自転車でヘッドホン・携帯電話禁止

「交通の方法に関する教則」の自転車に関する部分について、来年の３月までの改正を目指す動きがあります。
その内容に、自転車走行中にヘッドホンや携帯電話を使用禁止にする内容が盛り込まれる事で調整が進んでいるようです。
自転車に関する教則の見直しは１９７８年以来３０年ぶりの事とか。
他には幼児を前かごに乗せたりする事も禁止とし、幼児を乗せる場合は１人までと明記する事も検討されているようです。

個人的にはどれも納得の出来る内容。
自転車に乗りながらの携帯電話の使用は危ない事この上ないし、ヘッドホンにしても五感をふさぐようなかたちでの運転は基本的に危険な事に変わりはないと思います。
ただ、問題なのは歩道の走行をどうするか。
現行法では自転車は「軽車両」に入るため基本的に車道の走行が義務付けられていますが、警察官の乗る自転車をみてもわかるように、歩道の走行があいまいながらも許容されているのが現状。
これを明確に区分するのはちょっと問題がある気もします。
ちょっと年かさがいった人が運転するママチャリが車道を走るのは危険な気がするし、ロードやピストが歩道を走るのは危険だし・・・。
本当は車の方で自転車に十分注意を払ってくれるだけで車道走行に問題はあまりないのですが・・・。

なんにしても３月にはある程度の結果がでてくる事と思います。
さてはて、どうなる事やら？