山村美紗さんといえば、誰もが認めるミステリーの女王。
日本のアガサクリスティーとも言われています。
その彼女が書き残したもののなかには、ミステリー以外の作品も!
株の指南書だったり・・・
京都の観光案内だったり・・・
恋愛のHOW TO本だったり・・・
その中のひとつに『美紗の恋愛推理学 -友達より”いい彼”をつかまえる法-』という本がある。
え~、誤解を招くといけませんので言っておきますが『彼』が欲しいという目的で読んでいるわけではございません。
この本の内容はというと・・・
推理力を生かして素敵な恋愛をしましょう!というような感じでしょうか。
もちろんその後を長続きさせるにはということから、子育ての秘訣まで幅広く書かれている。
この作品の中で彼女はシャーロックホームズのことを例に出している。
ホームズは、依頼人が彼の事務所に入ってきた時点でその人がどこから来て、どんな職業でというようなことをピッタリと言い当ててしまう。
なぜそんなことをホームズはできたのか?
その理由を『推理力があった』からだと述べている。
推理力とは、人間観察に基づく総合的な洞察力だと彼女は言う。
推理力に各種データを組み合わせて考えると、ホームズのように答えをはじき出すことができるのではないかという。
『人が生まれてから死ぬまで、推理を必要とする事柄に満ち満ちている』
『人生をおくる上で私達は様々な人間関係のなかで生きていく。その絡み合った糸のもつれも、推理すれば容易にほぐれる』とも言っている。
推理っていうと何か特別なことのように思えてしまうが、この彼女の言葉通り、人生は推理する事柄に溢れていて、またそれが必要なのだということは、よーく考えるとごもっともなことだと思う。
たとえば・・・
お見合いの席で仲人の言葉から推理する・・・
『母親思いの好青年』が「実はマザコンの化身」
『社交上手で明朗活発』が「女遊びのベテラン」
とも考えられるのではないかというのである。
デートの誘い方で推理する・・・
デートの別れ際、次ぎのデートの約束を「具体的な日時を指定してくるかしてこないか」で本気度がわかるという。
結婚への本気度を推理する・・・
自分の家(両親がいる、実家)に招待してみる。
これは、男女共につかえる手。
結婚を考えていなければ家(両親がいる)に行くのにはためらいが生じるのではないかという。
とまぁ、こんなことなどがいろいろと書いてあるんです。
そして子育て推理学。
彼女は彼女の子どもが小さい頃、その子どものポケットに小型のワイヤレスマイクを忍ばせて、原稿書きに没頭したという。
マイクの声が届かなくなったら遠くに行った証拠だし。
音(声や周りの音)が聞こえていれば、何が起こっているのかおおよその見当がつくから、そのようにして子育てを行なったという。
また誘拐に備えて、親子の暗号を決めていたという。
電話口で・・・、「ママ」といったら知っている人が犯人、「お母さん」と言ったら知らない人が犯人。
また、電話をかけている場所が宇治市内なら京都弁で、それ以外なら標準語でしゃべるなど。
それ以外にもいろいろな推理力の活用法を彼女は提案している。
家庭崩壊やいじめ問題が噴出する世の中、こういうときこそ推理力が必要になるのかもしれない。
というか、推理力の衰えもそのような問題を噴出させる一因になっているのかもしれない。
この本は、くだらないように思えるようなことが書かれているようにも思うのだけど、じつは奥が深い。
ボクのブログでは伝えきれないので、ぜひ皆さんにはこの本を実際に読んでもらいたいと思う。
ってゆーか、今は売っていないので古本屋さんでどうぞ!
日本のアガサクリスティーとも言われています。
その彼女が書き残したもののなかには、ミステリー以外の作品も!
株の指南書だったり・・・
京都の観光案内だったり・・・
恋愛のHOW TO本だったり・・・
その中のひとつに『美紗の恋愛推理学 -友達より”いい彼”をつかまえる法-』という本がある。
え~、誤解を招くといけませんので言っておきますが『彼』が欲しいという目的で読んでいるわけではございません。
この本の内容はというと・・・
推理力を生かして素敵な恋愛をしましょう!というような感じでしょうか。
もちろんその後を長続きさせるにはということから、子育ての秘訣まで幅広く書かれている。
この作品の中で彼女はシャーロックホームズのことを例に出している。
ホームズは、依頼人が彼の事務所に入ってきた時点でその人がどこから来て、どんな職業でというようなことをピッタリと言い当ててしまう。
なぜそんなことをホームズはできたのか?
その理由を『推理力があった』からだと述べている。
推理力とは、人間観察に基づく総合的な洞察力だと彼女は言う。
推理力に各種データを組み合わせて考えると、ホームズのように答えをはじき出すことができるのではないかという。
『人が生まれてから死ぬまで、推理を必要とする事柄に満ち満ちている』
『人生をおくる上で私達は様々な人間関係のなかで生きていく。その絡み合った糸のもつれも、推理すれば容易にほぐれる』とも言っている。
推理っていうと何か特別なことのように思えてしまうが、この彼女の言葉通り、人生は推理する事柄に溢れていて、またそれが必要なのだということは、よーく考えるとごもっともなことだと思う。
たとえば・・・
お見合いの席で仲人の言葉から推理する・・・
『母親思いの好青年』が「実はマザコンの化身」
『社交上手で明朗活発』が「女遊びのベテラン」
とも考えられるのではないかというのである。
デートの誘い方で推理する・・・
デートの別れ際、次ぎのデートの約束を「具体的な日時を指定してくるかしてこないか」で本気度がわかるという。
結婚への本気度を推理する・・・
自分の家(両親がいる、実家)に招待してみる。
これは、男女共につかえる手。
結婚を考えていなければ家(両親がいる)に行くのにはためらいが生じるのではないかという。
とまぁ、こんなことなどがいろいろと書いてあるんです。
そして子育て推理学。
彼女は彼女の子どもが小さい頃、その子どものポケットに小型のワイヤレスマイクを忍ばせて、原稿書きに没頭したという。
マイクの声が届かなくなったら遠くに行った証拠だし。
音(声や周りの音)が聞こえていれば、何が起こっているのかおおよその見当がつくから、そのようにして子育てを行なったという。
また誘拐に備えて、親子の暗号を決めていたという。
電話口で・・・、「ママ」といったら知っている人が犯人、「お母さん」と言ったら知らない人が犯人。
また、電話をかけている場所が宇治市内なら京都弁で、それ以外なら標準語でしゃべるなど。
それ以外にもいろいろな推理力の活用法を彼女は提案している。
家庭崩壊やいじめ問題が噴出する世の中、こういうときこそ推理力が必要になるのかもしれない。
というか、推理力の衰えもそのような問題を噴出させる一因になっているのかもしれない。
この本は、くだらないように思えるようなことが書かれているようにも思うのだけど、じつは奥が深い。
ボクのブログでは伝えきれないので、ぜひ皆さんにはこの本を実際に読んでもらいたいと思う。
ってゆーか、今は売っていないので古本屋さんでどうぞ!
荘さん、今度会えるときに貸してくれろ。
シャーロック・ホームズ大好きですし!!
そうですよね、推理って大事だと思います。
どうしてそうなるのか、そう思うのか、そういう結果になるのか・・推理する・・。
物事の裏、ことばの裏、見えない部分に隠れているものを推理する・・・だいじですよね。