新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
日本でもお馴染みのイタリアのクリスマス菓子「パネトーネ(パッネトーネ)」。
一見ドライフルーツ入りの発酵菓子で甘酸っぱいパンのようなもの。
クリームもなく、地味で素朴な外見のため、国内での評価はさほどではありませんが、長期保存でき、食べあきない実質的な深みのある美味しさが魅力です。
写真はイタリアピエモンテ州のワイナリーが10月から2月にかけて季節限定で作っているものです。取引先から試食目的およびお歳暮用に半ダース取り寄せました。
前の会社でイタリア物流が得意な会社より、数度ほどパネトーネを頂いたことがありますが、そのときはさほど気にも留めていませんでした。
「どうかなあ?」と思いながら食べたら、想像以上にオイシイ。
ひとことで言えばくせになる味と触感。
くどくないのでいくらでも食べれます。
このパネトーネは生地にマルベシア種のスプマンテ(甘口赤のスプマンテ)を練りこみ、洋梨のコンポートとチョコレートチップが味のアクセントとなってより味が洗練されています。
価格は5,000円台半ばぐらい。
来年は販売したいところですが、もう少しユーロ安になってくれることを願っています。