陽射しの中で

先日のこと。

今まで契約していたＮＴＴを解約したので、器材の撤去があり、会社を休んだ。
午前中に用事が済んだので、昼過ぎから出かけることに。

外は冬とは思えない暖かな陽射し。

                                      お尻ぽかぽか～


平日の昼間のせいもあり、団地内の通りは閑散としている。

駅に向かうバス停にも人がまばら。
遠くに、お年寄りのご婦人がバス停のベンチに座っているのが見えた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～


小柄で華奢な背格好が、ちょうど母に似ているな、と思いながらその隣に腰掛けた。
その途端、

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


思いも寄らずに、予告なしに、涙が溢れ出た。

隣に腰掛けたその座高の高さが、そう……懐かしい母の頭の位置。
よく一緒にこのバス停のベンチに座って、バスを待っていた……。



肩を並べた時の、頭の位置が母と同じ。
ただそれだけのことなのになんで涙が出たのだろう。
あわてて手の平で涙をぬぐって空を見上げた。　空が青いのも悲しく見えた。

前日、柴田トヨさんの 「くじけないで」 を読んだからだろうか。



心が無防備に素直になっていたらしい。

でも大丈夫、今の私にはジャスミンがいて、笑い転げている。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


アナタのお陰で、くじけないで、毎日楽しく過ごしています！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そうでしょ？


ありがとう！


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