りんごの日記

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40周年記念 「ベルサイユのばら」展

2013-09-30 21:07:52 | 雑感
 「ベルサイユのばら」が連載40周年を記念して、各地でコミック原画・アニメのセル画・宝塚の舞台再現などの展覧会を行っている。ぜひ本物の原画を見たくて会場に足を運んだ。




 入口にある「オスカルと一緒に写真を撮ろう」コーナー。

 展示されている原画の数に驚いた。通し番号で約140枚。どの絵にも妥協を許さない池田先生の魂、そして勢いが感じられた。1枚の絵を仕上げるのに、数種類のペンを使い分ける。星が飛ぶ目は、描き間違いは許されない。オスカルのブロンドヘアの色艶の線1本1本を描くのは、かなり大変な作業だったはず。キラキラ感を出すために、ホワイトが効果的に使われている。付けたホワイト部分が盛り上がっているのがわかる。とても40年前に描かれたとは思えない絵の数々。これを毎週描いていたのかと思うと、当時の池田先生は休む間がなかったはず。加えて懸賞プレゼント用の絵などもあったから、通常の連載漫画を仕上げるだけでなく、相当忙しかっただろう。

 最初の展示コーナーは表紙に使われた当時の週刊マーガレットとその原画。マーガレットはガラスケースの中に納められていた。「郷ひろみ物語」とか、西谷祥子先生、志賀公江先生、柴田あや子先生のお名前を発見した時、一気にあの頃にタイムスリップした。柴田先生、好きだった。新米美容師がコンテストで奮闘するお話があったっけ。「まゆ子の季節」だった。あぁ、懐かしい。

 ほんのりピンク色、そしてふっくらしたオスカルの唇が艶っぽい。オスカルが愛を告白する場面の、アンドレの目がとても優しい。出動の朝「前進」と言って衛兵隊を率いる姿の凛々しさが、見開きで描かれていて迫力満点。どの絵もほとんど失敗個所がない。原画展だけでも来年もやってほしい。原画を通年鑑賞できる記念館を建ててほしいなぁ。そして定期的に展示作品を入れ替えてもらえたら嬉しい。



 
 宝塚コーナーは撮影可。華麗な舞台を再現。シャンシャンも触れる。スイッチを押したけれど、豆電球は点かなかった。グッズ売り場には素敵なカラー版画が数種類あったが、お値段が29,300円。泣く泣く諦めた。

 原画から伝わってくる迫力と、池田先生の筆使いそして息遣いに感動。機会があったらまた見たい。

 


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1 コメント

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Unknown (ゆり)
2022-09-20 17:19:48
ベルサイユのばらまんがは短いでもオスカル様はつる姫じやーにおつかるルツク時代は同じ大笑いつる姫はベルサイユのばら掲載中に連載スタート本当にフランスにバラのゼリーそうつる姫どう作ればいいのオスカル様又つる姫ラーメンはオスカル様がたまにはちやーしゆーうーめんもいいわねフランスにちやーしゆー麺大笑いベルサイユのばら50 周念新作映画化アニメコロナで日本上映あらいぐまラスカルの実写映画はデイズニーがS44 年自伝を映画にアメリカのみ確かにフランス革命はマリーアントワネツトの最後は37歳で顔は70近い顔ロブスピエールとサンジユストも亀裂が入りギロチンにナポレオンが即位するまでフランス革命は続いたそうベルサイユのばらの主役は3人オスカル様アントワネツトフェルセンそうフェルセンの最後はスウエーデンの民しゆうがアントワネツトの恋した男心冷たいでストツクホルムで袋叩きにされて死んだとバイキングの国はリンチ袋叩きに挿し絵はフェルセン袋叩きが

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