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週刊電影報告

至福のひとときの記録

己丑年師走四ノ壱 マラドーナ

2009-12-27 | ま行
マラドーナ@シアターN渋谷 2008/フランス・スペイン/エミール・クストリッツァ/Maradona by Kusturica  サッカー界のスーパースター、ディエゴ・マラドーナを追ったドキュメンタリー。旧ユーゴスラビア出身の映画監督クストリッツァがマラドーナの素顔を追う。 ************************************************************ . . . 本文を読む

戊子年睦月壱ノ弐 迷子の警察音楽隊

2008-01-06 | ま行
迷子の警察音楽隊@シネカノン有楽町2丁目 2007/イスラエル・フランス/エラン・コリリン/BIKUR HATIMORET  イスラエルの空港に制服姿の一団が到着する。イスラエルに新設されたアラブ文化センターのオープニングセレモニーでの演奏のためやってきたエジプトのアレクサンドリア警察音楽隊。しかし、空港にいるはずの迎えの車が来ない。  路線バスに乗って目的地のへ向かい、到着した小さな町。しかし . . . 本文を読む

丁亥年霜月四ノ壱 めがね

2007-11-25 | ま行
めがね@銀座テアトルシネマ2007/日本/荻上直子  ある南の島。春が始まった頃に、1人の女性が空港に降り立った。トランクを引き、目的地である旅館「ハマダ」を目指すその女性タエコ(小林聡美)は、一人旅でこの島へ来た。 宿の主人ユージ(光石研)は全く商売っ気がなかった。そんなユージは、迷わずにハマダに到着したタエコに「ここにいる才能がある」と言う。  翌朝早く、タエコが眼を覚ますと傍らに女性(も . . . 本文を読む

丁亥年文月参ノ壱 殯の森

2007-07-15 | ま行
殯の森@シネマ・アンジェリカ 2007/日本・フランス/河瀬直美  奈良県の山の中にある民家を改装したグループホームでは、軽度の認知症患者が生活をしている。  新しく介護士としてやってきた真千子(尾野真千子)は、子供を事故で亡くしたばかりだった。喪失感を抱えながらも、新しい仕事に懸命にとりくんでいた。  ホームの住民の一人、しげき(うだしげき)は30年前に妻を亡くし、認知症になった今は妻との想い . . . 本文を読む

丁亥年睦月壱ノ壱 麦の穂をゆらす風

2007-01-07 | ま行
麦の穂をゆらす風@シネカノン有楽町 2006/アイルランド、イギリス、ドイツ、イタリア、スペイン/ケン・ローチ/The wind that shakes the barley  アイルランドがイギリスに支配されていた1920年。  人々は言語やスポーツなど独自の文化への圧力を受け、複数人数での“集会”が禁じられるなど、人々の生活から自由が奪われていた。  そんなアイルランドの南部にある町コーク . . . 本文を読む

丙戌年卯月弐ノ壱 道

2006-04-09 | ま行
道@早稲田松竹 1954/イタリア/フェデリコ・フェリーニ/La Strada  海辺の貧しい家に住む娘ジェルソミーナ(ジュリエッタ・マシーナ)は大道芸人ザンパノ(アンソニー・クイン)に買われ、彼の助手としてともに旅まわりに出る。  粗雑で、大酒呑み、行く先々で女遊びをする。そんなザンパノだが、ジェルソミーナは芸を覚え献身的に助手を務める。  二人はある町で小さなサーカス団に参加し、いつもの芸を . . . 本文を読む

丙戌年弥生参ノ壱 真夜中のピアニスト

2006-03-19 | ま行
真夜中のピアニスト@早稲田松竹 2005/フランス/ジャック・オディアール/De batter mon coeur s’est arrete  トム(ロマン・デュリス)は不動産ブローカーとしてパリで働く。金のためなら時には暴力的な方法で物件を奪い取って売りさばく。  トムの父も不動産ビジネスを営んでいた。賃料や売却料に問題が起こると、父はトムに取り立てを頼む。どんな手段を使っても金をとってくる . . . 本文を読む