photo独~ホットドッグ大好き~

フォムービー:音楽と写真

童はみたり 野なかの薔薇

2018-05-25 | フォトムービー



●ゲーテの詩に作曲したシューベルト初期の傑作歌曲

 歌曲王・シューベルトのリートの中でも、最も知られる代表的な作品です。
 初期の歌曲としては『魔王』と並ぶ傑作とされています。

 ゲーテによる原詩にはシューベルトの他、ウェルナー、シューマン、ブラームスなど、
 多くの作曲家が曲を付けていて、その数は150を越えると言われています。
 そうした多くの作品の中では、シューベルトとウェルナーのものが突出していて、
 日本では近藤朔風の訳詩によって長く親しまれてきました。
                          (クラシック名曲サウンドライプラリーより引用)

 Sah ein Knab' ein Röslein stehn,
 Röslein auf der Heiden,
 童(わらべ)はみたり 野なかの薔薇(ばら)
 清らに咲ける その色愛(め)でつ

●バラ
 ■日本はバラの自生地として世界的に知られており、品種改良に使用された原種のうち3種類(ノイバラ、
  テリハノイバラ、ハマナシ)は日本原産である。ノイバラの果実は、利尿作用があるなど薬用に利用された。
  (ウィキペディアより抜粋)

●バラ科のヘビイチゴ,クサイチゴ,モミジイチゴ等は野原や山に自生しているが,ストロベリーは,
 栽培するときに麦を敷いたからストローベリーというらしい。

 ■「ベリー」とは,小さく多肉で,しばしば食用にもなるような果実の総称である。ベリーは普通,多汁質で
  丸く,明るい色合いで,甘くまたは酸味があり,多くの種子を持つものの核を持たない。
  一般的な例としては,イチゴ,ラズベリー,プルーベリー,クロスグリなどがある。(ウィキペディアより抜粋)

 アーモンドの木を初めて見たが,とてもバラ科には見えなかった。クロスグリはカシスともいうそうだ。

●ベリーの一つに「ハックルベリー」があった。しかし,マーク・トゥエンの「ハックルベリー・フィン」とは関係ない
 ようだ。「ハックルベリー・フィンの冒険」,「トム・ソーヤーの冒険」は,子どものころ夢中になって読んだ。

 

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ハンブルグの潮の干満

2018-05-22 | フォトムービー

 

この時,多摩川は引き潮だった。そこでテレマン。「水上の音楽」といえばヘンデルだが,あの曲は
とても派手なので,今回のムービーに合うのはテレマンだろう。なお,この曲の著作権フリー音楽は,
「遊びの音楽館」だけだった。


●テレマンは後期バロック音楽を代表するドイツの作曲家で、40歳以降は北ドイツのハンブルクで
 活躍した。18世紀前半のヨーロッパにおいては随一と言われる人気と名声を誇り、クラシック音楽
 史上もっとも多くの曲を作った作曲家として知られる。自身も オルガン、ハープシコード、リコーダー、
 リュートなど多くの楽器を演奏することができ、特にリコーダーについては高い技術を有する名人で
 あった。

 同時代の作曲家であったゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルとはライプツィヒ大学時代からの友人で、
 頻繁に手紙のやり取りをしていたほか、ヨハン・ゼバスティアン・バッハとも親密な交友関係にあり、
 バッハの次男カール・フィリップ・エマヌエルの名付け親にもなった。
 また、1750年にバッハが死去した時には、バッハの業績を最大限に称える追悼の言葉を送っている 。
 (ウィキペディアよりコピー)

 管弦楽組曲「ハンブルクの潮の満干(水上の音楽)」(Humburger Ebbe und Flut(Wassermusik)は
 ハンブルクの鎮守府(海軍の拠点)記念のために作曲された作品で全曲は次の序曲と9つの楽章から構成
 されています。

  1. 序曲
  2. 眠るティーティス (サラバンド)
  3. 目覚めるティーティス (ブレー)
  4. 恋に堕ちたネプチューン (ルール)
  5. 踊る泉の精霊たち (ガヴォット)
  6. 戯れるトリトン (Harlequinade)
  7. 吹きすさぶ風 (メヌエット) →今回はこれを選んだ。
  8. 快ち良い西風 (メヌエット)
  9. 潮の満干 (ジグ)
 10. 愉快な舟人たち (カナリ)

 編成は、木管と通奏低音と弦五部で、木管は楽章によってオーボエだったり、ピッコロ、リコーダーと変わります。
 通奏低音がリアライズされていない楽譜を使ったので、ハープシコードは残念ながら省略しました。
 バロック音楽でハープシコードを省くと、音が寂しくなってしまう部分があります。
 (遊びの音楽館 http://a-babe.plala.jp/~jun-t/index.html

 今回初登場のノイバラ・オニグルミ・アレチハナガサについては後日。




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解説がおもしろい

2018-05-20 | 日記



これは4月12日に多摩川沿いで撮ったコバンソウ。

写真・解説 高橋勝男/絵 松見勝哉「文庫版 野草の名前 和名の由来と見分け方」の
解説がおもしろい。以下,引用する。

「小判は江戸時代に流通した金貨。この金貨1枚は1両に相当。小判には慶長小判(江戸初期)と
 元禄小判(江戸中期)が知られている。元禄時代になると幕府の財政が苦しくなり,小判になる
 金の量を減らしている。小判の形は同じでも,元禄小判の方が価値が低い。小判につけた模様が
 粗く入っているのが元禄小判で,横線模様が細かいのが慶長小判である。

 この小判に,どことなく似ているのが,欧州原産のコバンソウ。明治時代初期に鑑賞用として
 日本に渡来した。当初は庭で栽培されていたが,飽きてすてられ,野生化した。

 小判が地中から見つかると大騒ぎになるが,コバンソウが見つかっても,誰も騒がない。」

半分以上小判の説明になっているし,「コバンソウが見つかっても誰も騒がない」でフフフ。
というのも,ぼくはこれを見つけたときには小判ではないのに「おおっー,コバンソウだあ。」と叫んだ
からだ。

 

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和名の由来と見分け方

2018-05-20 | 日記

「あれ,こういう本があるんだ」と,購入してみた。イラストの由来がおもしろいし,分かりやすい。

だが,文庫版なので文字が小さい…。

ともあれ,ルビはないが,小学生でも楽しめるだろう。(山と渓谷社)



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5月の自然教育園

2018-05-18 | フォトムービー



●「楽興の時」は1823年から1828年にかけて作曲された、全6曲からなるピアノ作品集です。

 原題の「Moments musicaux」は直訳すると“音楽的なひと時”というような意味で、形式に
 とらわれない自由な
 発想の作風が特徴です。
 これは後のシューマンやリストなど、ロマン派の作曲家たちが残した、自由なピアノ曲のさきがけ
 とも見られていま
す。

 「楽興の時」の中で特に有名なのが、第3番へ短調です。初版では「ロシア風歌曲」という題名が
 つけられていて、
シューベルトの存命中から人気が高かったようです。演奏時間は2分足らずと短め
 ですが、シンプルで無駄がなく、
リズムも愛らしい可憐な小品です。

  (「クラシック名曲サウンドライブラリー http://classical-sound.seesaa.net/」の解説よりコピー)

●クラシック音楽のラジオ番組のテーマ曲だったので,よく聞いていた。調べてみたら「音楽の泉」という
 番組で,5月20の
午前8時5分からブラームスの「「交響曲第1番ハ短調作品68」が放送されるようだ。
 テーマ曲は同じなのだろうか。
http://www4.nhk.or.jp/P685/

●自然教育園では,植物を1本1本丁寧に刈り取ってカゴに入れる作業をしていた。こんなに地道な作業を
 しているからこそ,
教育園の環境が保たれているのだろう。

 また,ボランティアの方が子どもたちに説明していた。そばに行って聞いてみたくなった。

●チョウのように見えて,高い木のまわりをヒラヒラとんでいる虫がいた。チョウにしては高いし,飛び方が
 せわしない。
「見どころ情報」に「キアシドクガが多く飛んでいます」と書いてあった。ドクガ科に属するが,
 成虫・幼虫ともに無害
とのこと。幼虫は「ミズキ」の若葉を食べ,食べつくすと他の木に移動するそうだ。
 今年は非常に多くの幼虫が発生
したそうだ。

 東高根森林公園でたくさん飛んでいたのも,この昆虫のようだ。たくさん発生したのは,温暖化に関係ある
 のだろうか?




 

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