ＡＤＤ ＥＸＰＲＥＳＳ

世界中で２人しかしらない現実、わたしは今「腱鞘炎」まっただ中なのである。

２週間位前に、鉤針編みをしていて、コンダクターのように、手首を振り回しながら編んでいたら、以来、手首が「ダメデゴンス」状態なのである。

所謂「使い傷み」っちゅうヤツかねと自己診断をして、シップを貼り、成るべく動かさないようにしていたのに、ああ、ちっとも良くならない。

そろそろ「何かしたい病再発」し、かと言って、細かい動きは出来ないので、どうしたもんかと悩みに悩んで買ってみた

コレ



ハンドルをくるくる回すだけで、筒状の何かができるという編み機である。

靴下編み機の小さい版である。編み方はYOUTUBE　先生に習ったので、到着次第すぐ出来る筈だった。

靴下編み機で、随分鍛えられたものね。こんなおもちゃみたいなモノが出来ない筈が無い！



うん・・・うん、、、出来るっちゃあ出来るが、説明書に

「もし、途中で目が落ちていたら、最初からやり直しましょう」なんて、身も蓋もない事が書いてあるのが気がかりである。

オソルオソルハンドルを回してみると、うん、何だか靴下編み機程悪戦苦闘せずに済みそうだ。

手首も動かさなくても、機械が動いてくれるし。

手始めに、「一玉でニットキャップが出来る」という毛糸をセット。





あっと言う間にニットキャップ出来上がり。



制作時間僅か2時間♪
被ってみたら、まあ、ぬくいのなんの。頭にアセモができそう(^^ゞ

楽しくて、せっせと編む。

色違いで編む。お飾りは随分前リボンレイにハマッテいた頃習ったブローチ。



並太白に、ハマナカグラデーションモヘアをからませて編む。始末をしたら、ヘアブラシでモヘアを立てれば、もっとふわふわモコモコになる筈。





野呂さんのくれよんも編んでみた。今から始末をするんだよ。



と、ここまでは楽しかったんだけど、良く考えてみたら、「頭一つしか無いぢゃん！こんなに作ってどうする？」

しかも、「くるくる回すと、こんなのが出来る」と分かったら「飽きた」

ADDの難を言えば、針と針の間が遠すぎて、綺麗に目が揃わない。もう少し小さな針で、間隔を狭めたら、もっと綺麗な編み目になるのに。

針と間隔から思えば「極太」が最適のようだが、かけると、機械が「いやでごんす」とダダをこねる。

慣れたらいいんかな。今の所「並太」或いは「中細二本取り」が精一杯である。

キャップを作るのに、途中で、被り口を二重にしなくちゃいけない。その間機械はお休みしてもらって、手作業で、一目一目かけて行くのだけど、この「お休みしている間（５分位）にデジタルカウンターが消える(-"-)」
これは、明らかに「アカン」やろ

決定的に「アカン」と思ったのが、この針には「ベラが無い」これは買う迄分からなかった。編み物をする人なら分かるだろう「ベラ」

これが無いんざますの、おくさまっ！ここ、ポイント。
「引き返し」も「増目、減目」もでけしまへん。勿論「ゴム編み」もあきまへん。

今回購入したのは４６目だけど、２２目という小さい物もある。「大は小を兼ねる、欲しくなれば買えばいいや」と大を購入したが、小は・・・・イランな。

キャップも「千円で売ろうか」という迷案も出たけど、毛糸が「１２９６円」じゃもの。作れば作る程赤字ってさ～～。ほんま「イランもん買うたな」と後悔しきりなのよ。