かもめ食堂@シネ・リーブル池袋
2005/日本/荻上直子
サチエ(小林聡美)はフィンランドのヘルシンキで食堂を営む。店の名前は「かもめ食堂」。
看板メニューのおにぎりをはじめ、日本の素朴な定食をヘルシンキの人々に味わってもらいたいと厨房に立つ。しかし店に来るのは、やっとのこと来た初めての客、日本オタクのトンミだけ。しかしサチエは気をおとす風もなく毎日店に出る。
そんなある日旅行でフィンランド . . . 本文を読む
空中庭園@飯田橋ギンレイ
2005/日本/豊田利晃
絵里子(小泉今日子)はにサラリーマンの夫と高校生の娘、中学生の息子の4人家族で、東京郊外のマンションに住む主婦。ベランダには趣味のガーデニング、蕎麦屋でパートに出ている。
ごく普通の家族・・・しかし、この家族は絵里子が高校時代から思い描き、入念に計画をして作り上げた家族である。
内向的な少女だった絵里子は高校でも友人がいなく、クラスメイ . . . 本文を読む
恋の秋@東京日仏学院
1998/フランス/エリック・ロメール/Conte d’automen
イザベル(マリー・リヴィエール)は夫と娘と暮らし、書店を経営している。間近に控えた娘の結婚式の準備をする毎日を送っている。パーティーに出すワインは、幼なじみの親友マガリ(ベアトリス・ロマン)が作るワインと決めている。
マガリは夫と死別、娘は嫁ぎ、大学生の息子も親元を離れて暮らす。ローヌ渓谷の小さな農 . . . 本文を読む
コーヒー&シガレッツ@飯田橋ギンレイ
2003/アメリカ/ジム・ジャームッシュ/ Coffee and Cigarettes
カフェを舞台に、コーヒーを飲みタバコの煙をくゆらせながら繰り広げられる会話・・・ジム・ジャームッシュ映画の常連俳優やミュージシャンたちが出演した11のショートストーリー集。
ジャームッシュのサイドワークとして、18年間に渡って撮りためてきた作品。
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銀座化粧@東京国立近代美術館フィルムセンター
1951/日本/成瀬巳喜男
銀座のバーで十年以上女給として働く雪子(田中絹代)。雪子は東京は新富町にある長唄の師匠宅2階を間借りし、息子の春雄(西久保好汎)と暮らす。
春雄は昔の情人藤村(三島雅夫)との子。かつては羽振りのよかった藤村も、戦後は仕事がうまくいかず、雪子のもとへしょっちゅう小金をせびりに来る。昔からの友人静江(花井蘭子)は雪子に旦那 . . . 本文を読む
靴に恋して@飯田橋ギンレイ
2002/スペイン/ラモン・サラサール/Piedras
イザベルは高級官僚の夫と暮らす。官僚夫婦達とのつまらないディナー、既に冷め切った夫婦関係、そんな日々の鬱屈を晴らすのは買い物と万引き。次々に高級靴を買いあさるのだが、買うのは自分の足より1サイズ小さいものばかり。いつも小さな靴を履いているため足が痛めつけられ、評判がいいという足の医者のもとへ行く。医者は精神科 . . . 本文を読む
混血児リカ ハマぐれ子守唄@三百人劇場
1973/日本/吉村公三郎
少年院に舞い戻ったリカ(青木リカ)、院の少女達と喧嘩をする毎日だが、脱走の機会を虎視眈々と狙う。ある日脱走に成功したリカは古巣の横浜港に戻った。その時偶然、親子心中を図ろうとする黒人女性とその娘を見かけて間一髪のところで二人を救う。二人を捨てて行方の知れなくなった父親、そして娘は混血児として自分を生んだ母親を恨んでいる。同じ混 . . . 本文を読む
雁の寺@ユーロスペース
1962/日本/川島雄三
寺に雁の襖絵を描いていた画家南嶽(中村雁治郎)は絵の完成後に亡くなる。南嶽の愛人里子(若尾文子)は行き場を失うが、かつてから里子に気があった寺の住職慈海の愛人となり、世話になる。慈海と里子、そして寺で修行をする小坊主の慈念がひとつ屋根で暮らし始める。毎日住職から酷使される慈念を不憫に思う里子だが、陰気な慈念は里子に心を開こうとせず自分の出自も . . . 本文を読む
恍惚@飯田橋ギンレイ
2003/フランス/アンヌ・フォンテーヌ/Nathalie...
カトリーヌ(ファニー・アルダン)は婦人科の医師であり、夫(ジェラール・ドバルデュー)と息子と共に不自由のない生活を送る。ある日、夫の携帯電話に残されたメッセージを聞き、夫の浮気を知ってしまい、カトリーヌはショックを受ける。夫には自分の知らない姿があるのでは・・・カトリーヌは偶然見かけた娼婦マルレーヌ(エマニ . . . 本文を読む
華氏911@早稲田松竹
2004/アメリカ/マイケル・ムーア/Fahrenheit 9/11
今更ながらですが、気になりつつも公開当初に観逃してしまっていた作品。
カンヌの受賞、公開前からの話題性、そしてマイケル・ムーアの問題提起にもかかわらずブッシュは再当選。
アメリカ国民ではなく、そしてアメリカの外にいる多くの人が落胆した昨年の大統領選挙結果でありますが(コイズミ君は喜んでいるのかな?)、も . . . 本文を読む