オフサイド・ガールズ@シャンテシネ
2006/イラン/ジャファル・パナヒ/英語題:Offside
2006年サッカーのワールドカップ・ドイツ大会の出場を掛けた最終予選、イラン対バーレーンの試合がテヘランで行われる。ホームのイランはこれに勝てばワールドカップの出場権が得られるとあって、試合前から街中が盛り上がっている。
国民的スポーツであるサッカーだが、スタジアムで観戦できるのは男性のみ。女 . . . 本文を読む
エロ将軍と二十一人の愛妾@シネマヴェーラ渋谷
(1972/日本/鈴木則文)
幕府の派閥争いの末11代徳川将軍となった豊千代(林真一郎)。幼いときから勉学に励み、人並み外れて博学であったが、まだ女性を知らなかった。
後見人である一ツ橋家の御用人(那須伸太朗)が、世継ぎのためにも豊千代に女性経験が必要であると、吉原のおいらんに筆下しを託す。しかしおいらんが痙攣を起こし、豊千代と合体したまま離れる . . . 本文を読む
イカとクジラ@早稲田松竹
2005/アメリカ/ノア・ボーンバッハ/The squid and the whale
80年代、ニューヨークのブルックリンに住む一家、父バーナード(ジェフ・ダニエルズ)はかつては有名作家だったが現在はスランプで作品が出せず、大学講師で生計をたてている。一方母ジョーン(ローラ・リニー)は新人作家として華々しいスタートを切ったばかり。2人兄弟の兄ウォルト(ジェス・アイゼ . . . 本文を読む
イン・ザ・スープ@シアターN渋谷
1992/アメリカ/アレクサンダー・ロックウェル/In the soup
ニューヨークで生活する青年アルドルフォ(スティーブ・ブシェーミ)は自分の映画を作ることを夢見ている。ヒロインはアパートの隣の部屋に住んでいるアンジェリカ(ジェニファー・ビールス)。しかし現実はアルバイトで稼ぐわずかな金でぎりぎりの生活をする毎日。家賃の支払いもままならない。
そんなある . . . 本文を読む
エンロン@ユナイテッドシネマ豊洲
2005/アメリカ/アレックス・ギブニー/ENENRON: THE SMARTEST GUYS IN THE ROOM
1985年設立、2001年に当時アメリカ史上最大の負債総額を抱え破綻したアメリカの巨大企業エンロンのドキュメンタリー。
元社員やマーケット関係者らの証言、当時の映像などを通し、破綻までの道筋を追う。
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明日へのチケット@シネアミューズ
2004/イタリア・イギリス/エルマンノ・オルミ、アッバス・キアロスタミ、ケン・ローチ/Tickets
ローマ行きの長距離列車の乗客をめぐる3つのエピソードをつないだ作品。
出張先からローマに帰る教授。予定していた飛行機が運行中止となり、出張先の秘書が急遽列車の切符を手配してくれた。
彼女に感謝とそれ以上の感情をそれとなく感じながらも何も告げずに出発した . . . 本文を読む
青い乳房@シネマヴェーラ渋谷
1958/日本/鈴木清順
会社経営者堀江は妻の死後、若くて美しい容子と再婚する。前妻との息子宏(小林旭)は高校生。難しい年頃かと思われたが、容子を母として慕っているようだった。
ある日、容子と宏は一緒に外出する。堀江家の運転手である容子の兄の車から降り、デパートで二人きりになると宏は豹変し、容子を脅し金をまきあげる。
街に出た宏は、路上で制服姿の節子に声をか . . . 本文を読む
オルガ@東京国際フォーラム
2004/ブラジル/ジャイミ・モンジャルヂン/Olga
ドイツ系ユダヤ人女性、オルガ(カミーラ・モルガード)の実話もとにした作品。
ヨーロッパでファシズムが広がる中、オルガは裕福な家庭に育ちながらも共産主義に傾倒し、世界を変革する信念で戦ってきた。
両親はそんな娘を家族として認めなかった。一方、任務のため「旅する夫婦」を演じることとなった、亡命ブラジル人男性プ . . . 本文を読む
嵐を呼ぶ男@東京国立近代美術館フィルムセンター
1957/日本/井上梅次
荒くれ者のドラマー国分正一(石原裕次郎)は、その一匹狼な性分のため雇ってもらえるバンドもなく流しをして生活をしていた。弟の英次(青山恭二)はそんな兄の様子に胸を痛め、バンドのマネージャーをしている美弥子(北原三枝子)に兄を売り込む。直後、三枝子のバンドがドラマーを欠く事態となり、急遽正一はドラムを演奏することに。
その . . . 本文を読む
アンリ・カルティエ=ブレッソン 瞬間の記憶@ライズX
2003/スイス・フランス/ハインツ・バトラー/Henri Cartier-Bresson – Biographie d’un regard
写真家アンリ・カルティエ=ブレッソン(2004年没)のドキュメンタリー。カルティエ=ブレッソンが半生と作品について自ら語る姿と、彼と親交のあった人々のインタビューで構成されている。
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