須賀敦子さんの本(14) ピノッキオたち

2007-11-19 00:07:03 | 須賀敦子さんの本
エアコンのリモコンが見つからないので、自室の室温は21.5℃。
もう少し暖かくなりたい・・・
このままエアコンが見つからなかったら、ドラ君の「室温は冬は18℃、夏は30℃」という生き方に準じることになりそう。

最近文庫化になった「須賀敦子全集」の中から、まだ読んでいないエッセイを見つけるのが楽しみだ。
新作が出ないからこんな楽しみかたしかできないでいる。 でも、神は小さいところに宿るといいますから・・・引用が変か・・・これはこれで。

ピノッキオたち」というエッセイは初めてで、やさしく書かれていたこともあって楽しかった。(これは原作の挿絵だそうですが、ディズニーのピノッキオとは大分ちがいますね)
原文は古いイタリア語で書かれている上に、子供用でもなかったそうで、須賀さんも歯が立たなかったと書いてある。 これも意外だ。

須賀敦子ファン向けのネタとしては、ピノッキオは「ジュゼッペ」の愛称であること。 そうなんです、須賀さんの夫ペッピーノの本名はジュゼッペ。 ペッピーノが愛称であることは知っていたけれど、ピノッキオもそうだとはね。
ピノッキオの場合は、どちらかといえば子供時代に使う愛称のようである。


今夜は、20時からの2時間スペシャル「イタリアへ・・ 須賀敦子 静かなる魂の旅 第二章 アッシジのほとりに」 BS朝日 を観た。
ウチの場合、BS朝日はリモコンを駆使しないと観ることができない。
ここ一年ほどBSデジタル放送は観ていなかったから、リモコンの操作がわからなくなってMに教えてもらった。

須賀さんの・・・というよりは聖フランシスコの物語でしたけれども、しごくまじめに鑑賞。
須賀さんのエピソードが語られるときだけ、13世紀初頭から現代に引き戻される。
「薔薇の名前」の映像を頭の中に浮かべて、聖フランシスコの時代はかくありなんと想像を掻き立てたせいか飽きずに見終えることができたが、途中でチャンネルを変えた人もかなりいたのでは、いやその前にあの番組を観たのは何人いたのだろうか。

~~~ちょきちょき~~~
月曜日は、うちの会社の忘年会。
blog更新がなかったら、原因はまちがいなくこれです。

それよりもエアコンのリモコン、探さなくちゃ。


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