ゴルコサーティーワン!その激闘の記録!

この世界は・・・
”チキン”だけが”生き残る資格”
を持っている・・・

第3の狂・亜胡愚棲武屡虞(アウグスブルグ)

2008-11-01 09:24:03 | 第25話 魁!臆病塾!!
第3の狂・亜胡愚棲武屡虞(アウグスブルグ)


 禰琉斗凛幻の駅に何とか間に合い亜胡愚棲武屡虞(アウグスブルグ)へ

 到着は1600時、約2時間の移動だ。

 ここの出発は一時間後、とにかく時間が無い。

 2000年の歴史を誇る帝都・亜胡愚棲武屡虞は流石に南独逸三面県最強と言ってもいいだろう。


儘:『もうこれ以上仲間が殺やらるのを見るのは沢山だ・・・ここは俺が行くぜ・・・』


 ゴスッ!!


儘:『とっ鳥丸・・・何を・・・!』


鳥:「猛鶏流破髄掌、これでしばらくの間は動けねえぜ・・・、それにお前には大将として俺達の闘いを最後まで見届ける義務がある・・・。ここはこの獄厨房の鳥丸鶏次(とりまるけいじ)に任せてもらおうか・・・」


(獄厨房とは?

 かつてアルゼンチンのエルカラファテにて、チリのプンタアレーナスからプエルトウイリアムスに行くフェリーを待つ為に10日間ぐらい何もせずに沈没し、その間自炊をして厨房を極めたと豪語していることからこの仇名がついている。

 もっとも鳥丸が作る程度の物は他の誰でもそれ以上に旨い飯が出来るという事は言明する必要は無いだろう・・・


 民朋書房刊、「客船の出航待ちに於ける滞在地の選び方とその自炊による調理法」より)




儘:『うぅ・・・(意識が回復して)』



鳥:「これが猛鶏流観光術じゃぁ~・・・」



 亜胡愚巣武屡虞の街並


 30分程度で市の中心部分の観光を終わらす。後は部屡羅津破(ベルラッハ)の塔だけだ。


 ちなみにこの部屡羅津破の塔は70m、通常こういった展開ではどんどん強い敵が現れてくるのがセオリーだが単純に塔だけ見ればどんどん弱くなっている気がする。

 登場人物から見れば確かにこちらもどんどん弱くなっているのだからこれでちょうどいいのかもしれないが・・・


 段数は約350段、ようやく400段は下回る。


 部屡羅津破の塔からの景色
 

 


 綺麗だ・・・それにもう夕暮れも近い・・・


 ここは残って・・・


儘:『鳥丸、俺もここに残るぜ』



鳥:「儘、いいからお前は行くんだ・・・」



儘:『だが・・・俺も最後までお前と一緒に残って大好きな夕焼けを・・・』



鳥:「お前は俺達の大将だ。お前が最後までこの大四狂殺をやらねえでどうするんだ!!」




儘:『俺は行かない。死ぬ時はお前と一緒だ・・・』



鳥:「おぉぉぉぉ・・・!!(無意味な気合の咆哮です)」




鳥:「儘、これだけいっても分からねえのか?だとしたらお前は俺達の大将の資格はねえぜ!!」




儘:『とっ鳥・・・、分かった、俺は行くぜ・・・』




鳥:「そうだそれでいい、もう決して振り向くんじゃねぇ・・・」




儘:『ああ・・・俺はもう振り向かない・・・』




鳥:「命あったらたまには思い出せやぁ、この獄厨房の鳥丸の名を!!」





 結局降りてから振り返って撮影した死庁舎と部屡羅津破の塔





 玉大人、「死亡確認」





 今までの三人は相打ち・・・これで残る敵は・・・後一つだ・・・



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