の私にはまだ早すぎた恋愛でした。今頃どうしているのかしら?と毎年この時期に彼を思い出します。