photo独~ホットドッグ大好き~

フォムービー:音楽と写真

レコードとCD

2018-08-30 | フォトムービー



■音楽の旧約聖書
 ヨハン・ゼバスティアン・バッハが作曲した鍵盤楽器のための作品集。1巻と2巻があり、
 それぞれ24の全ての調による前奏曲とフーガで構成されている。
 第1巻 (BWV846~869) は1722年、第2巻 (BWV870~893) は1742年に完成した。

 バッハは第1巻の自筆譜表紙に次のように記した。

  指導を求めて止まぬ音楽青年の利用と実用のため、又同様に既に今迄この研究を行って
  きた人々に特別な娯楽として役立つために(徳永隆男訳)

 第2巻には「24の前奏曲とフーガ」とだけ記した。

 現代においても、ピアノ演奏を学ぶものにとって最も重要な曲集の一つである。ハンス・フォン・
 ビューローは、この曲集とルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンのピアノソナタを、それぞれ、
 音楽の旧約聖書と新約聖書と呼び、賛賞した。(ウィキペディアより)

■「平均率クラヴィーア曲集・第1巻」から第9番の前奏曲を、フルートとハープシコードに
 アレンジしてみました。原曲は基本的に三声で、フルートに主旋律を割り当てると
 ハープシコードの声部が極端に不足しますので、Jun-Tの独断で好き勝手に声部を
 付け加えております。(遊びの音楽館より)

●レコードプレーヤーの故障のため,CDを聞くようになってから数十年。
 ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲は,オイストラフという
 ヴァイオリニストの演奏が大好きなのだが,買い直したCDで聞くと
 レコードのような天使の声(高音のさらに高音)が聞こえない。
 天使の声を聞いたことがないが…。

 

 
 デュプレのチェロ協奏曲もCDからは,つややかさと地面から響く低音が
 聞こえてこない。
 
 

 CDは音域を狭くして作成しているためらしい。
 そのため,最近は 「ハイレゾ」なるCDが出回っているそうだ。
 どうやって聞くんだ?普通のラジカセやPC用のスピーカーで聞く
 ことができるのか?
 

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エルガー

2018-08-25 | フォトムービー



■14の変奏曲に託した妻や友人たちへの想い

「エニグマ変奏曲」は1899年に発表されたエルガーの出世作で、
同時に「チェロ協奏曲」や「威風堂々」などと並ぶ彼の代表作です。
下積みの長かったエルガーですが、41歳にして
この変奏曲と共にようやく、作曲家としての地位を固めたのでした。

正式なタイトルは「創作主題による変奏曲」ですが、
彼自身が語った言葉「この変奏曲には作品中に現われない
謎(エニグマ)の主題も使われている」・・により、
この通称で呼ばれるようになりました。

14の変奏曲はそれぞれエルガーの親しかった友人たちを描いていて、
曲には彼らのイニシャルや愛称が記されています。
第9変奏の"Nimrod"(ニムロッド)とは、出版社の営業だった
アウグスト・イェーガーにエルガーがつけた愛称です。

変奏曲全体の中でも特に人気が高く、単独の演奏機会も多い曲で、
まず第9変奏から入ったという人も多いようです。
友人への感謝に満ちた感動的で美しい作品です。
 (クラシック名曲サウンドライブラリーより)

●この曲,小さな音から始まって次第に盛り上がり,最後に静かに終わる
 ところが好きだ。

 チェロ協奏曲は,心がゆさぶられる旋律から盛り上がるので大好きだ。
 映画「奇跡のシンフォニー」でも登場している。
 このチェロ協奏曲は,若くして亡くなったジャクリーヌ・デュプレの1965年の
 録音の演奏が,切なく雄大で素晴らしい。

 この動画は,ご主人のダニエル・バレンボイム(ピアニスト・指揮者)との共演
 である。 
 https://www.youtube.com/watch?v=G5J4eTWj0a0
 ※38分くらいからチェロ協奏曲が始まる

●今日の小石川植物園は,暑さのためなのか売店が休みのためなのか,ぼくが
 いた時間帯にはほとんど人と出会わなかった。背中から短パンまで汗がびっしょり
 になったので帰りの電車は立っていた。

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人参座

2018-08-24 | 日記

自然教育園の植物について,命名方法などを調べてみた。


■ミズタマソウ(水玉草 アカバナ科ミズタマソウ属)
 花後,かぎ形の毛のついた子房が大きくなる。それを逆光で見ると毛が
 光って「水玉」のように見えるからこの名に。(「野草の名前 夏」より)
●この命名はなるほど。この写真が逆光でないのが残念だ。もっと早い
 時刻だったらよかったかもしれない。


■キンミズヒキ(金水引 バラ科キンミズヒキ属)
 タデ科のミズヒキに花のつき方が似て,花が黄色なのでキンミズヒキに。
 (野草の名前 秋・冬」より)
●仲間の種類に関係なく名前が付けられたことが分かる。


■キツネノカミソリ(狐の剃刀 ヒガンバナ科ヒガンバナ属)
 晩夏,昔の人は森陰で見る炎のような花を「狐火」と見た。葉は
 日本剃刀のようだから,この名に。(「野草の名前 夏」より)
●植物園の中に突然この色が登場して,とても目立っていたので,
 なるほど。納得の命名だ。


■ナンバンギセル(南蛮煙管 ハマウツボ科ナンバンギセル属 別名オモイグサ)
・長い柄の先につく花の形がキセルに似ていることによる。『万葉集』の
 「草のべの 尾花が下の思草 今さらになどものか思はむ」の思草が 
 古い名前。山野に生える1年生の寄生植物。ススキ,ミョウガ,サトウキビの
 根によく寄生する。(「野に咲く花」より)

・古代中国では,「南蛮」はインドネシアを始めとする諸国を指した。日本も,
 南方から渡来したポルトガル人を南蛮人といった。日本へタバコが伝来
 したのは1542年。その後,スペイン人宣教師が,徳川家康にタバコを献じ,
 急速に普及した。この頃の南蛮人がタバコを吹かすクレイ・パイプ 
 (陶磁製のパイプ)が,ナンバンギセルに似ているので,この名前がついた。
 (「野草の名前 秋・冬」より)

●古い名前より,この名前の方が分かりやすい。だから古い名前は使われなく
 なったのだろう。


■ナガボノシロワレモコウ(長穂白割木香 バラ科ワレモコウ属)
・名前の由来が難解で,多説ある。御簾(みす)の外側に張った帽額(もこう・木瓜)
 という布に花が似て,蕾は十字に割れる。(「野草の名前 秋・冬」より)

・我木香説・・・キク科の木香(もっこう)は根に芳香があるが,ワレモコウは葉に
 スイカのような香があるだけで,由来はよく分からない。(「野に咲く花」より)

・源氏物語にも見える古い名称である。漢字表記においては吾木香、我毛紅、
 我毛香、我妹紅ど様々に書かれてきたが、「~もまた」を意味する「亦」を「も」と
 読み、「吾亦紅」と書くのが現代では一般的である。

 名の由来には諸説あるが、前川文夫によれば木瓜文(もっこうもん)を割ったように
 見えることからの命名というほか、「我もこうありたい」の意味であるなど、様々な俗
 説もある。 別名に酸赭、山棗参、黄瓜香、豬人參、血箭草、馬軟棗、山紅棗根な
 どがある。(ウィキペディアより)

●とのこと。おもしろい。花穂が長いので「長穂」,白いので「白」という名づけ方だろ
 う。


■ツリガネニンジン(釣鐘人参 キキョウ科ツリガネニンジン属)
・花はお寺の釣鐘に,根は高麗人参の根に似ているからこの名に。
 江戸時代までは「人参」といえば,薬用の高麗人参(朝鮮人参)のことを
 指し,当時,高麗人参を独占販売する権利を与えられたのが「人参座」
 という組合だった。野菜のニンジンは室町時代に中国から渡来していたが,
 畑人参,菜人参,セリ人参と呼んだ。(「野草の名前 秋・冬」より)

・春の若芽は「ととき」といい,キク科のオケラとともに古くから山菜として
 親しまれてきた。(「山に咲く花」より)

・朝鮮人参は、朝鮮から輸入した薬用人参である。対馬藩が一手に輸入、
 販売を手掛けていた。同藩は江戸屋敷などでも人参を販売していたが、
 延宝2年(1674年)には幕府の許しを得て江戸に座を設けた。
 この座は徹夜行列もできたほど盛況であったが、宝永7年(1710年)には
 幕府から座での小売を停止するよう命じられた。 (ウィキペディアより)

●分かりやすい命名方法だ。人参の背景がおもしろい。

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自分で開けるの?

2018-08-19 | フォトムービー



■ヘンデルのラルゴとしても有名なアリア

ヘンデルはバッハとほぼ同時代を生きたバロック時代の作曲家です。
ドイツで生まれ、やがて英国に帰化しそこで一生を終えています。

「音楽の父」と呼ばれるバッハが主に教会音楽に力を注いだのに対し、
「音楽の母」とも呼ばれるヘンデルは、オペラやオラトリオなどの劇場音楽で名作を残しました。

「ヘンデルのラルゴ」としても知られるこの曲は、歌劇「クセルクセス」の中で
カストラートによって歌われたアリア「オンブラ・マイ・フ(懐かしい木陰よ)」です。

現在ではオペラはほとんど上演されず、このアリアだけが様々な編曲で演奏されています。
 (クラシック名曲サウンドライブラリーより)

●今週は,父の往診(2週間に一回),母のケースカンファレンス(リハビリの進行状態と今後の方針)
 などのため忙しかったので,19日にやっと写真を撮りに行けた。

 ミズタマソウやナンバンギセルなど,初めて見る植物と出会えた。「オンブラ・マイ・フ」は
 キャスリーン・バトルというオペラ歌手の演奏を聴いたことがある。当時大人気だった。
 https://www.youtube.com/watch?v=5rBEcokvsF0
 
●母の入院先は山梨県笛吹市で,最寄り駅は石和温泉駅。17日の中央高速の上りは帰省ラッシュのため
 渋滞するだろうから,電車で行くことにした。

 京王線高尾駅で中央本線の各駅停車に乗り換えたてしばらくしたら,今まで聞いたことのない車内アナウンス。
 「下車するときにはボタンを押してください・・・」とのこと。「???ボタンはどこ?(バスの下車ボタンを想像して)」

 他の乗客のやり方を観察していたら,自分でドア右のボタンを押してドアを開け,下車しているではないか。
 「最近はこうなんだ・・」。「では,
降りた後はどうするんだ?」と,落ち着かない。

 むかし昔,ディーゼルの高崎線に乗った時,ドアを自分の手で開け閉めしていたので驚いた記憶がある。
 手動が電動になったのか?

 結局,下車する人について行き,自分では何もしなかった・・・。情けない・・・。

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草刈り

2018-08-10 | フォトムービー



■精神的な美や歓喜、勇気や決意を表現

レオシュ・ヤナーチェク(1854年7月3日 - 1928年8月12日)はスメタナ、ドヴォルザークに続くチェコ第3の国民楽派の
作曲家といわれています。チェコスロヴァキアという国を大きく分けると西部のボヘミア、東部のモラヴィアに二分されますが、
ヤナーチェクはモラヴィア北部の寒村フクヴァルディに生まれ、首都ブルノを生涯の音楽活動の拠点としました。

ボヘミアとモラヴィアには文化的に異なる面が多く、それがボヘミア出身のスメタナ、ドヴォルザークとモラヴィア出身の
ヤナーチェクの間に、音楽性においても明確な差異をもたらしています。

シンフォニエッタはヤナーチェク最晩年の、5楽章からなる管弦楽作品です。友人でありヤナーチェクに創造的刺激を
与え続けた女性カミラと保養先での散歩中に、ヤナーチェクは軍楽隊の野外コンサートを聴き、後の作品へとつながる
強いインスピレーションを受けました。

それから1年後ヤナーチェクは、チェコで6年毎に開催される東欧の体育大会「ソコル」の開幕祝典のための作曲を依頼され、
その楽想と野外コンサートでの“幸福感に陶酔”するほどの霊感がひとつになり、代表作であるシンフォニエッタへと結実した
のです。

第1楽章はトランペット9本、バス・トランペット2本、テナー・チューバ2本の編成による華やかな音楽で、バス・トランペットと
重ねて叩かれるティンパニが独特の躍動感を生み出しています。 (クラシック名曲サウンドライブラリーより)

●スメタナ,ドヴォルザーク,バルトーク,ヤナーチェクは好きな作曲家だ。バルトークとヤナーチェクはけっこう荒々しい感じの
 曲を作る。スメタナの「わが祖国」にも雄々しい曲がある。その点でいえば,ドヴォルザークは穏健な感じだ。

●電気を使うので,草が濡れているうちは草刈り機は使えない。そのため,今日を待っていた。草刈り機での初めての作業は
 まあまあかな。今日は刃だけ使った。次回はナイロンの紐をセットしてコンクリートや石の 近くを刈ってみようと思っている。

 草刈り機の効果は抜群。短時間で刈れた。これなら炎天下の作業も大丈夫だ。

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