プロフィール

東京在住。元メインフレーム系SE。
趣味は読書、絵画鑑賞、オーケストラ、小劇団演劇、最近宝塚にも…
そうそうカントリーダンスも始めました。
当ブログはTwitterのlogになっているため、セカンドブログで自筆しています。
よろしかったらご覧下さい。
http://ameblo.jp/laladuets/

2012年5月を期待しましょう^^ 雑記(7/22)

2009-07-22 20:42:02 | 天文・天文学

次の日食は、2012年5月の金環食です。
あと、たった3年ですよ。

上の画像で、三本の平行したラインがありますね。 この範囲にいると、「金環食」を見ることができます。

2012年の金環食の予想

東京在住のわたくしとしては、滅茶苦茶ありがたい。
乞う、ご期待。

乗鞍コロナ観測所

2009-04-12 22:05:41 | 天文・天文学
長く生きていると悲しいことがありますね。
永遠に、すくなくとも自分が生きている間は永遠に、そこにあると思っていたものが、
取り壊されたり、営業を停止してしまうこと。
人生の重大事ではないけれど、でも生きる意欲が少しだけ削がれる気がする。

五島プラネタリウムが東急文化会館(東京都渋谷区)のビルの取り壊しと同時に消滅したときも残念でしたが
今年度(2010年3月)で、乗鞍岳コロナ観測所が閉鎖されることを知り、淋しく思う。

コロナ観測所は乗鞍岳山頂からほんの少し下がった丘?の上にある。
この写真は、山頂に登った人が撮影した写真でしょう。
閉鎖の理由は、建築物の老朽化と、太陽の観測は地球の外で観測ができるようになったこと
太陽観測衛星「ひので」が肩代わりしているから。

でも・・・ 私のごくごく平凡な前半生で、この乗鞍岳山頂での星野観察とコロナ研究所の見学は画期的なことだった。
天文関係が好きといっても、ただ好きなだけで特別な活動はしていなかったのに、はやり淋しい。

今年の夏はまだ稼働しているとコロナ観測所のホームページに記載されていました。
乗鞍岳は「星空」のメッカ。 コロナ観測所の見学ができる最後のチャンスなので、ぜひお出かけください。

~~~ところで、太陽の黒点が消滅している件について~~~

太陽の黒点が消滅したのは100年振りです。

『太陽活動がさかんになると黒点が増え、それに伴って磁気あらしやオーロラの出現も多くなります。
太陽の黒点活動には約11年の周期がありますが、長期的にも増減を繰り返します。
黒点の出現が極端に少なかった1650~1700年はマウンダー極小期と呼ばれ、この時代の地球は寒冷化したことが知られています。』
http://www.tdk.co.jp/techmag/museum/museum09.htmより。

太陽の黒点が少ない=太陽活動が不活発、今の状態が何十年も続くと地球の気候が寒冷化することになります。
でも。。。こればっかりは心配してもどうにもなりませんよね。
温室効果ガスとは違い、人間がどうこうできるものじゃないから。

これこれ。
地球が寒冷化するなら、「京都議定書(気候変動に関する国際連合枠組条約の京都議定書)」なんて意味がない
とか、言わないようにね。

天文学(てんぶんがく)

2009-03-24 00:54:47 | 天文・天文学
天文学(てんぶんがく)という言葉を知ったのは、五島プラネタリウムが主催する「星の会」の月例会でした。
ゲストの野尻抱影氏(1885.11.15~1977.10.30)が、天文学者(てんぶんがくしゃ)として紹介されたのです。

当時「星の会」の新入会員だった私はそのネーミングに素直に感動して、自分の中に天文学(てんぶんがく)のジャンルを作りました。
さっそく殿堂入りしたのが宮沢賢治。
でしょ?
このことは休眠中のDoblogにも何回か書いているけれど、また書きました。

特に「銀河鉄道の夜」はその中でもいちばんですね。

銀河鉄道の夜は、ケンタウルス祭の夜にカムパネルラが川で溺れ、彼の(天国への)旅に同行したジョバンニの物語です。
幻想文学と呼ばれることが多いのですが、わたしにとっては天文学(てんぶんがく)そのものです。

「ケンタウルス、露を降らせ!」
ケンタウルス祭で子供たちが口々に叫ぶ「露を降らせ!」ってなんだろうなと思っていました。
未だに意味はわからないのですが、ケンタウルス座は観たことがあります。
場所はサイパン島、時代はバブルまっただ中でした。

PACIFIC ISLANDS CLUB SAIPANの敷地から南東の夜空に見つけました。
見上げる角度ではなく、海水面ぎりぎりのところに南十字星が架かっていました。
その左側に素晴らしく明るい星がふたつ。
これがケンタウルス座のαとβだとすぐにわかったからすごく嬉しかった。
太陽系とケンタウルスα星はたったの4.3光年しか離れていない。 手が届きそう。

写真は赤道儀で追っかけて感度を上げているから天の川が背景になってわかりにくいところがありますが
実際には天の川はほとんど見えません。
その代わりに南十字星とケンタウルスがくっきりと浮かび上がって鮮やかでした。



鬱陶しいこともありましてね。
ホテルの警備をしているフィリピン人がまとわりついて離れない。
もちろん日本よりは治安が悪いですから、独りで海岸に出ていたわけではないのですが
警備用のピストルを片手に楽しそうに話しかけてくるんです。
「ボクノオクサンハ、ニホンジンヨ」
「ニホンイイネ、シンジュクイッタヨ」
「サザンクロス、シッテマス」

雨の夜に宙(そら)を思う

2009-03-07 01:47:23 | 天文・天文学
今日は書くことが思いつかないです。 一日中雨だったし・・・

源氏の続きは書きたいかな。
次回は例の「雨の夜の品定め」です。
登場するのは頭中将、左馬頭と藤式部丞の三人。
でも頭中将は別格だから次回に回して、中流貴族の男たちをテーマにしよう。

私は頭中将はキライじゃありません。
細やかな神経の持ち主より大雑把めな性格、あるいはそう見せている人のほうが好みなんですよね。

というわけで、今夜はわたくしが贔屓にしている星雲の写真を載せます。
M81という番号が付けられている、その筋(ってなんだ)では有名な、古典的な星雲です。
大熊座の方向にあって、距離は1200万光年。

【周知】「うるう秒」挿入のお知らせ

2008-12-30 01:01:26 | 天文・天文学
総務省から 「うるう秒」挿入のお知らせ が出ていますね。
~~~~~~

来年の元日はいつもより「1秒」長い1日です。
平成21年(2009年)1月1日(木)
午前8時59分59秒と午前9時00分00秒の間に「8時59分60秒」を挿入します。


うるう秒は昭和47年(1972)7月1日から始まりました。
最初の時は憶えてますよ。

わたしの父親は時計合わせに神経質な人だったので、自分の懐中時計を午前9時00分00秒に合わせ、117(時報サービス)に電話をかけてうるう秒調整をするのを、こたつの向かい側で眺めていました。
電波時計はなかった頃のお話しです。(⌒-⌒)

父は、一週間に一回は必ず時刻合わせをしていたので、時報サービスのアナウンスは聞き慣れていました。
ただいまから1時26分ちょうどをお知らせいたします・・・ピッピッピッ

電波時計が発売された時はすぐに買いました。
わたしから父へのプレゼントとして。(笑)


中秋の名月

2008-09-08 22:46:06 | 天文・天文学
今年は9月14日です。
今度の日曜日の晩ですから、もう秒読みですね。

~~~~~~
さーて、うんちく系にはいりましょうか。
去年も書いたかも・・・ 中秋の名月は旧暦8月15日の月のことです。

春・・・1、2、3月
夏・・・4、5、6月
秋・・・7、8、9月
冬・・・10月、11月、12月
そしてひとつの季節を初、中、晩と分けていました。 例えば春だったら、初春、中春、晩春と呼んだのです。

今もそうですね。
5月は初夏と呼ばれていますが、それは旧暦の4月だから。
というわけで、中秋は旧暦の8月、新暦の9月なのでございます。

月齢による1ヶ月は30日より若干短いため、旧暦15日=満月とは限らないのですが、中秋の名月については、満月と日にちがずれた場合は「日」を優先するのだとか。
なにがなんでも、旧暦8月15日の夜だということです。



~~~~~~
秋のけはひ入り立つままに、土御門殿のありさま、言はむかたなく をかし。池のわたりの梢ども、遣水のほとりの草むら、おのがじし色づきわたりつつ、おほかたの空も艶なるにもてはやされて、不断の御読経の声々、あはれまさりけり。やうやう涼しき風のけはひに、例の絶えせぬ水のおとなひ、夜もすがら聞きまがはさる。(紫式部日記)

猛暑のあと、ようやく秋に入ったかなという感じがして、いいですね。
でも、秋のけはいですからまだ初秋、旧暦の7月。 今の暦で8月の半ば頃、暑さの峠を過ぎたかというところでしょう。

[現代語訳]
秋の気配が立ち染めるに連れて、土御門殿の様子はいいようもなく趣がある。 池の辺りの木々の梢や、遣水のほとりの草むらは、それぞれ一面に色づいて、辺り一帯の空も優美であるのに引き立てられて、絶え間ない御読経の声々もいっそうしみじみと趣がまさるように感じられることだ。
次第に涼しくなる風のそよめきに、いつものたえることのない遣水の音が、一晩中紛らわしく聞こえてくる。


ペルセ流星群極大

2008-08-12 22:05:01 | 天文・天文学
今夜の26時~27時頃でしょうか、ペルセウス流星群が極大になります。ペルセウス座はどこにあるのか? 問題はそこ。
26時~27時頃といえば、そろそろ東の空が明るくなってきますね。
夜空が深い藍色に変わってくる時間です。


右の画像の中心に紫の丸印がありますね。 
そこが輻射点です。
流星はそこから四方八方に広がって飛ぶように見える。
左上にカシオペア座(Wの形)がありますから、それを手がかりにして、北東の空を見上げてください。

ぼうっと見ていると流星が流れますが、うーんとね、一時間に数十個くらいかな。 でも、空が暗くて透明度が高くないとそこまでは見えないですねぇ。
5分に1回見えたら上出来、、、とお考えください。

この記事を見逃してしまったアナタ、明日の夜でも大丈夫ですよ。


ペルセウス座の有名な星雲をご紹介いたします。

散開星団(NGC869とNGC884)は、私たちの銀河系の中にある星団です。 二重星団ですね。 けっこう近いところにあるんですよ、7000光年くらいです。
クリックするとオレンジ色の星が見えると思います。 星は赤くなってくると年寄りのしるしですから、この星団は古い星団なのかも。

ほら昴(すばる、プレアデス星団)は青白いでしょう?
あれは若い星(1億歳)の集まりだから・・・ 私たちの太陽(46億歳)よりもずっと若い。

-以上、天文同好会からのお知らせでした-



月図、火星図

2008-08-02 02:42:10 | 天文・天文学
小学生の時、将来の夢は「火星へ移住すること」だった。
同級生は宇宙ステーションへ行きたい、月に行きたいと作文に書いていたようだが、わたしは火星ひとすじ。

月には空気がないから移住しても地下に住まなくてはならないだろう。 それではつまらない。
宇宙ステーションは大した広さじゃないから飽きちゃうだろうし、そもそも移住するところじゃないし。

今となっては火星も住みやすくないとわかっているけれど、地球人が移住可能な星はやはり火星だけでしょう。

~~~~~~
[ロサンゼルス 31日 ロイター] 米航空宇宙局(NASA)は31日、火星探査機「フェニックス」が6月に火星で採取した氷状の物質を精査した結果、生命の存在に欠かせない「水」が存在している確証を得たと発表した。
~~~~~~
おお、わたし的には大ニュースです。(⌒-⌒)


Google Earthの月版と火星版が公開されているのをご存じでしょうか?
Google Moon

こちらが火星版
Google Mars

火星版はまだ実用には耐えませんが、月版はまぁまぁ楽しめます。


月版ではアポロ宇宙船がどこに着陸したかわかるようになっていますので、11号から17号までの着陸地点、宇宙飛行士が誰だったかわかりますよ。
13号はありません。 ほら、故障して月へは行けなかったから。



夜の地球

2008-07-30 22:02:08 | 天文・天文学
たっさんから、名古屋にプラネタリウムができると教えていただきました。
「では、プラネタリウムが完成したら名古屋へ行きます!」
「・・・それが、完成は2年後なんですよ」
完成すると世界最大なんですって。 楽しみ^^

さて、これは地球のどこから見たところでしょう?

そうです、北極の真上です。
左端の上に白い紐があるでしょう? これが日本。
その右がアジア大陸(明かりが少ない)、ヨーロッパ大陸に入ると明るいですね。
下のほうに明るいところがありますが、これはアメリカ大陸。
カナダ、USAが賑わっています。

北極海航路が使えると、日本と欧州が近くなる。
地球温暖化で北極海の氷がなくなればの話ですが、今朝のTV番組ではこの北極海航路の利権や漁業権をめぐって、すでに醜い争い?が行われていると報道していました。
やはり北極は氷で閉ざされていないと・・・


アメリカ大陸だ。

アメリカ合衆国の形がくっきり浮き出ています。
Firehookさん、Tweetyさんのお住まいの明かりも含まれている。

西部よりも東部のほうが発展してる。
カナダはアメリカに近い南側に人口が集中していますね。


アフリカ大陸おっきい
地球儀で見るアフリカにそっくりだわ。(笑)

ヨーロッパの賑わい振りとは対照的ですが、それが清々しさに繋がるのかも。
地球を支えているのはアフリカ大陸ではないかと思いました。

南アフリカ共和国が賑やかですね。
知人がジンバブエに遊びに行ってすごく遠かったよと話していましたが、うーん、これは遠いわ。


右端に日本が見えます。
真っ白じゃないですか・・・ 
狭いところにひしめきあっているんですねぇ。
中国が「小さな国のくせに!!」と罵るのもわかる。

中国、インドネシア、インド。 台湾もかなり明るい。
アジアにはまんべんなく人が住んでいます。
中国とインドの人口を合わせると、地球の全人口の半分近くではなかったでしょうか。
ロシアと中国の国境沿いにも人がたくさんいることがわかります。

~~~~~~
ヨーロッパから中近東、オーストラリア大陸の写真もありました。
こちらのサイトをご覧になってくださいね。



サマータイム

2008-05-31 01:18:34 | 天文・天文学
『夏を中心に、時計を1時間早めるサマータイムについて、福田総理大臣は26日、導入に前向きな発言をしました。再来年からの実施を目指す超党派の議員連盟の活動などが、いっそう活発化することが予想されます。』 NHKニュースより

夏時間は、太陽が出ている時間が長い夏を有効に使いましょうという試みで始まった。
夏に太陽が出ている時間が長いのは、緯度が高い国ですよね。
日本は夏時間にして効果があるのかしら。

~~~6月1日の日の出/日の入~~~
■東京(北緯35.4度) 日の出:4 時 26 分、日の入:18 時 51 分

各国の日の出、日の入はこんなです。(サマータイムなしで表現)
■レイクキャビ(北緯64度) 日の出:2 時 23 分、日の入:22 時 27 分 
■ヘルシンキ(北緯60.1度) 日の出:3 時 8 分、日の入:21 時 28 分
■ロンドン(北緯51.3度) 日の出:3 時 49 分、日の入:20 時 7 分
■パリ(北緯48.5度) 日の出:4 時 52 分、日の入:20 時 45 分
■ローマ(北緯41.5度) 日の出:4 時 37 分、日の入:19 時 38 分
■バンクーバ(北緯49.1度) 日の出:4 時 12 分、日の入:20 時 9 分 
■ニューヨーク(北緯40.4度) 日の出:4 時 27 分、日の入:19 時 20 分

サマータイムで時計を1時間早めると、東京の場合は日の出が5 時 26 分、日の入が19 時 51 分になって、夜8時頃まで外が明るい。
ドラ君が午前中に出勤できない確率がより高くなることは確かですね。(笑)

それにしてもレイクキャビ(アイスランド)はすごいな。
サマータイムにしようがしまいが、夜が4時間しかない。。。



放射冷却

2007-12-09 01:10:24 | 天文・天文学
昨日から咽頭炎に罹っている。
日頃のおこないが悪いせいか、どうしても休めない予定が入っていたので出勤した。
おかげさまで、本日は朝から営業停止状態。 声が出ません。
声が出なくなるのはいつものパターンだから心配はしていないけれど、喉が熱っぽくてうっとうしい。

東大出のヤブ内科医からもらった薬のせいで、夜中に2回目が覚めた。
3時と5時半。
3時に起きたときはそうでもなかったが、5時半は寒かった。 放射冷却か。

晴れた夜は明け方に寒くなるんですよねぇ。
昼間に太陽からもらった熱が夜になると空へ還っていきますが、雲がないとどんどん放射されてしまうので、明け方が一番寒い。
お日様が出てしばらくすると、こっち側(地面)に熱が降りてくるので冷えが収まります。

曇りの夜は雲がフタになってそんなに冷え込まない分、昼間のほうが寒くなったりする。
お天気お姉さんが「これから昼にかけてもっと冷え込みます」っていうアレだ。


五島プラネタリウムの星の会に所属していた頃、好きこのんで(笑)「厳冬の流星観望」に参加したことがある。
埼玉県飯能市にある天覧山だったが、あまりにも寒かったので一生忘れないだろう。

高低差200メートル程度の山だからたいしたことはないのだが、明治天皇が景色をご覧になった(だから天覧山といいます)展望台で凍りついて過ごした。
みずがめ座の流星群と記憶しているが、日本流星研究会の一覧だと、しし座が極大なんですよね。 記憶ちがいか・・・(って、こだわっても誰も興味ないでしょうが)

スキーウェアを着込んで、カイロ(ハクキンカイロだぜ)を腰とお腹とポケットに入れて臨んだ。
流星観測は午前2時から日の出までが勝負。
寒い、寒い、寒い、寒い、寒い、寒い、寒い、寒い
流星が観られるということは晴れているわけですから、放射冷却がものすごい。

夜食に持ってきたおむすびは凍りついていました。
でも、準備周到な人物は必ずいるものでして、コッフェルで味噌汁を作り、凍ったおむすびを入れて「おじや」を作ってくれた。
「卵があったら良かったね、今度はそうしよう」
同学年の男子でとってもいい人でした。 そうだ、笹沼さんだ。 お元気ですか・・・
というわけで、放射冷却の思い出でした。

~~~ちょきちょき~~~
自分のblogのことを、拙blogと謙遜して呼んでいるのを見ることがあります。
わたしも謙遜したいと思うことがたびたびありまして(笑)、拙blogと書こうと思ったのですが、「拙(せつ)」は男言葉なんです。
女性版だと、どうやら「妾(しょう)」になっちゃうんですね。 妾blog・・・
でもこれだと、メカケって発音したくなるでしょう?

明治時代の小説だと、「妾(わたくし)は・・・」と書かれているのが多いのですが、正妻じゃなくてオメカケさんなのかと、誤解して読んでいた時代がかなりありまして。。。
「妾」という字は使いづらいですね。



わたしの好きなB級海外ドラマ

2007-09-20 23:58:23 | 天文・天文学
宇宙船レッド・ドワーフ号です。

よりによって天下のNHKが、深夜の海外ドラマとして放映していました。 いつ頃だったろう、2000年前後かなぁ。

~~~~~~
宇宙船レッドドワーフ号の乗組員リスターは、船内の部屋で猫をこっそり飼っているのを見つかって、罰として18ヶ月間 時間凍結カプセルに入れられてしまった。
ところがその数ヶ月の間に船内で事故が起き、乗組員は全員死亡、リスターだけが生き残る。
事故が起きてから300万年後、船のコンピューター・ホリーはリスターをカプセルから解凍。 そして一人ぼっちのリスターの為に、話し相手として死んだ乗組員リマーをホログラムでよみがえらせた。
とろこで、リスターがこっそり飼っていた猫は船の事故を偶然免れ、長い年月の間に猫から猫人間へと進化していた。
~~~~~~

左下のロシア人の帽子を被ったのがリスター、その右側がホログラムで甦ったリマー、
左上の黒い人は猫が進化したキャット、その右側がアンドロイドのクライテン。
クライテンは別の難破した(宇宙)船から助け出されたロボットで、レッドワーフ号の乗組員になった。
真ん中のDISPLAYに映っているのは宇宙船のコンピュータ、ホリー。


見るからにアホらしそうでしょう? そうなんですよ~~(笑)
イギリス:BBCの制作で、レッド・ドワーフは、赤食矮星という意味です。



火星に行きたい

2007-07-26 23:47:40 | 天文・天文学
検○○員会附議の目処が立った。
まだ終わっていないが、私とバンクくんは「完了」の認識。

これでようやっと、本来のシステム開発作業に入ることができるのだが、検○○員会対応が予定より1ヶ月半長引いたおかげで、開発期間がその分短くなった。
これから11ヶ月間、寄与率120%で進めるようにと指示があった。
1ヶ月40時間の残業がベースライン? おいおい!

ザコツゥはどうやら長期戦、これから一生の持病になりそうな悪い予感がする。
4月半ばからジムも休んでいて、かなりストレスが溜まってきた。
冷えると痛みが強くなるから、スキーもだめな感じ。

「10月になったら休めるの? その頃にはオヤジも決着がついてるだろうから、カウアイ島でトレッキングするか。」
決着ってなによ。(汗)
どっちしても、トレッキングは辛いだろう。

Mとのコミュニケーションはスポーツクラブ通いとスキーだから、それができないとなると困っちゃうんですよね。

~~~ちょきちょき~~~
mokurenさんの向こうを張って、
伊坂幸太郎の「陽気なギャングが地球を回す」を読んでいます。
(mokurenさんは「チルドレン」にとっかかっている)
思わず微笑んだのはこのくだり。

【火星】
太陽系の惑星のひとつ。 地球のすぐ外に軌道を持つ赤い星。 24時間37分で自転。 678日で太陽を一周。 地球に比べて直径は半分。 質量は約10分の1。 人口は約2倍。 文明度はほぼ同等。



GW日記(8/9日目) 100億年

2007-05-05 22:03:53 | 天文・天文学
GWというトンネルの出口が見えてきた。 明日をうまく乗り切れるかが、腕の見せどころ。
本日はお姑さまの二七日にあたる、しいちゃん宅を訪問し、おまいりをしてきた。

今日は帰省帰りの車と、こどもの日のお出掛け車が重なっているから、さぞかし混んでいるかと思ったが、それほどでもないみたい。
うちのカーナビの予想到着時刻表示が、14:35から16:30のあいだをウロウロしているせいでかなり不安だったが、15時ジャストに到着した。(ほっとした)

築後1年経ったしいちゃん家は まだピカピカしているものの、風格が出てきた気がする。
「ここは若い家族が多いのよ、両隣もお向かいも子供さんが3人いるから、ここだけは少子化には無縁だわねぇ」
しいちゃんが教えてくれた。

お隣の駐車場に車が入って、子ども達がこぼれ落ちてくるのが見えた。
「水族館から帰ってきたよ、お母さん」
エリ姫(姪)がそう言うので、どうして行き先がわかるの?と聞いたら
「出がけに水族館に行く、水族館に行くって子ども達が大騒ぎしてたの」
八景島か江ノ島かどちらに行ったのだろうね。


帰り道は夕闇が濃くなったことと、三鷹天文台の近くを通ったことから、Mと宇宙話題。

あと100億年でアンドロメダ銀河と天の川銀河(私たちの銀河系)が衝突するのよ。
でも、その前に太陽がなくなってるだろう?
うん、太陽の余命はあと50億年じゃなかったかな。

太陽系は天の川銀河の中にあるから、外側から観察できないでしょ。 三鷹天文台では、コンピュータの中に天の川銀河の模型を作って解析する計画があるんだって。
ETVの高校講座で知ったんだけど。。。


画像は、衝突する渦巻き銀河。

100億年未来の壮大な出来事には分子・原子レベルでしか参加できないけれど、生身で体験できる可能性があるのは、2028年10月の小惑星の大接近。
・・・衝突はしないそうです。

生きているかどうかビミョー。



GW日記(5/9日目) 砂時計

2007-05-02 12:41:40 | 天文・天文学
連休5日目となると脳が溶け出してくる感じです。
この暇さ加減はよくない・・・
完璧OFF、なんの予定もないといのはこのGWが生まれて初めてです。
ジムに出掛けて誤魔化すというテクニックも使えないし、参りました。

時間は、寝ててもぼうっとしていてもチッチッと過ぎて行きます。
H小父が謡のお稽古につかっていた1時間の砂時計を、漫然と眺めて過ごしているような、
怖いな。。。

昨夜はアン・マキャフリイの最新作を(といっても一昨年刊)、ようやく買ったのを、のんびり読んだ。
原題は 「The Dolphins of Pern」 そう、原題のほうがわかりやすい。
日本の翻訳本は原題をいじってしまうことが多いから、シリーズものになると題名と内容が合わないものが多くてね。

予想通りだが、この本は「パーン竜騎士」シリーズではジュブナイル系だ。
時代的には「竜の挑戦」の後半から始まる。
登場人物のほとんどが知り合いというのは、なんといっても居心地がいい。
心穏やかに物語を楽しんだ。


こちらもつまみ食い開始。
SFオタクだった私も、ここ数年はあまり読まなくなった。
思い出したように買って読むのは、デイヴィッド・ブリンとロバート・J・ソウヤーのふたりの作品だけだ。

「ホミニッド 原人」はソウヤーの作品で三部作の1冊目。 1冊目を買ってしまったから、残りの2冊も読みます。
ええとね・・・並行宇宙物ですね。 こっちは我々の世界、向こうはネアンデルタール人が進化した世界。 文明のレベルは同じくらいという設定です。
向こうの世界の物理学者が不慮の事故でこっちに飛ばされてきて・・・さて、どうなるのか。
三部作の1冊目の中程までしか読んでいないから、まだわからない。

平行宇宙ものは、向こう側の世界描写が面白い。
知的レベルは同じだけれど、それ以外は全然似ていない。
社会構造も結婚制度も裁判制度も何もかもちがう。
それでもこの作品はとても読みやすいほうで、、、サルから進化した生物が主人公というところは一緒ですからね。

「神々自身」(アイザック・アシモフ著、個人的にはこの作品が最高峰だと思っている)なぞは、性が3つある世界でした。
さて、、、そろそろリハビリ散歩に出掛けてきます。