だっくす天国+わくわくハンドメイド

ダックスが好き、編み物も好き

これが現実だ

2018年10月18日 | わんこ
お散歩していたら、前から「右手にヨーキーを連れて、左手に買い物カートを握りしめているおばあちゃま」に出会った。

普通に「こんにちは」と挨拶してすれ違おうと思ったら、立ち止まって、「まあ、フクちゃん久しぶりやねえ」とおっしゃる。

えーとえーと、きっと以前お会いしたのだわ。その時きっと名前聞いたのだわ、でも忘れちゃったどうしましょ・・・・・


で、ワンコの名前には触れずに、「お散歩来たの~おばあちゃまと一緒でいいわね~」なんてべんちゃらを言いながら、ヨーキーの頭を撫でたら、ヨーキーもどうやらワタシを知っているようで、尻尾をゆらんゆらんと振る。こうなると何がなんでも名前位思い出さなくっちゃ!!


おばあちゃまは、92歳だそうで、なので、片手に杖替りにコロコロカート、もう片手にヨーキーのリードを持って歩かないと、転びそうになるんだとか。

でも92歳には見えない、お顔はつやつやだし、なにより、黒づくめのスカートと上着で、まるで「黒あり」がまっすぐ立っているようなのだ

「お若いです、背中も真っ直ぐだし、なにより、お肌のつやがよろしいですね~」と言ったら、

「せやけどな~あちこちガタが来てますねん。ここのね(とデコチンを指さして)ところに『脳腫瘍』がありまんねん、せやけど、これは、今注射でおとなしゅうなってんねんけど、今度は大腸がんになってねえ、食べる物に難儀してますのや。

食べへんかったら、痩せるし、しんどいし、食べ過ぎたらチョーネンテンになりますねん、もうなんべん病院行ったかわからしまへん。はよお迎えが来て欲しいですわ」

「そ、そんな~、誰の助けも借りずにお歩きになってらっしゃるんですもの、エライわ」


「それになあ、何でも食べなあかんのですけどなあ、どのくらい食べたら、あんたみたいに『ふっくら』なるんやろねえ」ですって

Σ(゚д゚lll)ガーン

そりゃ、おばあちゃまは40キロなさそうだけどさ、私はそれ以上あるけどさ、いっちゃん気にしている事をぐさりと突かれて、へなへなと崩れ落ちそうになった(ちょとオオゲサ?)

お別れを言って、お散歩を続行したのだけれど、何だかなあ・・・私ってそんなにオデブ?

私ってドラエモン型?お散歩している人みんなそう思っているのかな。

あら、フクちゃんと同じ体型の胴長短足ついでに、むちむちのオデブな所がそっくりな飼い主が来たよ、飼い主と犬って似ると言うけどほんまやね~って

ああ、お散歩行くのが嫌になってきた。