だっくす天国+わくわくハンドメイド

ダックスが好き、編み物も好き

老兵は去るのみ

2024年06月02日 | 手芸
娘は、兄弟の3人きょうだいで、どちらかと言うとアウトドア派で、病院へ行くのは、外科ばっかりだった。

男の子達は、アカンボの頃は、ひ弱で、しょっちゅう熱を出し、脇に抱えて小児科通いしていたものだ。

私は要領のキャパが狭い。子育て中は、「仕事80%家事20%」な毎日で、子供にしてやれる事は、できるだけカットしていた。通知表を見た記憶が無いし、3者面談で希望の大学を聞かれ、
「京大がいいです~」と言ったら、先生が目を真ん丸にして「な、何故ですか?」

「卒業式の時に被り物している学生がいて、ウルトラマンが恰好良かったからです」と言って、呆れられたものだ。

編物洋裁も、娘は学校で教わっただけ。家にはミシンも編み機もあったけど、触らせた記憶が無い。

その為、娘は我流であれこれ試行錯誤をしてやっていた(ようだ)

高校生の時、編物の宿題?があって、編物本を読みながら「父親用にアラン模様のセーター」を編んだそうだ。私は編んだ事さえ知らなかった。

それを提出したら、教師が「これは、お母さんに手伝ってもらったものでしょう、ちゃんと自分でやったものを提出しなさい」と言われ、自分一人でやった事さえ認められず、一刀両断にされた事にメゲテ?以来編物をしなくなった。

でも、最近、ワンコ数が減り、時間ができたとかで、ぼちぼち手芸を再開している。

色んな物を作るけど、材料は「ダイソーあるいはセリア」に拘って?いる。
今回も何かチマチマとやっているので、なんだろうなあと思っていたら、可愛いバッグになっていた(*_*)





あれ?確かモチーフしか編んでなかったのに、それがどうして「バッグ」になったの?と問うてみれば、ダイソーで丁度のサイズのトートバッグを売っていたので、回りに縫い付けただけなんだって(あらま・・・)

かわゆいじゃん(;^_^A

それに比べて私は、この冬に向けた大作「トッパー」に取り掛かったものの、どうしても「模様が理解」できない。

「お母さん、いきなり大きなモン作らんと、練習のつもりで、模様編みでコースターを作ってみたらどない?」

「そ、そうやね・・・そうしよっか」と単色毛糸を2色で(これも又色合いの悪い事!)
編んでみた。

何とか要領も分かったような気がしたんだけど、



な~んか違う・・・



「どこか違う~」とウソ泣きをしていたら、娘が

「しかし、何でこんな器用な間違いするかね」と、しみじみと呟いている。こうやって「世代交代」をするのだろうな。

ちなみに、この後娘に「サンプル」を編んで貰ったら、「目からうろこ」が全部落ちました(;´д`)トホホ。