ゴルコサーティーワン!その激闘の記録!

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”チキン”だけが”生き残る資格”
を持っている・・・

第1の狂・胡婁霧(ウルム)

2008-11-01 10:10:22 | 第25話 魁!臆病塾!!
第1の狂・胡婁霧(ウルム)


胡婁霧に到着したのは昨日。

下調べもかねて市内観光を素早くすます。

 壁の装飾が綺麗な死庁舎に死不壊棲・覇有珠(シーフェス・ハウス、ちなみにドイツ語で傾いた家という意味)
 

 そして今回の対戦相手の胡婁霧廼逝堂(ウルム大聖堂)
 




 市内観光を夜済ませたのには勿論訳がある。胡婁霧廼逝堂の塔は0900時からオープン、そして次の目的地、禰瑠斗凛幻(ネルトリンゲン)発の列車は1000時、塔を登ったら直ぐに駅に向かわなければこの列車に乗り遅れ、大4狂殺の達成が危うくなるからだ・・・








 明けて翌11月1日(土曜日)



 塔に登れる0900時ぴったりに廼逝堂へと辿り着く。




 しかし、この胡婁霧廼逝堂の塔は高さ約161m、階段にして768段。教会の塔で世界最高の高さを誇るこの塔は半端な相手ではない・・・







 儘:『フッフッフ・・・誰が行く?』


 G:「最初(はな)は俺に切らせてもらおうか・・・」





 「マッ、マッハパンツのジィ!!」





(マッハパンツとは?

 Gは旅行において下着としてトランクスやブリーフを使用せず、激しい動きで汗でぬれてもいいように運動用のスパッツを愛用し、凄い勢いで高速旅行を続ける事から“マッハパンツ”の異名を持つ。

 マッハとは書いてあるもののその速さは目に十分に止まる物である事は言うまでもないだろう・・・



 民朋(みんぽう)書房刊、「米国海軍における男子着用の下着の歴史とその変遷」より)




 意気込みも確かに早速登頂にとりかかろうとすると


 「ガイドが点検しているからちょっと待って」

 と受付のお嬢様が言ってくる


 この時間の無い中でそんなトラップを仕掛けてくるとは・・・


 流石は南独逸剛学連最初の相手だ。


 これは容易ならざる敵である事が判明する。


 斜め下から見上げた廼逝堂とガイドの点検が終わるまでに見た廼逝堂の中
 




 点検が終わり塔に登れるようになったのは0915時、すでに列車の出発までは45分しかなくなってきている。


G:「いくぜ・・・」



 バチカンの大クーポラ(ドーム)ですら約450段、他にもいままで登ったドームや塔もあれども500段を超える階段を垂直に登ると言う経験は未だかつてしたことがない。



 中腹から、人が小さく見える




 「ふぅぅぅぅ~・・・」



 登っている途中で



 中の階段の様子。



 そして頂上に近づいてくる・・・



 いよいよ、最後だ・・・。一番上の展望台に立つ。所要時間は10分、マッハパンツの異名に恥じないスピードだ。


 展望台から見た頂上



儘:『んっ・・・??』


  「どうした?儘??」


儘:『ジィの様子がなんだかおかしい・・・、どうした?ジィ!!』




G:「儘・・・、どうやら胡婁霧の廼逝堂は俺の考えていた以上に強敵だったようだ・・・」



儘:『何?』





G:「上から・・・何も見えねぇ・・・」


廼逝堂頂上からの景色





儘:『ジィ、見えるようになるまで俺達もここに・・・』



 ピカッ!!


 ガガガガッ・・・!!





儘:『どうした、ジィ・・・!!』


 『ジィィィィィ・・・・!!』




 玉大人(ぎょくターレン)

 「死亡確認」





儘:『・・・ジィ・・・、塔は制覇した物の何も見えずに相打ちとは・・・』





 流石は南独逸剛学連・・・


 やつらの強さは半端じゃねぇ~・・・



 ジィが散った胡婁霧廼逝堂


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